ブランズ愛宕虎ノ門【ランニングは強烈だが、借地権なりのこなれたお値段】41㎡6,550万円(坪単価522万円)

続けて、ブランズ愛宕虎ノ門。

設計は安宅設計、施工は西松建設、そしてデザイン監修は南條設計室です。

当物件の1つのポイントとなるのが特徴あるランドプランです。
当物件の南西側道路沿いには平屋建の店舗(もともとこの地にあったアイスクリーム屋さんSOWA)が入り、物件自体は南西の通りからは奥まった第二種住居地域側に建てられることになります。

エントランス動線も北西の細い道路側に設けられ、かつ、クランクインアプローチを採用することにより高額物件らしい趣と奥ゆかしさのある設計・デザインになっていますね。

エントランスは2層吹抜などではありませんし、100㎡超のプランなども用意された総戸数93戸というスケールからすると少々こじんまりとした印象は拭えませんが、水景もある中庭、水盤のあるエントランスアプローチなど、高額物件ならではの設えが随所に見られる物件でもあります。

17階建という規模ながら各階にゴミ置場が設けられていますし、総戸数93戸ながらエレベーターが3基(非常用含む)というのも高額物件ならではの贅沢設計と言えるでしょう。

また、外観デザインはいわゆるタワマンではないながらもコーナーサッシなどガラス面を多くしたことで透明感がありますし、マリオンとスラブにより縦横のラインが強調された瀟洒なものです。

前回のブランズ愛宕虎ノ門

公式ホームページ
IMG_6344[1]
お部屋は41㎡の1LDK、北西向き中住戸です。細い道路の向かいにはビルがありますのでお見合いにはなりますが、超都心立地ですので接道しているだけでも悪くはないでしょう。

間取りとしては、オーソドックスな大きさの1LDKになります。近年はマンション価格の高騰で名のあるデベロッパーの物件でも30㎡台中盤~後半の1LDKが見られますが、共用面や専有部仕様にも力を入れた物件ということもあるのかしっかりと40㎡超が確保されています。

北西中央部に柱が存在している影響で柱と柱を結ぶライン上の下り天井が少々気になりはするものの、柱の食い込み自体は抑えられたプランで二次元的な魅力は高いですね。

間取り図からお分かりのようにLDに加え、主寝室、さらにはキッチンにまで床暖房が備わっていますし、さらにはLDだけでなく主寝室にまでビルトインエアコンが搭載されているというグレード感のあるお部屋になります。
この単価帯の物件とは言えこのご時世40㎡そこそこの1LDKでこのレベルの仕様が採用されるのは非常に稀であり、そこいらへんに拘りたい方にはよりお得感のあるプランと言えると思いますね。

坪単価は522万円。借地権である以上究極的に言えば超都心だろうが郊外だろうが「建築コストに諸経費とデベロッパーの利益を乗せた金額」が販売価格のベースになってくるはずでそういう意味ではけして安くはないのかもしれませんが、グレード感のある共用部・専有部からすると建築コストはかなりかかっているはずですし、地代も397円/㎡ならばプラウド虎ノ門の平均坪単価約775万円などと比べリーズナブルな印象がありますね。

借地権が初回50年(以後は30年ごと更新)と長いのも良い材料になります。

ちなみに、同じく普通借地権で地代が136円/㎡ととってもお安い近隣のザ・パークハウス愛宕虎ノ門の直近の成約事例は概ね坪単価420~430万円(眺望の良いお部屋は例外的に500万円ほどの水準)になっていますね。

設備仕様面は、その全室床暖房+ビルトインエアコンに加え、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンター、廊下・水回り床のタイル貼、全熱交換型24時間換気など申し分ないものです。
また、ワイレモとリモコなどといったIoT技術により電気錠や家電を遠隔操作する機能も充実したマンションになりますね。

管理費は612円/㎡。総戸数93戸というスケールで、ディスポーザー、内廊下、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービス、水盤、エレベーター3基とくれば高くなるのは当然ではあるのですが、そうとはいえども結構な負担感があります。月の修繕積立金(150円/㎡)はともかくとして管理費と地代だけで1,000円/㎡を超えてしまうわけで、地代がそれなりなことを考えると管理費はもう少し抑えられていると良かったかもしれませんね。

駐車場は全26台で機械式になります。ちなみに、高額物件らしく回転出来る車寄せがしっかりと備わっています。

0 Comments



Post a comment