ザ・レジデンス六本木【ガーデン×ピロティに面した上品なエントランス】110㎡27,340万円(坪単価821万円)
ザ・レジデンス六本木。
所在地:東京都港区六本木1-113-16他(地番)
交通:六本木一丁目駅徒歩3分、神谷町駅徒歩7分
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:地上23階地下2階建、71戸(事業協力者住戸23戸含む)
パークコート六本木ヒルトップの斜向かいに誕生する森トラストによる物件になります。
森トラスト(グループ会社フォレセーヌによるものも含む)の分譲マンションは森ビルの「~ヒルズレジデンス」のようなランドマーク的なスケール感のあるものはありませんが、直近のフォレセーヌ赤坂檜坂もしかりで好立地の高級感のある物件が多いです。
当物件は森トラストの物件の中ではスケール感のあるもので、67~275㎡という非常に豊かな面積帯(しかも19階以上の高層階は小さなものでも170㎡台。平均専有面積は優に100㎡を超えている)というあたりからしてもただならぬ物件であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
周囲にはそのパークコート六本木ヒルトップの他、住友不動産六本木ファーストビル、六本木ビュータワーなどの高層建物があるため(超高層の泉ガーデンやアークヒルズ仙石山森タワー(レジデンス)も)、タワマンながら視界的な魅力があるのはごく一部の高層階住戸だけにはなるものの、いわゆる大規模タワマンとは異なり「少数の限られた方だけのためのレジデンス」といったような心地よさのある物件に仕上がっており、中低層階住戸にとっての魅力も少なくありません。
設計・施工は竹中工務店で、今年9月に完成済の完成売りになります。
既に当物件の実物をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、南と北の一部を除きほぼ総ガラス貼な感じで遠目に見た場合には若干オフィスチックな印象で無機質な印象を受けるかもしれません。
ただ、敷地北側のガーデン(公開空地)やエントランス周りが見える近影においては無機質な感じはなく、空地率約71%という空地の大半がガーデンとなった敷地北側の豊かな空間構成、さらに、そのガーデンに面した部分にこれまためちゃくちゃ広がりのあるピロティ空間を設けるという出色な設計で、その緑と呼応するかのような木の素材感を表現したエントランス周りの上品なデザインはやっぱり竹中だなぁ…と感心させられるものです。
シンプルながらもしっかりと個性を出せているあたりにも竹中らしさを感じることが出来ます。
ご存知の方も多いように当物件の南側すぐのところで森ビルによる超大規模再開発が予定されているので、森トラストとしても半端なものは創りたくはなかったでしょうし、立地に相応しい芯の通った物件という印象ですね。
この価格帯の物件ならば驚きこそないものの、内廊下に関しても同様に木の素材感を活かした素敵で高級感のあるものですし、コンシェルジュサービス、各階ゴミ置場、ディスポーザー付など、小ぶりなスケールゆえのデメリットも感じられません。
眺望が得られる高層階にラウンジなどがないのは少し残念な要素ではあるものの、この属性の超高額物件で「共用部をシェアするという発想」は必ずしも正解とは言えないでしょうからね。
ちなみに、さしてスケール感はないながらも免震構造が採用されているようです。
公式ホームページ

お部屋は110㎡の3LDK、北西角住戸です。3~13階の中低層階に設けられたプランで、北西方向はパークコート六本木ヒルトップレジデンスとモロにお見合いにはなりますが、道路を挟んではいますし、北方向となる道路沿いには上手いこと高い建物がありませんので、この中層階住戸でも何気に案外視界抜けが得られるという魅力がありますね。
間取りとしては、上述のように高層階はさらにワンランク上の超ラグジュアリープランになっていますので、そういったものと比べると見劣りするものの、そこいらへんのタワマンで言えば最上階にあってもおかしくない豊かなものになります。
ほぼガラスカーテンウォールとなった物件なので柱の食い込みは目立ちますし、共用廊下と住戸の間には耐震性を確保するための強固なコアウォールがあるがゆえの凹凸も少々気にはなりますが、110㎡ともなるとLDKや主寝室、そして洗面浴室などにもゆとりを感じることが出来ますね。
このお値段水準であれば玄関だけでなく廊下も石貼りの方良かったような印象がありますし(一部プランは石貼り)、この面積帯とは言えども廊下が少々長過ぎなためか専有面積のわりにゆとりを感じにくい部分もあるものの(衣装収納が少なめ?)、豊かな開口部を武器とした角住戸なりの魅力は十分なプランになります。
ちなみに、居室中央部の折上部分の天井高は2.7m、その周囲は2.5m、そして窓際の下り天井が2.2mという構成で超高額タワマンなりの設計と言えます。
坪単価は821万円。高層階ならば東側に東京タワービューが出てくる物件ということもあり、最高坪単価は1,200万円を超えてくるのですが、眺望的な魅力が高いとは言えない中層階ということで想像していたよりもこなれている印象になります。
ちなみに、近隣のパークコート六本木ヒルトップ(グレード感のある大き目のお部屋)やアークヒルズ仙石山レジデンス(高層階はオフィスでありレジデンスは中層まで)のリセールでの成約単価は坪単価800万円前後という感じであり、新築でこの単価というのはこのご時世にしては現実的な印象があります。
上述のように森ビルや森トラストでなければまず採用しない全体的にゆとりあるプランニングが採用された物件で、一般的には最上階住戸であってもおかしくない100㎡超であるにもかかわらず、こういった中低層階住戸は「物件内ではプレミアム感を演出しづらい」立ち位置になることが多少なりとも影響しているものと思われます。
設備仕様面は、ディスポーザーや食洗機、トイレ手洗いカウンターなどはもちろんのこと、全室ビルトインエアコンや全熱交換器なども備わっています。
特筆すべき高級感はないものの、このご時世のこの単価帯ならば違和感はないでしょう。
管理費は622円/㎡。そこまでスケールのある物件ではないながらも内廊下、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービスを導入した物件ですのでこのぐらいの水準にはなるでしょうね。
駐車場は全50台で身障者用・来客用を含む3台のみが平置、残りの47台が機械式になります。
駐車場はスロープで地下に降りた先にあり、地下にはむろんサブエントランスがありますので、人目に触れることなく居住階までのアクセスが可能です。
所在地:東京都港区六本木1-113-16他(地番)
交通:六本木一丁目駅徒歩3分、神谷町駅徒歩7分
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:地上23階地下2階建、71戸(事業協力者住戸23戸含む)
パークコート六本木ヒルトップの斜向かいに誕生する森トラストによる物件になります。
森トラスト(グループ会社フォレセーヌによるものも含む)の分譲マンションは森ビルの「~ヒルズレジデンス」のようなランドマーク的なスケール感のあるものはありませんが、直近のフォレセーヌ赤坂檜坂もしかりで好立地の高級感のある物件が多いです。
当物件は森トラストの物件の中ではスケール感のあるもので、67~275㎡という非常に豊かな面積帯(しかも19階以上の高層階は小さなものでも170㎡台。平均専有面積は優に100㎡を超えている)というあたりからしてもただならぬ物件であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
周囲にはそのパークコート六本木ヒルトップの他、住友不動産六本木ファーストビル、六本木ビュータワーなどの高層建物があるため(超高層の泉ガーデンやアークヒルズ仙石山森タワー(レジデンス)も)、タワマンながら視界的な魅力があるのはごく一部の高層階住戸だけにはなるものの、いわゆる大規模タワマンとは異なり「少数の限られた方だけのためのレジデンス」といったような心地よさのある物件に仕上がっており、中低層階住戸にとっての魅力も少なくありません。
設計・施工は竹中工務店で、今年9月に完成済の完成売りになります。
既に当物件の実物をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、南と北の一部を除きほぼ総ガラス貼な感じで遠目に見た場合には若干オフィスチックな印象で無機質な印象を受けるかもしれません。
ただ、敷地北側のガーデン(公開空地)やエントランス周りが見える近影においては無機質な感じはなく、空地率約71%という空地の大半がガーデンとなった敷地北側の豊かな空間構成、さらに、そのガーデンに面した部分にこれまためちゃくちゃ広がりのあるピロティ空間を設けるという出色な設計で、その緑と呼応するかのような木の素材感を表現したエントランス周りの上品なデザインはやっぱり竹中だなぁ…と感心させられるものです。
シンプルながらもしっかりと個性を出せているあたりにも竹中らしさを感じることが出来ます。
ご存知の方も多いように当物件の南側すぐのところで森ビルによる超大規模再開発が予定されているので、森トラストとしても半端なものは創りたくはなかったでしょうし、立地に相応しい芯の通った物件という印象ですね。
この価格帯の物件ならば驚きこそないものの、内廊下に関しても同様に木の素材感を活かした素敵で高級感のあるものですし、コンシェルジュサービス、各階ゴミ置場、ディスポーザー付など、小ぶりなスケールゆえのデメリットも感じられません。
眺望が得られる高層階にラウンジなどがないのは少し残念な要素ではあるものの、この属性の超高額物件で「共用部をシェアするという発想」は必ずしも正解とは言えないでしょうからね。
ちなみに、さしてスケール感はないながらも免震構造が採用されているようです。
公式ホームページ

お部屋は110㎡の3LDK、北西角住戸です。3~13階の中低層階に設けられたプランで、北西方向はパークコート六本木ヒルトップレジデンスとモロにお見合いにはなりますが、道路を挟んではいますし、北方向となる道路沿いには上手いこと高い建物がありませんので、この中層階住戸でも何気に案外視界抜けが得られるという魅力がありますね。
間取りとしては、上述のように高層階はさらにワンランク上の超ラグジュアリープランになっていますので、そういったものと比べると見劣りするものの、そこいらへんのタワマンで言えば最上階にあってもおかしくない豊かなものになります。
ほぼガラスカーテンウォールとなった物件なので柱の食い込みは目立ちますし、共用廊下と住戸の間には耐震性を確保するための強固なコアウォールがあるがゆえの凹凸も少々気にはなりますが、110㎡ともなるとLDKや主寝室、そして洗面浴室などにもゆとりを感じることが出来ますね。
このお値段水準であれば玄関だけでなく廊下も石貼りの方良かったような印象がありますし(一部プランは石貼り)、この面積帯とは言えども廊下が少々長過ぎなためか専有面積のわりにゆとりを感じにくい部分もあるものの(衣装収納が少なめ?)、豊かな開口部を武器とした角住戸なりの魅力は十分なプランになります。
ちなみに、居室中央部の折上部分の天井高は2.7m、その周囲は2.5m、そして窓際の下り天井が2.2mという構成で超高額タワマンなりの設計と言えます。
坪単価は821万円。高層階ならば東側に東京タワービューが出てくる物件ということもあり、最高坪単価は1,200万円を超えてくるのですが、眺望的な魅力が高いとは言えない中層階ということで想像していたよりもこなれている印象になります。
ちなみに、近隣のパークコート六本木ヒルトップ(グレード感のある大き目のお部屋)やアークヒルズ仙石山レジデンス(高層階はオフィスでありレジデンスは中層まで)のリセールでの成約単価は坪単価800万円前後という感じであり、新築でこの単価というのはこのご時世にしては現実的な印象があります。
上述のように森ビルや森トラストでなければまず採用しない全体的にゆとりあるプランニングが採用された物件で、一般的には最上階住戸であってもおかしくない100㎡超であるにもかかわらず、こういった中低層階住戸は「物件内ではプレミアム感を演出しづらい」立ち位置になることが多少なりとも影響しているものと思われます。
設備仕様面は、ディスポーザーや食洗機、トイレ手洗いカウンターなどはもちろんのこと、全室ビルトインエアコンや全熱交換器なども備わっています。
特筆すべき高級感はないものの、このご時世のこの単価帯ならば違和感はないでしょう。
管理費は622円/㎡。そこまでスケールのある物件ではないながらも内廊下、各階ゴミ置場、コンシェルジュサービスを導入した物件ですのでこのぐらいの水準にはなるでしょうね。
駐車場は全50台で身障者用・来客用を含む3台のみが平置、残りの47台が機械式になります。
駐車場はスロープで地下に降りた先にあり、地下にはむろんサブエントランスがありますので、人目に触れることなく居住階までのアクセスが可能です。
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