ピアース東北沢【このデザインなのに「ディアナコート」じゃないんか~い】4階47㎡6,490万円(坪単価455万円)

ピアース東北沢。

東北沢駅徒歩2分、池ノ上駅徒歩6分、下北沢駅徒歩9分、代々木上原駅徒歩12分の6階建総戸数27戸(非分譲住戸1戸含む)のマンションです。

オープンレジデンシア下北沢イーストテラスの南側同じく駅徒歩2分になる物件です。
22年ぶりの東北沢駅徒歩2分だったオープンレジデンシアの後にそれを上回る駅徒歩1分のプレシス北沢公園が分譲中で、そのプレシスの記事で言及したように小田急線の地中化による駅周辺の開発機運が高まっているので今後もマンション供給が増えそうな気がしていますが、ここは単に駅近なだけでなくデザインにも見所十分なモリモトの物件ということで気になっていた方は少なくないのではないでしょうか。

これもオープンレジデンシア下北沢の記事で書いていますが、ここ数年の下北界隈はオプレジ(オープンハウス)とモリモトの物件ばかりが次々と供給されかなり特殊なマーケットが形成されていると感じます。

小さな敷地(小さな物件)が多いのでオプレジやモリモトの戦略とマッチしているのだと思いますがそれにしても偏り過ぎだな、と。

まぁ、どこの物件も基本的に採算が厳しい時代ですし、近いエリア内で続けて供給できることのメリットは少なくないのでこういったことが起こりやすいのかもしれませんね。

ちなみに、当物件は下北沢駅も徒歩9分ですし、そのオープンレジデンシア下北沢イーストテラスや下北沢パークハウスのように「下北沢」がマンション名になっていてもおかしくなかった印象がありますが、実直(?)に東北沢となっている点にある意味好感が持てたりもします。まぁ、下北沢駅徒歩5分にピアース下北沢が既にあるのが最大の理由だと思いますが。

設計は四季建築設計事務所、施工は多田建設、そしてデザイン監修はアーキサイトメビウスです。

「モリモト×アーキサイトメビウス」は本当にお馴染みではあるのですが、「ピアース×アーキサイトメビウス」というのは近年あまり見かけないものでコンパクトプランが少なくないピアースブランドの小規模物件でアーキサイトメビウスが起用されるというのは私の中でちょっとした驚きがありました(一方、最上級ブランドである「ディアナ」はアーキサイトメビウス率が非常に高いです)。

ピアース赤坂はほとんどの住戸が坪単価500万円超となったその立地もさることながら総戸数119戸というスケールもあったのでアーキサイトメビウスが起用されていましたが、基本的にスケールの小さな都市型コンパクトマンションとなることが多いここ数年のピアースシリーズにはアーキサイトメビウス以外のデザイナーが起用されるのが普通で、ピアース赤坂以前となると2015年のピアース学芸大学までさかのぼらねばならないはずです。

で、肝心の物件のデザインなのですが、気持ちがいいぐらい「ディアナコート」ですね(汗)。

プランが40~70㎡台となっており、コンパクト目のプランニングが採用されていることが「ピアース」ブランドを掲げた理由の1つなのだと思いますが、見た目は普通に「ディアナコート」なのでちょっと気持ち悪い(笑)
※けして悪い意味ではないです。マンションオタク系の方であればなんとなくこの感情をお分かりいただけるのではないかと…。

エントランス周りにライムストーンを用いるなどアーキサイトメビウスのデザインは基本的に共通点を感じるものが多いですし、そういう意味ではモリモトの物件に限ったことではないのですが、バルコニー境にまでライムストーンを用いていますしこれはまさに「ディアナコート」クオリティでしょう…(笑)。

立派なお値段の物件ですし「ピアースらしさ」を出して得をする方は特にいないような気がするので別にいいと思うんですけど(汗)。

公式ホームページ
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お部屋は47㎡の1LDK+S、北東角住戸です。北側道路の向かいにはオープンレジデンシア下北沢イーストテラスなどのマンションがあるのでこの階でも視界は抜けませんが、東側は戸建になので多少の視界抜けや日照のあるポジションになります。

間取りとしては、実質2LDKのような形で、このご時世らしい狭小感のあるプランになりますね。

LD隣の3.7畳の洋室は引き戸でLDと隣接しているのですが、引き戸は完全に開け放つことの出来るタイプではなく、引き戸を開いても一体感が高いとは言えないのが残念な点になるでしょうか。

奥行(玄関からバルコニーまでの距離)の浅い設計と出来ているため玄関廊下がかなりコンパクトなのは良い材料で、専有面積のわりに居室畳数は大き目に出来ていると思うのですが、このような居室配置にするのであればウォールドアのような完全に開け放つことの出来るタイプを目指して欲しかったという思いは生じますね。

物入の扉の前に引き戸のレールが来るような設計も可能ですし、実際そういったプランもありますからね。

坪単価は455万円。
物件の平均はこれよりも若干下ぐらいの水準になるはずで、オープンレジデンシア下北沢イーストテラス(平均坪単価約400万円)と比べると高いですが、プレシス北沢公園(平均坪単価約435万円)とはほとんど差のない単価という印象になるでしょうか。

ここもそれら同様に小規模物件にはなりますが、上述のようにディアナと錯覚するかのようなアーキサイトメビウスデザインが採用されたエントランス周りが素敵な物件ですのでデザイン重視の方にとっては魅力ある水準と言って良いと思います。

設備仕様面は、コンパクトプランも少なくない小規模物件ながらディスポーザーがついているのは1つの特長ですし、食洗機、トイレ手洗いカウンター、シーザーストーンのキッチン天板、廊下床のタイル貼などが備わった上々のものです。

管理費は326円/㎡。小スケールの内廊下×ディスポーザー物件ですので想定していたよりもリーズナブルですね。いいお値段の物件ですし(常々言っているようにランニングコストは物件価格(購入者の支払能力)に比例するのが現実)400円/㎡近くなっていてもおかしくなかったと思います。

駐車場は全4台(うち1台は地権者用)で全て平置になります。

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