プラウド渋谷本町【内廊下は素敵だが、エントランスは控えめ(?)】2階36㎡4,319万円(坪単価396万円)

続けて、プラウド渋谷本町。

設計・施工は鴻池組です。

設計面での最大の特長はやはりミライフル(※)が導入されている点でしょうか。
前回の記事で書いたように北東向き(山手通り向き)のプランの多くは30~40㎡台で、言うならば「キッチンを動かすほどのゆとりがない」プランになりますが、前回取り上げた70㎡の「2LDK」なんかにとっては将来的に心強い存在になるでしょう。
※以前から書いておりますが、昨今のミライフル搭載のプラウドは長谷工設計・施工に限りません。

また、東京都マンション環境性能表示において、15点満点(3点満点×5項目)中、13点と高い評価を得ているあたりにも好感の持てる物件になります。

一方、やや残念なのはデザインでしょうか。

総戸数100戸とは言え、30~40㎡台が少なくなく、最大でも70㎡になる物件ですので過度の期待は禁物です。
しかしながら、この立地・属性の物件であればエントランス周りは2層吹抜で少々派手な印象があるぐらいのものがシックリきたように思いますし、一時期のプラウドのようなインパクトのある植栽も見当たりません。

けして悪いものではないのですが、かなり立派な単価水準となった物件ですし、エントランス周りはもうワンランク上の豊かさや高級感があっても良かったのかな、と。

各戸のアルコーブ周りの側壁までが木目調となった内廊下のデザインは高級感があって良いんですけどもね。

前回のプラウド渋谷本町

公式ホームページ
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お部屋は36㎡の1LDK、南東向き中住戸です。南東向きは細い道路の向かいに当物件と同じような高さのマンションがあり、圧迫感の強いポジションになります。

そもそも前回の記事で書いたように、当物件は主に南西向きと北東向きで構成されているのですが、低層階にはこういった向きのプランニングも存在しています。

間取りとしては、そのようなイレギュラーな向きのプランなりのワイドスパンが興味深いものになります。
最大のポイントは玄関周りで、このプランは廊下らしい廊下がありません。

実質的に廊下になるような部分はあるものの、それもキッチンやLDの一部ですし、非常に効率的なプランと言えるでしょうね。
36㎡の1LDKながらLDKで9.2畳、洋室4.6畳をそこそこの大きさを確保することが出来ているのもそれが理由に他なりません。

収納はかなり少ないですし、洗面所内にトイレがある(しかも扉がない)点は好き嫌いの分かれるところになりますが、少なくとも36㎡という面積以上の使い勝手があり、採光面でも優れたプランということが言えるでしょうか(キッチンは暗いですけど…)。

坪単価は396万円。同じ低層階にある物件内の「面積の大きなタイプ」と比べ単価差は小さく(一般的にはこのようなコンパクトタイプの方が単価が高くなりやすい)、前建の圧迫感が考慮された水準ではあるでしょう。

ザ・パークワンズ渋谷本町の30㎡台と比べると強気な水準という印象は拭えませんが…。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様など違和感のないものになっています。また、30㎡台を除くとLDにビルトインエアコンが付いています。

なお、宅配ボックスは各戸に専用のものがあるわけではありませんが、数としては100個あるのでそうそう一杯になってしまうことはないでしょう(一昔前のマンションだと宅配ボックスがすぐに一杯になってしまうことが少なくありません)。

管理費は360円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付ですので違和感はないでしょう。
ただ、総戸数100戸ながらエレベーターが1基というかなり珍しいケースで、コンパクトプランも多いとはいえ、立派な価格帯の物件ですので多少ランニングコスト(定期点検コストなど)がかかったとしても2基が相応だったように思いますね。

野村不動産はプラウドタワー府中寿町でも驚きの1基設計でしたし、やたらエレベーターを軽視する傾向にあるのはどうしてなのか…。

駐車場は全19台で、うち平置3台(身障者用1台及び小型用2台)、残りの16台が機械式になります。

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