プレジール入谷【この地にファミリータイプ?その分値段は一昔前】74㎡4,590万円(坪単価204万円)

プレジール入谷。

所在地:東京都台東区千束4-43-2
交通:浅草駅徒歩12分(つくばエクスプレス)、入谷駅徒歩13分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、56戸

揚屋通り沿いに位置した物件で、一言でいうとモロに「吉原」な立地です…。

この界隈にも分譲マンションはそこそこありますが、ここまで吉原感の強いものは少なく、ましていわゆるワンルームマンションなどではないディンクス・ファミリー向けの50~70㎡台中心というプランニングには度肝を抜かれますね。

事実そのあたりのミスマッチが影響してか既に築2年余りが過ぎ去っていますが(ホームページの現地案内図にはまだ名残があるようにもともとは「プレジール浅草」でありなぜか物件名が変更されています…)、その分、価格はなかなかにパンチがありますね。

設計はIAO竹田設計、施工は森組です。
著名なIAO竹田設計を起用しているからと言うと何か薄っぺらく感じるかもしれませんが、当物件の設計・デザインはこれまでのプレジールシリーズのイメージを覆す垢抜けたものです。

白を基調とした外壁に幅・高さ共に十分なダイレクトサッシ(多くのプランで採用されている)を合わせたことで外観は非常に洗練されており、これはいい意味で裏切られました。

クセのある立地条件であることを考慮した結果なのかもしれませんが、外観は本当に素敵ですし設計面でも見所のある物件になりますね(詳細は以下)。

公式ホームページ
IMG_6104[1]
お部屋は74㎡の4LDK、南角住戸です。南西は細い道路の向かいに7階建のマンション、また、南方向仲之町通り沿いにも背の高いマンションがあるので視界的な影響は少なくありません。
ただ、南東方向は低層建物が多くなっており、日照はそこそこ得ることが出来るでしょう。

間取りとしては、74㎡ながら4LDKとなった狭小感のある4LDKになります。

この大きさで4LDKとするのであれば、LDに隣接する洋室の1つはウォールドアを開くことでLDと一体利用できる形が望ましかったでしょうね。洋室3・4共に引き戸の開きが中途半端です。

ただ、この大きさの4LDKでもLD単体で11.3畳というしっかり目の大きさを確保出来ていますし、上述の大きなダイレクトサッシも空間的な広がりに少なからず良い影響を与えることが出来ていると思います。

逆梁工法を採用した物件なのでカウンターによる面積消費はあるものの、その分、窓際天井部から梁をなくすことが出来ていますし、当物件の逆梁カウンターは「高さが低めで圧迫感がない」のも非常に好感の持てる点になります。
開口部が大きいことが特長となることの多いタワマンならばいざ知らず、こういった中層物件においてこのような高さのある逆梁サッシが採用されることは少ないですね。

この大きさで4LDKとし各居室の面積も違和感のないものを目指したがゆえに収納は若干少なめです。しかしながら、玄関の下足スペースにしっかりとした空間を設けるなど角住戸らしいツボを押さえたプランニングはさすがIAO竹田設計と言ったところでしょうか。

坪単価は204万円。いつの時代の新築マンション(築2年以上も経過しているので厳密には「新築」ではなく「未入居」です)なのか、と思ってしまうお値段ですね。

クセが強すぎる立地が考慮されてのものであるのも確かではあるものの、単純に不動産価格が今ほど高くはない時期に企画されたマンションであるがゆえのお値段でもあるのでしょう。

まぁ、ここまで吉原感の強い立地でのファミリータイプの供給は近年見当たらず、妥当なお値段がいくばくかは私もちょっと分からないのですが、極端な話、そういった点をあまり気にしないですむ(?)外国人ファミリーなんかには良いのかも…。

設備仕様面は、水回りの天然石天板やトイレ手洗いカウンターどころが食洗機や床暖房すら無いようです。この単価なら仕方ないかね。

管理費は270円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしなので少々高めではありますね。

駐車場は全11台で身障者用1台のみが平置で、残りの10台が機械式になります。

0 Comments



Post a comment