ドレッセ都立大学【駅徒歩1分だけでは終わらない】54㎡6,790万円(坪単価416万円)

続けて、ドレッセ都立大学。

設計・施工は淺沼組で、デザイン監修は南條設計室になります。
南條設計室と言えばやはり代表の南條洋雄氏ですが、当物件のデザイナーは南條雄吾氏です。

息子さんなのでしょうか???これまで存じ上げなかったのですが、ホームページを見るとドレッセの他、プラウド、ブランズ、アールブランなど十分な実績のある方ですね。

こういったものは表向き(物件ホームページなど)は代表の名前が出ていても裏では他のスタッフが主としてデザインすることも当然ありますので判断の難しいところではあるのですが、南條設計室は副所長の野呂氏が表に出ている物件もありますし、実際に設計・デザインに主として携わる方の「顔」と「名前」が出ているというのは非常にいいことですよね。

南條設計室の物件はいずれもデザイン的な魅力が高いため、当物件にとりわけ強調出来る点があるとは言えないものの、クランクインアプローチで私邸感を高めたエントランスアプローチからエントランスホールに至るまでの空間はクラシックな雰囲気で南條洋雄氏によるものとはまた異なる印象がありますね。

また、1階部分の階高を十分に設けたことで(フロア数は12ですが建築基準法上は13階建であり、事実上の2層吹抜)、最大天井高4.2mのエントランスホールはかなりの広がりと高級感が窺えるものになっていますし、全体的にシックなトーンで設えた内廊下も価格帯なりのデザインと感じます。

当物件の1階部分には店舗が3区画入るので住宅部分の共用部はそれほどゆとりのあるものではないのですが、アプローチ・ホール共に平均以上のゆとりがあると感じますし、基壇部の繊細なデザインも素敵ですね。

前回のドレッセ都立大学

公式ホームページ
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お部屋は54㎡の2LDK、南東角住戸です。当物件の敷地は前回の記事でもちらっと述べたように目黒通り沿いの一部が地上げできなかったことで歯抜けのようになっています。そのため、先ほどの角住戸のある南西向きの棟とこちら東向きの棟の「トの字」形のような2棟構成になっています。

当住戸は東向きの棟の南端に位置しており、南西方向にはその南西向きの棟が被ってきますが、南側は駅前の歩道なので低層階でも前建までの距離をそこそこ確保することが出来ており駅前物件の低層階としてはけして悪いポジションではないですね。

間取り面での最大の特長はやはり二面に設けられたしっかりとしたバルコニーでしょうね。
容積率400%の商業地域に位置する駅前物件ですので敷地的なゆとりはけして大きくない物件ですし、こういった小ぶりな角住戸でこのようなバルコニーが施されているのは非常に珍しいケースになります。

そのようにしっかりとバルコニーを設けたことできれいにアウトフレーム化された柱、また、一直線とした玄関廊下からも効率性の高さが窺えるプランですね。

先ほどのプラン同様にLDKからベッドルームに至るまでをタイル貼とした仕様をこの面積帯(価格帯)でも採用しているのも素晴らしいですし、駅徒歩1分に頼らない工夫豊かな設計に頭が下がりますね。

坪単価は416万円。30㎡台は第1期では分譲されないものの、50㎡台に比べやはり高めの設定が予定されており、50㎡台は物件内では中間の面積帯になるということもあるのか思っていたよりもこなれた設定という印象です。

ディンクスニーズの少なくない立地条件だと思いますし、良好な共用部・専有部のパフォーマンスからするとこの単価・グロス帯は(このご時世なりに)コスパ的な魅力が少なくないと感じます。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板(側面まで貼り降ろし)、酸素美泡湯(コンパクトプランには一部例外あり)、さらに、アーバンスタイルグレードにはオーバーヘッドシャワーも搭載するなど違和感のないものになっています。

管理費は272円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付での水準ですので拍子抜けする水準です。30㎡台もわりと設けられた物件なので総戸数76戸はけしてスケールが大きいとは言えず、この水準はリーズナブルですね。

駐車場は全18台で身障者用1台を除いた17台が機械式になります。

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