ライオンズ芦屋グランフォート【日本初「ニアリーゼッチマンション」】105㎡7,520万円(坪単価237万円)

久々の関西版です。
関西の物件はあまり取り上げる余裕がないのですが、3月も契約率は80%を超え相変わらず好調な市況ですし、めったに取り上げないだけあって特長のあるものが多くなっているのでぜひご覧いただきたいですね。

マンションを選ぶにあたって色々なマンションを知っているのと知らないのとでは視点が大分変ってきますんで。

ライオンズ芦屋グランフォート。

芦屋川駅徒歩17分、JR芦屋駅徒歩19分の地上5階地下1階建総戸数79戸のマンションです。

駅からはかなり離れた朝日ヶ丘町ということで高低差も半端ないポジションになりますので、住む人を選ぶのは間違いありませんが、バス停までは徒歩1分ですし、さらに徒歩1分には朝日ヶ丘公園、徒歩3分に朝日ヶ丘小学校、そして隣が移転リニューアルしたばかりのセントマリア病院と言う点も少なからず魅力でしょうね。

当物件のポジションは南傾斜ではなく、真逆の北傾斜になってしまっていますので、南面の開放感に欠けてしまうのは少々残念ではあるのですが、南面は小学校などの緑も望める大きな土地が広がっていますし、土地柄80~100㎡台が少なくないゆとりあるプランニングにも心地よさを感じることが出来ます。
また、芦屋界隈ではけして多くないわりとスケールのある物件で、デザイン面への拘りにも注目出来ますね。

なお、私は芦屋に詳しくはありませんし、当ブログでは兵庫県の物件と取り上げること自体が初めてになるのですが、当物件はライオンズらしくエコに力を入れた日本初の「Nearly ZEH-M(ニアリーゼッチマンション)」ということで以前から非常に気になっていたものにもなります。

公式ホームページ
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お部屋は105㎡の4LDK、南西角住戸です。物件の顔とも言える南西頂点部に位置したプランで、西~南東にかけて朝日ヶ丘小学校と幼稚園の緑を望む魅力的なポジションに位置しています。

木々などにより視界抜けこそ得られませんが、日照も申し分ありません。

間取りとしては、敷地形状に沿って南側が雁行設計になっているという点が最大の特徴になるでしょうか。

東側隣戸よりも北側に位置していることで南東方向からの日照が得にくくなっているのは1つのデメリットになってきますが、雁行設計としたことでLDと洋室2が共に二面採光に出来ていますし、さらに幅のあるL字サッシが採用されたことでLDの開放感はかなり増しています。

こういった雁行設計の場合、隣戸側も「ちょっとした角住戸感」を出したいがために、当プランの南東にあるバルコニーのあたりに隣戸の開口部(西に向かっての開口部)が設計されることもありますが、そのようにするとこちらのお部屋の開口部との間に斜め方向の見合いが生じてくるので、このような大々的なLDの開口部は設計出来ません。

当プランは角住戸なりに開口部を重視した設計であり、そのような甲斐もあってか隣戸よりにバルコニーが設けられているというのも興味深い点になるでしょう。

見ての通りLDのL字サッシ周りは柱・梁を空中にアウトフレーム化していますし、100㎡を優に超える面積がありながら柱がほぼ完全にアウトフレーム化されているというのも非常に素晴らしいことと言えるでしょうね。

関西以上に採算上厳しい近年の首都圏物件ではこんな気の利いた設計はそうそう見ないですよねぇ…。

当物件は交通面で難のある物件というのもあるのでしょうが、日本初「ニアリーゼッチマンション」という十分な特長があるわけですし、さらに設計面でも頑張っているというのは立派だと思います。

坪単価は237万円。さらに駅距離のあるポジションにはなりますが、2010年に分譲されたブランズ芦屋パークフロントは平均坪単価約160万円でしたので平均でも220万円ほどになるであろう当物件はこのご時世なりにしっかりと値上がりしている様子が窺えます。

ただ、芦屋界隈では多くないスケール感のある物件ですし、ニアリーゼッチなどのスケールを活かしたからこその取り組みがなされたことで差別化要素には事欠きませんので価格帯とのバランスはけして悪くないと思います。
面積が大きいのでグロスは少々嵩みますけど曲がりなりにも芦屋の物件ですからね。

また、普段は首都圏の物件を中心に見ているので余計に…というのもあるかもしれませんが、首都圏の物件は駅距離のある物件でもこういったゆとりあるプランニングがなされることはほぼなくなってきているのでこういった面積と共にパフォーマンスも上げた提案というのは非常に心地よく感じます。

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