イニシア青砥【相も変わらずきれいなプランだが、単価は強め】56㎡4,398万円(坪単価261万円)

続けて、イニシア青砥。

設計は手塚良樹建築設計畑、施工は田中工務店です。

当物件は総戸数35戸と言う小規模物件である上、1階の3分の2程度のスペースが店舗になるので、エントランスなどのいわゆるマンションの共用スペースに割ける面積が限られているのですが、そこをカバーすべく2階に「青砥スタンド」というスペースをわざわざ設けているあたりは立派ですね。

青砥スタンドには1住戸につき1つロッカーが用意され、DIYスペースやスタディスペースなどとして使うことを想定しているようです。

外観に関しては特別な高級感などはありませんが、イニシアシリーズらしい清潔感のある飽きのこないデザインですし、バルコニー手摺上部に茶系の縁取りがちょっとしたアクセントになっているのも上手に感じます。

前回のイニシア青砥

公式ホームページ
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お部屋は56㎡の2LDK、西向き中住戸です。低層階ではありますが西~南西にかけては戸建を中心とした低層建物が広がっているので圧迫感などはなく日照も問題ありません。

間取りとしては、オーソドックスな中住戸2LDKですね。エレベーターで共用廊下側の片側がえぐられたこういった2LDKは非常に一般的です。

ただ、一般的なプランと異なるのは柱のアウトフレームですね。
読者の方であればご存知の通りイニシアシリーズは「やさしいシカク」をコンセプトに柱のアウトフレームに力を入れることが多く当物件のプランにもそのような様子が窺えます。

当プランにはウエルカムホール設計は採用されていないので玄関周りに特段のゆとりを感じることは出来ませんが、トールスライドウォールを採用した柔軟性の高さはやはり魅力ですし、居室形状が非常にきれいなので効率性的にも申し分ありません。

LDKで12.3畳なのでLD単体で10畳確保出来ていないのはちょっと残念ですが、効率上の問題はありませんので他の部分を充実させた結果ということになるでしょう。

坪単価は261万円。低層階なのでこの水準ですが中層階(当プランは9階までしかない)になると坪単価270~280万円台になってきますし、いくらエリア内では魅力的なポジションとは言えなかなかの単価ですね。

3LDKに比べるとグロスが嵩まない分単価が強めになっているのかと思いきや、66㎡の3LDK南西角住戸は南向きとは言えこちらよりもさらに高い水準になっており、全体的に少々強気な印象が拭えません。

線路沿いとは言え、駅徒歩5分のエクセレントシティ青砥Ⅲは平均坪単価約240万円弱でしたし、貴重な駅徒歩3分ではあるものの突出したスケール感やブランド感のある物件ではないのでもう少し目に優しい水準であって良かったのかなと。

設備仕様面は、食洗機やトイレ手洗カウンターは付いていますが、少戸数のためディスポーザーはなく、水回りの天然石天板仕様などもありません。

管理費は327円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしながらかなり高めの水準になってしまっています。

総戸数35戸の小規模物件ではありますが、面積帯はけして小さなものではありませんので300円/㎡以内には収めて欲しかったですね。

80㎡超のプランにおいては、管理費だけで月額26,900円にもなりますので結構な負担感があります。

駐車場は、敷地内はいずれも平置ですが2台(身障者用含む)のみです。ただ、敷地外(第三者と直接契約で、「紹介」という扱い)に3台確保されているようです。

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