シエリアタワーなんば【定借ならではのこなれたグロス×圧巻のサッシ】8階64㎡3,870万円(坪単価199万円)

続けて、シエリアタワーなんば。

設計はIAO竹田設計、施工は日本国土開発で制振構造が採用されています。
※制振装置は30階建ながら3~18階とおよそ半分程度のフロアにしか設けられておらず、コスギ3rdアヴェニューザ・レジデンスで指摘したようなこのご時世なりのセコさを感じずにはいられませんが…。

なお、外観はダークブラウンを基調としたシックなトーン、かつ、先ほどの角住戸に見られるようにコーナー部分にはダイナミックなFIXサッシを施したことで透明感の高いものとなっているのですが、全体として洗練された雰囲気があるかと言うと少々微妙な印象があるのも事実ですね。

総戸数220戸はタワマンとしては大きな方ではなくエントランスを2層吹抜、また、スカイラウンジを設けるなど抑えるべきところは抑えた物件ですが、ここ数年の大阪都心部は本当に次から次へとタワマンが出てきているわけで、どことは言いませんがスケールある物件の共用部はかなり見映えのするものとなっていますのでそういったものと比べてしまうと若干の物足りなさはあるのかな、と。

内廊下の雰囲気はかなり高級感があり素敵なのですが、各階ゴミ置場がないのも残念に感じます。

前回のシエリアタワーなんば

公式ホームページ
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お部屋は64㎡の2LDK、北西角住戸です。低層階なので北側はそう遠くない距離で視界を塞がれ、かつ、西側は近い位置に高速道路があるものの、西方向には視界抜けが得ることの出来るポジションです。

間取りとしては関西の物件らしいわりと大きな2LDKになるのですが、ただそれだけではなく窓がとかく充実したプランになりますね。

北側・西側共に柱を除いたほぼ全てが窓になったプランで(高さ的にも足元から梁下まで)、特にLDKは圧巻です。

洋室1の形は別の意味で凄いですし、わりと目立つ位置からのリビングインとなる洗面所も微妙っちゃ微妙ですが、玄関廊下はクランクインアプローチでプライバシー面への配慮がなされていながらもコンパクトに出来ている点にも好感が持てますね。

この大きさの2LDKならば浴室は1317ではなく1418であって欲しかったとは思いますが…。

坪単価は199万円。高層階は坪単価230万円超なので高速道路の近いことが加味されてはいるものの、この階でも一部に視界抜けが得られますし、近年のマンション価格高騰で大阪都心部のタワマンのグロスはかなり嵩んできていることを考えるとこのグロスに魅力を感じる方は少なくないように思います。

定借でも所有権に比べ「せいぜい90%程度の価格水準」にしか感じられないのが近年の傾向で(定借物件の供給数が比較的多い首都圏物件に見る私の感覚的なものになります)、そういう意味でも当物件は悪くない水準だと感じますし、昨今の大阪都心部のタワマンは坪単価200万円台ですらかなり少なくなってきていますからね。

ただ、当物件の第1期はたったの31戸ということで好調とは言い難い状況ですね。
やはり定借であることが強く影響していると思われますが、ここは地代も98円/㎡と安いですし、もっと引き合いがあっても良いように思いますね。

なお、関西圏では多くない定借物件ですが、関電はシエリアタワー千里中央の実績があります。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機はありますが、トイレ手洗いカウンターすらもなく(プレミアム住戸除く)、少々寂しいものになっています。
ただ、定借物件ですし「なんば徒歩圏のタワマン」を可能な限りお手頃なグロスで提供するというコンセプトは、マンションが高騰するこのご時世において少なからず意味のあるものと感じますね。

管理費は232円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付ですが、首都圏よりもかなりリーズナブルな傾向のある関西の物件にしては高めの印象になります。
それでも首都圏物件のランニングコストに比べれば遥かに安いのですが、地代98円/㎡もかかってきますので管理費は200円/㎡ぐらいにできていると良かったでしょうね。

駐車場は全88台で機械式です。

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