クレヴィア本郷春日ステーションフロント【ウッドデッキ×EN-GAWAベンチ】2階40㎡4,674万円(坪単価386万円)

続けて、クレヴィア本郷春日ステーションフロント。

設計及びデザインはKAI都市・建築研究所、施工は佐藤秀です。

KAI都市・建築研究所は、クレヴィア墨田本所の他、ウィルローズやブラントンシリーズでの分譲マンションの実績がありますね。

外観は小規模物件ということもあるのかそこまで特徴のあるものではありませんが、朱の差し色なども用いたグリッドを強調したデザインは悪くないでしょう。

小スケールも影響し、単価帯ほどの高級感があるかと言うと微妙なところですが、角住戸率90%超という全方位に住戸を設けたフロアプランなど設計面での特徴の少なくない物件でもあります。

また、北側住戸には「再生木のウッドデッキ×EN-GAWAベンチ」を設け、北向きであることのデメリットをカバーする造りとなっている点も当物件の大きな特徴と言えます。

前回のクレヴィア本郷春日ステーションフロント

公式ホームページ
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お部屋は40㎡の1LDK、北西角住戸です。北側は道路の向かいに15階建の文京春日プラッツがありますので、お見合いにはなりますが、低層階はガラス手摺ではないですしプライバシーが気になるような距離感でもないでしょう(都心部では何ら珍しくない距離感ということ)。

間取りとしては、そのウッドデッキとEN-GAWAベンチが大きなポイントになります。

縁側というのは通常日当たりの良い南側に設けられるものだと思いますし、日当たり皆無な北側の窓辺にこのようなベンチがあっても冬場は寒くてベンチ周りに座りたくない気すらするのですが、それだけでは終わっていないのがこの設計の凄いところだと思います。

このベンチは梁の一部で、いわゆる逆梁カウンターよりも背の低い40cmほどの高さになっており、順梁と逆梁の折衷法的な上下位置に梁が存在している半逆梁としたことで天井部の梁のデッパリを抑えることが出来(天井部の梁は上階住戸のベンチの一部でもある)、なおかつ、「ウッドデッキ敷のバルコニーをベンチの高さに合わせたフラットに近い設計」を実現出来ているため、全体として3次元パフォーマンスがかなり高くなっています。

こういった逆梁を活用した設計の1つとしてザ・パークハウス江ノ島レジデンスブラントン日本橋小伝馬町なんかがありますが、当物件はさらに工夫を施したものと言って良いでしょう。

これが日当たりや視界抜けの得られる南側なんかにあったらすんごく魅力的だったでしょうね。

なお、40㎡の一般的な大きさの1LDKなのでそれ以外に多くを語る必要はないかと思いますが、LDの入口付近のデッドスペースが大き目な点、柱の食い込みがわりと顕著な点は気になるところにはなってくるでしょうか。

一方、収納に窓がついているのはかなり珍しい点になりますね。

坪単価は386万円。オープンレジデンシア本郷後楽園の40㎡台は60㎡台などと比べるとかなり単価の高い価格設定で、坪単価400万円を超えていましたし、駅まで10mというコンパクトプランには最高レベルの立地であることを考えてもこなれた水準と言えるでしょうね。

パークコート文京小石川ザ・タワーの40㎡台は最低でも坪単価500万円超(第1期は中層階以上の分譲)だったので、直結か否かの違いはあれど単価差がちょっと大き過ぎるとも感じます。

事実上のLDがかなり小さめですし、洋室の引き戸の開きがやはり中途半端なのでいわゆる40㎡の使い勝手があるかと言うと微妙ではありますが、このご時世としてはかなり意外な単価設定と言えるでしょうね。

設備仕様面は、70㎡以上の高グロスプランにとっては特にディスポーザーがないのは残念ではありますが、スケール的なものからすると仕方のないところではあるでしょう。食洗機、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなどそれ以外は違和感のないものになっています。

管理費は390円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、小規模物件であることが影響しているのかかなり高めの水準ですね。
管理形態も「通勤」ではなく「巡回」ですし結構な割高感があります。

駐車場は来客用と身障者用1台ずつのみでいずれも平置になります。

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