2019年6月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると6月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数2,259戸(前年同月比15.0%減)
1戸あたり価格5,964万円(前年同月比4.5%減)
契約率65.9%(前年同月比0.1ポイントダウン)
とのことです。

予想に違わず6月も低調な数字になりました。
ただ、契約率はこれでも2・4・5月よりは良くハルミフラッグ待ちの方が相当数いらっしゃることを考えるとそれほど酷い数字でもないような気がしてきました。
まぁ、4~5月があまりにひどかったのでそのように感じるだけとも言えますが…。

なお、価格に関しては今月もほとんど下がりませんでしたね。6,000万円は割り込みましたが、それでもまだ底堅さが窺える水準になります。

今月は都内のシェアが約46%で、4月の約63%、5月の約51%(このぐらいが平均的)に比べかなり低い水準になったので本来ならば平均価格が下がるはずです。
しかしながら、そのようになっていないのには原因があり、毎月計算している億ション比率からその理由は明らかでしょう。
今月6月の億ション比率は約7.7%とかなり高い水準で、都内や都区部(前年同月比37.6%と大きく減少)での供給自体は減っているのですが、億ションの多い都心部だけは未だに「それなりにマンションが売れている(億ションの契約率は9割近い数字)」ということに他なりません。
こういった状況は平均単価が前年同月比で1.0%ダウンに留まっていることからもお分かりいただけるのではないでしょうか。

ちなみに、6月はザ・パークハウス恵比寿プラウド渋谷本町の第1期がありましたが、プラウドは最大でも70㎡だったので最高額住戸でも億に届いていませんでしたし、ザ・パークハウスも50㎡台が結構多い物件だったので億ションはけして多くはありませんでした。

そのため、前月の記事で申し上げているようなザ・コート神宮外苑プラウド恵比寿ヒルサイドガーデンなどのような高グロス物件が寄与した結果なのだと思うものの、それにしても未だに随分売れているんだなぁ…と感じずにはいられないですね。
ザ・パークハウス三田タワーの第1期は7月分よね???

なお、6月は神奈川県だけが前年同月比48.7%と大幅な供給増になっているのですが、やはり前月の記事で名前を挙げたようにリーフィアタワー海老名ブリスコートの第1期1次71戸などがあってのものです。

さて、次月7月ですが、供給戸数自体はやはり低調になるでしょうからそのザ・パークハウス三田タワーの第1期が全体に与える影響は小さくないものと思われます。

また、ザ・パークハウスアーバンス渋谷インプレストコア代官山などの高単価物件の供給もありますが、コンパクト住戸ばかりなのでそれらがグロス(平均価格)へ与える影響は限定的でしょうか。

0 Comments



Post a comment