クリオ藤沢セントラルマークス【15年ぶりの南口徒歩3分内×消極的なプランニング】64㎡5,900万円(予定)(坪単価307万円)

クリオ藤沢セントラルマークス。

藤沢駅徒歩3分(江ノ電は徒歩2分)の13階建総戸数60戸のマンションです。

総戸数60戸という数字はそこそこ大きくはあるものの、プランは30~60㎡台で構成され、そのうちのおよそ60%が50㎡未満となるコンパクトプラン中心の物件になります。

北口では駅徒歩3分のクラッシィハウス湘南藤沢、南口では駅徒歩5分(JR及び小田急)のシティテラス藤沢鵠沼がまだまだ分譲中で、それらが相当数の藤沢駅前ニーズを奪った後にはなりますが、このコンパクトプラン中心のプランニングであれば影響は大きくないでしょう。
※というか、そういった点が考慮されクリオシリーズにしては珍しいほどコンパクトプラン中心のプランニングになったと思われます。「クリオラベルヴィ」だとコンパクトプランばかりになりますが、ここは普通の「クリオ」ですのでかなり小さく感じますね。

ポジションとしては藤沢駅前では有数の物件の1つであるザ・パークハウス藤沢の北側に位置しており、そのザ・パークハウスが屏風のようになり南西面を塞いでいるのは残念です。
ただ、このようなコンパクト中心のプランであればそれが特段のマイナス材料になることはないはずですし、南東方向は中層階以上で抜けが得られますね。

ちなみに、クラッシィハウスの記事で書いているように藤沢駅直結徒歩1分の地にはクリオ藤沢駅前があり、それ以外にもクリオ藤沢七番館など、藤沢駅界隈は古くからクリオシリーズ(明和地所)の存在感の強いエリアでもあります。

南口の駅徒歩3分圏内というのはそのクリオ藤沢駅前以来、実に約15年ぶりの供給ということにもなるようですね。

公式ホームページ
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お部屋は64㎡の3LDK、東角住戸です。南西側のザ・パークハウスの影響を受けず、南東や南方向からの日照に加え視界抜けも享受できる物件内で最もバランスのとれたポジションになります。

間取りとしては、そのようなポジションゆえに物件内で最も大きな面積が確保されてはいるもののそれでも70㎡に満たないもので、他プランとの兼ね合い(コンパクトプラン(単身向け)とファミリータイプが共存する物件においてはそうでない物件よりも生活時間帯などの違いが生じやすく、それに伴い騒音問題などが発生することもある。※あくまで比較した場合に「生じやすい」と言っているだけでそう頻繁にそういった問題が生じるわけではありません)もあるとはいえ少々消極的な印象を受けてしまいます。

南西面を塞がれた駅徒歩3分という立地からするとファミリータイプの割合は少なくて当然ではあるのですが、日照と視界抜けを両立したこの東角ならば70㎡ぐらいはあっても良かったように思うのです。

ただ、アウトフレームに力を入れるクリオシリーズだけあって柱の食い込みは最低限という感じですし、玄関廊下を限界まで短く出来ているのは大いに評価出来る点でしょう。

玄関廊下は一直線なのでプライバシー面は芳しくはないものの、LDKで14.5畳ということからお分かりのようにLD単体で優に10畳超を確保出来ていますし、充実した収納などを見ても64㎡の3LDKには見えません。

⇒ご参考)スムログ「ちょっと得するマンション選び」間取りによる歪み

リビングインのベッドルーム2・3のどちらかは扉を完全に開け放つことの出来る柔軟性の高いものになっていて欲しかったという思いもありますが、ベッドルーム2の方はわりと大きく開けられるものになっていますし、南東面の非常に幅のある連窓サッシと共に空間的な広がりを演出してくれるはずです。

南東面はバルコニーの奥行も十分ですね。

坪単価は307万円。各地で殿様商売を続けるシティテラスの上層階角住戸は坪単価350万円超という水準でしたので、日照と視界抜けの得られる角住戸でのこの単価は「現実的」なものと言えるでしょうね。

シティテラスはともかくそれよりもかなり前に分譲されたクラッシィハウスの販売がここまで長くなるとは思わなかったというのが正直なところで、割安感のあるレベルでこそないものの市況の悪さを考慮したお値段設定と言えると思います。

ちなみに、クリオラベルヴィではなく「クリオ」ブランドを貫いているところを見ると、土地の仕入れ時点においてはもう少し平均専有面積の大きなプランニングを視野に入れていたように思います。
しかしながら、結果として相対的に単価を高く出来る30~40㎡台のコンパクトプランが多くなったことで、こういったファミリータイプ(物件内では大き目のプラン)の単価を多少なりとも抑えることにつながったのかもしれません。

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