クレヴィア池袋イースト【同時期の設計とは思えない柱・梁】2階42㎡4,390万円(予定)(坪単価342万円)

続けて、クレヴィア池袋イースト。

設計はIAO竹田設計、施工は鍛治田工務店でこちらも直床になります。
クレヴィア池袋ウエストよりはこなれた価格帯の物件にはなりますし、コンパクトプラン中心の物件とは言えどもこの単価水準での直床はやはり違和感がありますね。

ウエストに続けての分譲でよりお値段の安いこちらが二重床になっていたらそれはそれで大事件になってしまうので予想していたことではありますが…。

ただ、当物件はウエストとは異なり逆梁工法が採用されており、柱・梁のアウトフレームなどウエストとはかなり異なる面が見られるのも確かです。

販売開始時期は違えど(当物件も当初はもっと早くに分譲する予定だったようですが…)、ウエストは今春完成済、こちらイーストは今夏完成予定と、ほぼ同時期に設計・建設されている2物件なのでパフォーマンスに大きな差が生じてしまっていることに違和感がないと言えば嘘になるのですが、ウエストは敷地形状がイーストとは異なり歪でしたからね…。

当物件は全戸南西向きのいわゆる板状的な設計ながら内廊下が採用されていますし、基壇部にダークグレーの美しい天然石を採用するなど、単価帯やその小ぶりなスケール以上の高級感が窺えるという点も良い材料になります。

小規模物件なのでランドプランにゆとりを感じることは出来ないものの、かなり奥行のあるエントランスホールはこのスケールの物件としては見映えのするものですね。

前回のクレヴィア池袋イースト

公式ホームページ
IMG_5526[1]
お部屋は42㎡の1LDK、南西向き中住戸です。やはり南西側春日通りの向かいは38階建のヴァンガードタワーなので圧迫感は不可避ですし、低層階ゆえに春日通りの喧騒がより気になることもあるでしょう。
ただ、低層階でも南南東からの日照をある程度得ることが可能ですし、(逆梁工法を採用したことで)サッシ高2.2mの連窓サッシが採用出来ているので採光面も良好だと思います。

先ほどの55㎡台のプランニングなどと奥行(玄関からバルコニーまでの距離)がほぼ同じなので(板状マンションである以上、そうなるのが普通です)、専有面積が小さな分どうしてもスパンが短くなっているのですが、それでもそのような連窓サッシを採用したことでしっかりとした開口部を設けることが出来ているのです。

また、その奥行の深さをカバーすべくキッチンが動線上に設計されているのも1つの工夫と言えるでしょうか。

この横幅ではオープンキッチン(キッチンを横にする)とは出来ませんので、このようにするしかなかったということかとは思いますが、このようにキッチンを壁向きにしたことでLDKの入口の空間を「お住まいになる方の判断にゆだねている」のは良いことだと思います(※)。
※食器棚などキッチンの一部として使うのはもちろんですが、料理をしない方ならばリビングの一部とするのもアリでしょう。

42㎡の1LDKとしては10.8畳のLDKは小さな方ではあるものの(プランによってはLDだけで10畳となるケースもあるでしょう)、洋室のウォールドアはきれいに開け放つことが可能なものですし、巨大なウォークインとシューズインが完備した収納面での特長も有したプランと言えます。

なお、このような大きさの中住戸でありながら共用廊下側の柱までもがアウトフレーム化されているのは珍しいことで、上述のように敷地形状などの影響があるとは言え、ウエストのプランとのあまりの違いに少々驚かされますね…。

坪単価は予定価格で342万円。角住戸と中住戸の差はあれど同階の50㎡台のお部屋(坪単価330万円ほど)との単価差は小さく、小ぶりな専有面積のわりには単価が抑えられていると感じます。

29㎡の1DKタイプは坪単価約375万円であり、世が世なら40㎡超でも350~360万円ぐらいになっていてもおかしくなかったと思いますね。

前回の記事で書いたように、マンションの売れ行き不振などを考慮した結果、現実的な水準を心掛けていると感じます。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはないものの、食洗機、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンター、さらにタイル貼の廊下などわりと充実しています(1DK除く)。

駐車場は身障者用1台を含む4台で、いずれも平置になります。

0 Comments



Post a comment