クリオ藤沢セントラルマークス【小規模ながら拘りのデザイン×内廊下×ディスポーザー】3階33㎡2,993万円(坪単価302万円)

続けて、クリオ藤沢セントラルマークス。

設計はSD建築企画研究所、施工は小柳建設、そしてデザイン監修にはインタープランデザインセンターの福田氏が携わっています。

インタープランデザインセンターは読者の方であれば幾度となく目にしているはずで、三菱地所のザ・パークハウス実績が非常に豊富な会社になります。
※念のため言っておきますが、南側隣接地のザ・パークハウス藤沢は違います。

ここはコンパクトプランの多い物件ですので一般的なファミリータイプに換算すると総戸数40戸ちょっと程度のスケール感しかないのですが、そんな中でもどこにでもあるような単調なデザインを良しとしないのがインタープランデザインセンターの凄いところと言えるでしょうね。

エントランス周りには植栽豊か、かつ、大きなキャノピーが施されているのも特長の一つですが、それ以上に印象的なのが中上層階(基壇部以外という意味)のデザインです。

13階建というごくごく一般的な高さの物件において、外観に工夫が設けられているケースは非常に少ないのですが、そんな中でも当物件はコーナー部分に石調タイル、さらに縦のラインを意識させるマリオンを一部に施すことで外観にアクセントがあります。

特に石調タイルが施されたコーナー部分は、曲面でこそないものの頂点部の角を落とすことで外観に柔らかさを出しており(前回取り上げたプランご参照)、特徴のあるデザインです。

また、敷地面積は930㎡ほどに過ぎませんが、ちょっとした中庭も用意されていますし、駐車場11台(身障者用及び来客用を含む)すべてを平置に出来ているあたりも特長と言えるでしょうね。

前回のクリオ藤沢セントラルマークス

公式ホームページ
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お部屋は33㎡の1LDK、西角住戸です。南西方向はザ・パークハウス藤沢の影響が強いものの、北西正面方向は戸建になるのでこの階でも視界抜けを得ることが可能です。

間取りとしては、物件内では最もコンパクトなもので、1LDKとしても小さなものになりますね。
LDK8.4畳、ベッドルーム3.8畳といずれも最低限の大きさでしかなく1DKの方がしっくりくる大きさしかありません。

ただ、ベッドルームの引き戸は大きく開け放つことの出来るもので、開いた場合には計12.2畳の大き目の空間になりますし、間取り全体として柱の食い込みがほとんど見受けられない点も良い材料でしょう。

玄関框を斜めにしてまで空間の有効利用を心掛けているようにかなり効率性の高いプランになります。
LDの入口付近の実質的な廊下部分を見るとキッチンはオープンタイプではなく壁側に寄せて(壁向き)しまって良かったような気はしますけれどもね。

坪単価は302万円。前回の記事で書いたように、こういった30㎡台はファミリータイプに比べ単価が幾らか強めになっています。

駅前とは言え藤沢駅界隈にはいわゆるワンルームマンションなどを除きこういったコンパクト目の分譲マンションがほとんどなく参考に資する比較対象が見当たらないのですが、つまるところ、それは元来「購入ニーズ」の多い面積帯ではないとも言えるわけで、そういう意味ではもう少しサプライズのある価格であって欲しかったですね。

設備仕様においては、このスケールのコンパクトプラン中心の物件ながらディスポーザーがついているのは驚きです。
また、食洗機(30㎡台除く)、トイレ手洗いカウンターも付いていますね。

管理費は253円/㎡。ディスポーザー付、かつ、内廊下でのこの水準はかなりリーズナブルなものと言えるでしょう。
この水準で内廊下が冷暖房付(空調のみではない)ならば凄いことです。

駐車場は全11台で身障者用及び来客用を含む全てが平置になります。コンパクトプラン中心の駅前物件なのでこんなものでも十分なはずですが、条例の影響で敷地外(使用者が第三者と直接契約)に25台分確保されています。

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