グランアリーナレジデンス【「優雅な車寄せ×niko and...」による秀逸なグランドエントランス】3階78㎡4,028万円(坪単価171万円)

続けて、グランアリーナレジデンス。

設計・施工は長谷工で直床です。ドレッセ中央林間も直床ですので、こちらが直床なのは当然の流れと言えるでしょう。

約8,500㎡もの緑化を行っていたドレッセ中央林間ほどグリーンインパクトはないものの、やはり空地率は約60%と高く出来ており、平置・自走式で100%の駐車場を設けている点は近年の物件としては少なからず特長ということになってくるでしょう。

駐車場は敷地北側、敷地のおよそ半分弱を占めており、棟に囲まれ日照がままならないセンターガーデンとの位置関係には一考の余地があったと感じはするものの(自走式と平地が共存しているので難しいところではあるのですが、駐車場を2つに分けるのも一案だった?)、利用料も5,000~6,000円/月とリーズナブルですし、ドレッセにはない魅力を高めることが出来ているのも確かでしょう。

シャトルバスが強く寄与しているのか管理費単価がドレッセに比べかなり高い241円/㎡になっているのはやはり気になる点ですが、中央林間駅近のドレッセに対し、「つきみ野駅徒歩12分×シャトルバス×リーズナブルな100%駐車場(+サイクルポート100%)」という3つの要素が組み合わさったことでお住まいになる方のライフスタイル次第ではあるものの何気に利便性は結構高い物件になっていると思います。
まぁ、前回の記事に書いたようにシャトルバスは未来永劫続くとは限りませんが、逆に言うとそれをなくすことで管理組合の収支に余裕を生み出すことも可能なわけで、初めから絞りに絞ったケチケチな収支計画になっているよりも安心感はあるでしょうね。

なお、共用施設としてはラウンジ、パーティールーム、ゲストルームなどの一般的なものに加え、プレイエリア(キッズスペース)、DIYベースなどがあります。

共用施設はそこまで珍しいものがあるわけではありませんし、総戸数604戸というスケールのわりには大人しい印象もなくはないのですが、その分、エントランス周りは非常に良く出来ていると感じますね。

敷地南東部のグランドエントランスは独立した棟(住棟の下部ではないということ)になっているだけでなく、デザイン的にも非常に素敵なものです。
グランドエントランス棟の前には豊かな植栽と優雅な車寄せが設計されていますし、グランドエントランス内のセンターガーデンを望むグランドラウンジも非常にグレード感のあるものです。デベロッパーは異なりますが、リビオ錦糸町に次いで「niko and...」がプロデュースを行ったものでとても心地よいお洒落な空間ですね。

総戸数604戸というスケールあってのものとは言え、大半のお部屋が坪単価200万円未満となる物件でこのレベルの共用部が作り込まれているのは珍しいことで、マンション価格が高騰するこのご時世なりの頑張りが窺えます。

前回のグランアリーナレジデンス

公式ホームページ
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お部屋はやはりC棟の78㎡の4LDK、南向き中住戸です。低層階なのでD・E棟の影響は小さくないものの、低層階ゆえにセンターガーデンの恩恵も少なくありません。また、D棟と比べると気持ち南東に振られた設計なので南東方向からの日照が入りやすくなっているようですね。

間取りとしては、いわゆる長谷工板状マンションなので田の字ベースのプランが中心にはなるのですが、当物件にはこのようなクランクインの4LDK中住戸も設けられています。

長谷工設計・施工の中住戸4LDKとしてオーソドックスなタイプ(※)ではあるのですが、ある程度スケールのある物件でないと中住戸に4LDKが採用されることはなく、控えめなグロスで4LDKをお探しの方にとっては注目すべきプランと言えるでしょうね。
グレーシアシティ川崎大師河原ルネ本厚木などで採用されていたタイプと同様です。

玄関がプライバシー上非常に優れた位置にあるのに対して、洋室1・2は共用廊下からほとんどセットバックされていないポジションになってしまっているのがウィークポイントにはなるのですが、このタイプはLDK周りの開放感も大きな魅力になるでしょう。

中住戸でもLDを重視したいご家族には最適のプランであり、洋室3の引き戸を開くことでさらなる空間的な広がりが得られるのもポイントの1つになります。

なお、先ほどの角住戸同様に4LDKながら洗面所がリビングインなのは勿体なく感じはするものの、4LDKだとこうするしかないのでしょうね。
3LDKならばこういった専有部形状でも洋室4の位置に洗面・浴室が設計出来ますが…。

坪単価は171万円。当物件のオーソドックスな中住戸は70㎡ちょっとの3LDKであり、それらと比べると面積が大きい分グロスは嵩んでいるものの、4LDKが約4,000万円という水準ならば一定のニーズがありそうです。

ちなみに近隣で2014年に分譲されたデュオヒルズ中央林間は平均坪単価約135万円でしたので近年のマンション価格の高騰を嫌が上にも感じてはしまいますが、ドレッセ中央林間は平均でも200万円を超えていますし、このご時世として違和感のある水準ではないでしょう。

総戸数857戸に続く604戸である以上、この「無難な価格設定」では販売がかなり長期化するのは避けられないのでしょうが…。

設備仕様面は、この価格帯の物件ですので水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターなどの高級感のあるものは見当たりませんが、スケールを活かしたディスポーザーに加え食洗機もついていますので悪くはないでしょう。

管理費は241円/㎡。ディスポーザーはあるものの、スケールメリットが得られる超大規模物件としてはかなり高めの水準です。
ただ、理由は明白で、シャトルバス、リーズナブルな駐車場料金、さらにはコンシェルジュサービス付が影響しているのでしょう。

それでも駐車場をフル活用したい方にとっては悪くない水準ですし、シャトルバスに関しては前回の記事で書いたように利用状況次第では「運行見直し」も往々にしてあることですので「負の遺産」的なものになる心配はないでしょう。

なお、駐車場は上述のように100%なのですが、内訳としては平置100台、自走式504台になります。

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