ウィルレーナ浦和常盤【全戸30㎡台とするのが勿体ないポジション?】3階31㎡2,898万円(坪単価309万円)
ウィルレーナ浦和常盤。
所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤3-85-2、4、86-2(地番)
交通:北浦和駅徒歩6分、浦和駅徒歩20分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:13階建、総戸数48戸
ウィルレーナシリーズらしいコンパクトな設計で、全戸30㎡台で構成されたマンションになります。
近年分譲されたザ・パークハウス浦和常盤やシティテラス浦和常盤(分譲中)が至近となるポジションで、通学校が常盤小・中であることからも分かるように、周囲にこういったコンパクトマンションはほぼ見当たりません。
ただ、小規模であることがネックの1つになるとはいえ、ファミリータイプ中心の物件になっていても何らおかしくなかった物件(ポジション)だと思います。
当物件は商業地域なので容積率は400%とそれなりなのですが、少し南に行ったところからは第一種住居地域の容積率200%エリアになっているので高さのある建物が立ちづらく、ドミノ的に南面が塞がれることが少なくないエリアであることを考えるとかなり恵まれたポジションと言えるのです。
設計は千都建築設計事務所、施工は斎藤工業、そしてデザイン監修はリクドの松浦氏になります。
リクドによって個性ある緑化が施されたウィルレーナ森下のようなインパクトこそないものの、グローバルエルシードらしいシック、かつ、端正なデザインになっていると感じる物件です。
エントランスアプローチはゆとりを感じますし、黒と白の大判の大理石調タイルをふんだんに用いたエントランス周りのデザインにも魅力がありますね。
公式ホームページ
![IMG_5744[1]](https://blog-imgs-126.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190611091719e24.jpg)
お部屋は31㎡の1LDK、南西角住戸です。南側道路の向かいには4階建のマンションがあるので視界抜けは得られないものの、わりと距離が離れており日照は何ら問題ありません。西は2階建の建物ですし、視界的にも悪くないでしょう。
間取りは、上述の立地面に加え日照面も鑑みるとこのようなコンパクトにしておくには勿体ない印象すら受けてしまうプランになります。
30㎡そこそこというワンルームに毛が生えた程度の大きさしかない1LDKで、見ての通りLDKとは言いつつも8.3畳しかないので、LD単体で5畳程度の大きさしかありません。
柱がこれ以上ないぐらいきれいにアウトフレーム化された好設計で、居室形状も優れているのでベッドルームの3.2畳も数字以上の使い勝手が期待出来はするものの、とりわけ駅に近いわけではありませんしこの良好な立地を活かしきれているかというと少々疑問の残るプランではあるでしょうね。
また、LDの入口付近のデッドスペースも含め廊下の長さが少々長く感じるプランでもあります。
このような大きさのプランであればオープンキッチンにはせずに、キッチンを壁向きにしてしまった方が効率的な利用が可能だったでしょう。
なお、大きなウォークインのある充実した収納は評価出来る点です。
坪単価は309万円。同じような面積でも北向き住戸は日照が得られない分ややこなれてはいるものの、30㎡台の超コンパクトプランなりの単価水準ですね。
グロスが嵩んでくるファミリータイプ中心の物件ならば平均坪単価260~270万円となるであろうエリアですが、当物件はコンパクトのみということで平均でもこのお部屋ぐらいの水準になるでしょう。
眺望の得られる上層階でも価格はそこまで変わらないので実需であれば上層階なのでしょうが、そもそもここまで面積が小さいと実需でのニーズは限られるでしょうし、やはりどこか勿体ない印象を受けてしまう物件です。
設備仕様面は、コンパクト物件ゆえにディスポーザーがないのは当然としても、水回りの天然石天板仕様や食洗機がないのは残念ですね。
トイレ手洗い器はついていますが、浴室照明はダウンライトではなくブラケットタイプで単価帯を考えるとやや物足りなく感じます。
管理費は285円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下設計の小規模物件なのでリーズナブルな水準です。内廊下にエアコンはついていないのでしょうが(空調のみ)、それでも悪くないでしょう。
駐車場は1台のみで平置になります。
所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤3-85-2、4、86-2(地番)
交通:北浦和駅徒歩6分、浦和駅徒歩20分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:13階建、総戸数48戸
ウィルレーナシリーズらしいコンパクトな設計で、全戸30㎡台で構成されたマンションになります。
近年分譲されたザ・パークハウス浦和常盤やシティテラス浦和常盤(分譲中)が至近となるポジションで、通学校が常盤小・中であることからも分かるように、周囲にこういったコンパクトマンションはほぼ見当たりません。
ただ、小規模であることがネックの1つになるとはいえ、ファミリータイプ中心の物件になっていても何らおかしくなかった物件(ポジション)だと思います。
当物件は商業地域なので容積率は400%とそれなりなのですが、少し南に行ったところからは第一種住居地域の容積率200%エリアになっているので高さのある建物が立ちづらく、ドミノ的に南面が塞がれることが少なくないエリアであることを考えるとかなり恵まれたポジションと言えるのです。
設計は千都建築設計事務所、施工は斎藤工業、そしてデザイン監修はリクドの松浦氏になります。
リクドによって個性ある緑化が施されたウィルレーナ森下のようなインパクトこそないものの、グローバルエルシードらしいシック、かつ、端正なデザインになっていると感じる物件です。
エントランスアプローチはゆとりを感じますし、黒と白の大判の大理石調タイルをふんだんに用いたエントランス周りのデザインにも魅力がありますね。
公式ホームページ
![IMG_5744[1]](https://blog-imgs-126.fc2.com/m/a/n/mansionotaku/20190611091719e24.jpg)
お部屋は31㎡の1LDK、南西角住戸です。南側道路の向かいには4階建のマンションがあるので視界抜けは得られないものの、わりと距離が離れており日照は何ら問題ありません。西は2階建の建物ですし、視界的にも悪くないでしょう。
間取りは、上述の立地面に加え日照面も鑑みるとこのようなコンパクトにしておくには勿体ない印象すら受けてしまうプランになります。
30㎡そこそこというワンルームに毛が生えた程度の大きさしかない1LDKで、見ての通りLDKとは言いつつも8.3畳しかないので、LD単体で5畳程度の大きさしかありません。
柱がこれ以上ないぐらいきれいにアウトフレーム化された好設計で、居室形状も優れているのでベッドルームの3.2畳も数字以上の使い勝手が期待出来はするものの、とりわけ駅に近いわけではありませんしこの良好な立地を活かしきれているかというと少々疑問の残るプランではあるでしょうね。
また、LDの入口付近のデッドスペースも含め廊下の長さが少々長く感じるプランでもあります。
このような大きさのプランであればオープンキッチンにはせずに、キッチンを壁向きにしてしまった方が効率的な利用が可能だったでしょう。
なお、大きなウォークインのある充実した収納は評価出来る点です。
坪単価は309万円。同じような面積でも北向き住戸は日照が得られない分ややこなれてはいるものの、30㎡台の超コンパクトプランなりの単価水準ですね。
グロスが嵩んでくるファミリータイプ中心の物件ならば平均坪単価260~270万円となるであろうエリアですが、当物件はコンパクトのみということで平均でもこのお部屋ぐらいの水準になるでしょう。
眺望の得られる上層階でも価格はそこまで変わらないので実需であれば上層階なのでしょうが、そもそもここまで面積が小さいと実需でのニーズは限られるでしょうし、やはりどこか勿体ない印象を受けてしまう物件です。
設備仕様面は、コンパクト物件ゆえにディスポーザーがないのは当然としても、水回りの天然石天板仕様や食洗機がないのは残念ですね。
トイレ手洗い器はついていますが、浴室照明はダウンライトではなくブラケットタイプで単価帯を考えるとやや物足りなく感じます。
管理費は285円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下設計の小規模物件なのでリーズナブルな水準です。内廊下にエアコンはついていないのでしょうが(空調のみ)、それでも悪くないでしょう。
駐車場は1台のみで平置になります。
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