ブリリア西国立【久々の駅東・駅近ポジション】2階69㎡4,468万円(坪単価215万円)

続けて、ブリリア西国立。

設計・施工は川口土木建築工業です。

当物件の最大のポイントは前回の記事でもちらっと述べた東西に長い2面接道の敷地形状でしょうか。

南向き住戸率を高められるというメリットに加え、西側に歩行者及び駐車場、東側に歩行者及び自転車と棲み分け出来ているという意味でも魅力のあるランドプランになります。

南側が接道していないのは惜しく感じますが、戸建を中心とした低層建物なので中層階以上で視界抜けを得ることが出来ますね。

一方、やや不思議に感じるのは5階建である点でしょうか。当物件の敷地は第一種住居地域と近隣商業地域に跨っていますが、いずれも最高限度25mの第二種高度地区であり、高度地区による真北方向からの斜線制限を加味してもサウスコートに関しては6階建に出来たように思うのです(最上階だけ南北の奥行を抑えた(北側をセットバックした)ワイドスパンプラン中心の設計がなされることはけして珍しくありません。)。

6階を設計することによりエレベーターの位置や共用廊下の配置にも配慮が必要にはなるものの、サウスコートにより高さを出せれば同じ容積率(延床面積)でもより南向き住戸や視界の良いお部屋を増やすことが出来るのは明白ですし、北側はほぼほぼサミットとこの物件のモデルルームのある駐車場なので少しぐらい高くなってもそちらに与える影響はなさそうですからね(そもそも法の範囲内なので何も問題ありません)。

なお、空地の大半を平置駐車場21台(身障者用1台及び宅配レンタカー用3台含む)、さらにサウスコートの1階住戸に奥行のある専用テラスを設けていることもあるのでしょうが、敷地面積約3,000㎡の物件にしては共用部として魅力を感じることが出来るような豊かな空間は見られず、もう少し何かしらの工夫があっても良かった印象ではあります。

駐車場の全台平置は良いと思うのですが、それでも台数はかなり少ないですしね(だからこその宅配レンタカー3台なのだと思いますが…)。

ちなみに、デザインに関してはエリア内では垢抜けた印象のあるものです。一言でいうとプラウドっぽい…。

前回のブリリア西国立

公式ホームページ
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お部屋はサウスコートの70㎡弱の3LDK、南向き住戸です。2階なので前建(2~3階建)により視界が妨げられるポジションです。ただ、1階住戸には奥行のある専用テラスがついていると申し上げたように、建物は敷地南端からわりと距離を設けた位置に建てられるので、この階でも日照は申し分ないでしょう。

間取りとしては、オーソドックスな田の字ベースのプランになります。
共用廊下側の柱がガッツリ食い込んでいますし、バルコニー側の開口部に連窓サッシなども導入されていない淡泊な印象の強いものですね。

単価的なことから言えば「このようなプランニングでも仕方ない」と思えなくはないものの、上述の西国立駅西側で分譲されたマンションはいずれもかなり苦戦していましたし(物件自体に悪い印象はありませんでしたが、価格はやはり立派でしたので…)、後発ならば尚更特長があって欲しかったという思いはありますね。

洗面所がノンリビングインである点、洋室3の扉がウォールドアになっている点は評価出来ます。

坪単価は215万円。当物件の平均は230~240万円になるでしょうか。
西国立駅からも立川駅からもこちらよりも遠くなるパークホームズ立川錦町こそ平均坪単価約200万円という水準でしたが、ヴィークコート立川ザ・パークハウス立川テラスは共に平均坪単価約270万円という結構な水準でしたので、当物件はあくまで西国立駅に焦点を当てるのであれば悪くない水準と言えるかもしれません。

ただ、上述のように立川駅は徒歩圏とは言い難く、サミットと小学校が目の前という点にどれだけ付加価値を感じるかで評価が分かれてくる物件なのではないかと思います。

設備仕様面は、食洗機はついていますが、水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターはありません。
ファミリータイプの総戸数72戸というスケールならばディスポーザーはあってもおかしくなかったですし、価格帯的にもトイレ手洗いカウンターぐらいあってもおかしくないとは思うのですが、大きな違和感に至るまでではありません。

管理費は247円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしでそれなりのスケールがあることを考えると割高感があります。
エレベーターも72戸では一般的な1基、また、駐車場も機械式がないのでメンテナンスコストもほぼかかりませんし、なぜにこんなにするのかね???

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