ザ・パークハウス三鷹レジデンス【エレベーターはまとめた方が良かった気も…】4階41㎡4,698万円(坪単価375万円)

続けて、ザ・パークハウス三鷹レジデンス。

設計は長谷川建築企画、施工は南海辰村建設で、いずれも近年のザ・パークハウスでの実績が目立つ会社になります。

また、デザイン監修もお馴染みインタープランデザインセンターです。
パリのアパルトマンをデザインモチーフにしたという外観デザインはブラウン調のタイルと北側角住戸に設けられた大きなガラス窓が印象的なものではあるのですが、近年で言うザ・パークハウス文京千石一丁目ザ・パークハウス大宮吉敷町のようなインパクトや差別化に富んだデザインのものと比べるとちょっと面白味に欠ける印象ではあるでしょうか。

インタープランデザインセンターの福田氏によるデザインは個人的にも非常に素敵に感じることが多く、いつも楽しませてもらっているので余計に高いレベルのものを求めてしまうというのもあるのかもしれませんが…。

なお、エントランス周りは三鷹通りからしっかりとセットバックした広がりのある空間で、天然素材を数多く用いた基壇部のデザインも◎ですね。
かなり個性的、かつ、魅力的なデザインが採用されたネベル三鷹と共に三鷹通り沿いを彩ってくれることでしょう。

前回のザ・パークハウス三鷹レジデンス

公式ホームページ
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お部屋は41㎡の1LDK、東向き中住戸です。三鷹通りの向かいに14階建のグローリオ三鷹のあるポジションですので視界抜けや日照は期待出来ませんが、「離隔」という意味ではけして悪いポジションではないでしょう。

なお、ポジション的には南東角なのですが、南側には物件の共用階段がありますし、三鷹通り沿いの隣接建物などとの兼ね合いもあり南側に開口部は設けられていません。

間取りとしては、「三鷹通り沿い×視界抜けが得られない」ポジションということで物件内でもコンパクトなタイプになっています。東向きはファミリータイプ中心の西向きとは対照的な40~50㎡台ばかりのプランニングですね。

なお、見ての通り当プランの北西隣接した位置にエレベーターがあるわけですが、当物件の大きな特徴の1つとして総戸数74戸でエレベーターを2基設け、共用内廊下を2つに分離しているという点が挙げられます。

先日のハルミフラッグのシービレッジの記事でランニングコスト面も含めそういった内廊下を分離した設計についてコメントしているように、長短所ある設計ではあるのですが、当物件の場合は「長」が少ないような…。

ハルミフラッグのシービレッジB棟のように板状マンション(全戸が同じ向きを向いている)で共用廊下を分離した場合には本来共用廊下となる側にバルコニーを設けることが可能で、「中住戸の一部に両面バルコニープランを設計出来るという明確なメリット」があるわけですが、当物件は東向きと西向きで構成されており、フロア中央部に共用内廊下という形なので、当然のことながら共用廊下を分離しても中住戸に両面バルコニープランを設計することは出来ず、共用廊下を分離したことによるプラン面での魅力を感じることは出来ません。

もちろん一般的には74戸ならばエレベーターは1基になるのが普通ですのでエレベーター待ち時間が短くなるというメリットがあるのは言うまでもありませんが、だったら共用廊下を分離することなく全てのお部屋がどちらか特定の1基だけでなく2基のエレベーターを利用(2基を並べて1つのボタンで近い方がやって来るという運用)する形態にした方が待ち時間のバラツキも減りより有用だったような印象がありますね。

共用廊下を2つに分けることでよりプライベート性が増すと言えば増しますが、それでも所詮「4戸1エレベーター」に過ぎませんし、共用廊下を分離したことで共用階段(非常階段)も南北両面に設ける必要が出てきているわけですからコスト面でも疑問なのです。

さて、話をこちらの間取りに戻しましょう…。

41㎡というごくごく一般的な大きさの1LDKなのでそれほど多く語るほどのことはないのですが、この面積帯のお部屋にしてはスパンがしっかりとしているので奥行(玄関からバルコニーまでの距離)が短く、玄関・廊下を効率的な設計に出来ているのは◯でしょう。

先ほどのプラン同様に柱の食い込みや窓際の梁は大いに気になる点ではあるものの、洋室には完全に開け放つことの出来るウォールドアが採用されていますし、空間的な広がりという意味でも悪くないプランだと思います。

坪単価は375万円。先ほどの記事でちらっと述べたように同面積帯のネベル三鷹と比べると気持ち高めではあります。ただ、同様に視界が抜けることのない上層階になると坪単価400万円を超える設定ですし、低層階住戸はネベルとの単価差も小さく、かつ、当物件のファミリータイプと比べた場合にも単価がこなれていると感じるのも確かですね(一般的にファミリータイプに比べこういった面積帯のお部屋は単価高になることが多い)。

駅前とは言え都心部などとは異なり「分譲単価ほど賃料単価が伸びづらい傾向」のあるエリアなので投資的な魅力はそれほど感じられないものの、おひとり様などを中心とした実需であれば魅力を感じやすい水準ではないでしょうか。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、クオーツストーンのキッチン天板、トイレ手洗いカウンターと抜け目ない充実したものとなっています。

管理費は339円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付の総戸数74戸ならば悪くない水準でしょう。40〜50㎡台もわりと多い物件なのでそこまでのスケールはなく、エレベーター2基でのこの単価はむしろこなれているぐらいの印象です。

駐車場は全14台で身障者用を含む4台が平置、残りの10台が機械式になります。なお、うち2台は事業協力者優先区画になるとのことです。

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