プレミスト東銀座エッジコート【インパクトには欠けるが開口部充実の逆梁設計】14階50㎡7,900万円台(予定)(坪単価約522万円)

プレミスト東銀座築地エッジコート。

所在地:東京都中央区築地7-3-2(地番)
交通:築地駅徒歩5分、新富町駅徒歩7分、東銀座駅徒歩11分、銀座駅徒歩16分、東京駅徒歩28分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:地上14階地下1階建、63戸(事業協力者住戸4戸含む)

先日はアークコートを取り上げましたがこちらはそのアークコートの向かいに誕生する兄弟物件的な存在になります。
アークコートとは純粋に別の物件であり、印象的な曲面形状を採用したアークコートのようなインパクトはなく、スケール的にもアークコートの半分程度にはなるのですが、道路を挟んでアークコートと共に佇むその様はやはりそれなりのオーラを纏っていると感じます。

設計は浅井謙建築研究所、施工は青木あすなろ建設です。アークコートの施工は長谷工でしたし、こちらもそれなりのスケールのある物件ではあるので青木あすなろ建設の起用はちょっと意外ですね。

ただ、設計の浅井謙氏は同様であり、上述のようにあまりに個性的・特長的なアークコートと並んでいても恥ずかしくないものになっています。
アークコートと向き合う北西側バルコニー周りには数多くのマリオンを配置しており、縦のラインを強調したデザインですね。

こちらの敷地形状は整形(L字型ではありますが)ですので、アークコートのような特異な形状にはなっていないのですが、北西に加え南東側も接道していることで全戸の主開口部を道路向きにすることが出来ていますし、アークコート同様に内廊下設計になっているのもポイントの1つでしょうか。

一方、少々残念に感じるのはエントランス周りですね。アークコートの半分程度のスケールしかないとは言え、総戸数63戸自体けして小さなものではなく、エントランス周りが小さくまとまり過ぎな印象があります。

ライバル物件の1つであるレジデンシャル築地は総戸数42戸ながら2次元的にも3次元的にもスケールを感じるエントランスになっていましたし、立派な価格帯からしても少々物足りなく感じますね。
レジデンシャル築地が水準以上なだけで、こちらはこちらで一般的な水準というのが正しいのかもしれませんが、共用面に関してはアークコートに重きを置いた「2物件トータルでの演出」という感じなので、エッジコート単体で見るとちょっと弱い印象があります。

以下のプランをご覧いただくとお分かりのようにアークコートのように特異なフロアプランを採用していないためか、専有部の設計は良好なんですけどね。

公式ホームページ
IMG_6746 (2)
お部屋は50㎡の2LDK、北西向き中住戸です。道路の向かいに同じ高さのアークコートがありますので最上階でも視界抜けは得られません。

間取りとしては、こちらエッジコートの北西向きは1フロア4戸全てが50㎡台になりますので(残りの南東向きは70㎡)、大きな差はないもののこちらのプランが物件内で最も小さなものになります。

敷地にゆとりのある物件の少ないこの界隈や日本橋界隈などで良く見られるハーフバルコニータイプのものにはなるのですが、柱・梁がかなりきれいにアウトフレーム化されているのが素晴らしいですね。

柱が洋室1のさらに外側に出せていることで洋室1内に逆梁カウンターは存在していませんし、クランク部分も含めスパンのほとんどを開口部に出来ているので中住戸ながらかなり採光良好のものになります(洋室1のサッシの前にはデザイン上のポイントになっているマリオンが3本走っているので視界に影響がありはするもののアークコートとお見合いになるポジションなのでこれはこれでアリなのだと思います)。

内廊下設計ということもあり洋室1室が行灯部屋にはなりますが、引き戸を開いた場合のLDとの一体感はまずまずですし、そのハーフバルコニーもハーフバルコニーにしては大きい方になるので空間的な広がりもそこそこ期待出来そうですね。

壁芯面積で50㎡ですので住宅ローン控除は使えませんし、この面積の2LDKということでLD単体で6.9畳しかないなど2LDKとして少々手狭感があるのは間違いありません。しかしながら、この面積帯なりにベストを尽くしている印象ではありますね。

坪単価は予定価格で約522万円。低層階だと440万円ほどになりますので上層階でもアークコートとお見合いになることを考えると少々単価差が大き過ぎなのではないかと思います。

上述のようにアークコートのようなインパクトやランドマーク性がありませんし、共用面も一般的な範疇のものになりますので、プラン面での魅力を考慮してももう少しこなれた水準が相応でしょうか。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石の水回り天板はもちろんのこと、LDにビルトインエアコンがついたまずまずのものです。

管理費は348円/㎡。ディスポーザー付、かつ、内廊下ですがそれなりのスケールのある物件ということで可もなく不可もなくな水準です。
アークコートはさらなるスケールメリット(倍近いスケール)がありながら374円/㎡とこちらよりも高いのはコンシェルジュサービス(人件費が嵩む)が付いているからでしょう。

駐車場は全14台で身障者用1台を除いた13台が機械式になります。

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