グランドメゾン代沢三丁目【地上1〜2階の吹抜エントランス】3階88㎡14,300万円(坪単価537万円)
続けて、グランドメゾン代沢三丁目。
設計は宮川憲司建築事務所、施工は日本建設です。
宮川憲司建築事務所はグランドメゾン西原三丁目の記事で言及しているように、グランドメゾンの高額ラインでは非常にお馴染みの設計会社で、先日取り上げたばかりのグランドメゾン目白レジデンスもしかりですね。
当物件はグランドメゾン目白レジデンスよりも総戸数は少ないのですが、目白の最大85㎡に対し、「最低でも83㎡×半数以上を100㎡超」というかなりゆったりとしたプランニングを採用しており、それに伴いさらなるスケール感・高級感を彷彿させる仕上がりになっていると思います。
エントランスラウンジは総戸数なりの小ぶりなものではあるものの、エントランスホールは2層吹抜、しかも地下1階と地上1階の2層とかではなく、地上1~2階の2層吹抜であるあたりも非常に贅沢に感じます。
接道が敷地北側だからこそ実現したものとは言え、1低の地上3階建でこういった1~2階にかけての2層吹抜を採用することによる住戸プラン(住戸配置)への影響は小さくなく、その空間から受ける印象以上に価値のあるものだと思います。
エントランスホールに加え外観にもライムストーンを多用しており、アーキサイトメビウス風(主にモリモトのディアナコート)のデザインも評価出来る点です。高額物件ではわりとよく見かける感じで面白味に欠けるというのはありますが…。
エントランス脇にはもちろん積水ハウスの十八番である石積みも施されますし、グランドメゾン成城レジデンスのような驚きこそないものの高いレベルで纏まった物件という印象です。
前回のグランドメゾン代沢三丁目。
公式ホームページ

お部屋は88㎡の3LDK、北西角住戸です。建築基準法上の2階住戸であり、西側は同3階建のグランドヒルズ代沢がありますので視界的な影響があります。
ただ、北側道路の向かいは豊かな木々が茂る庭を有した邸宅で、この2階住戸からの眺めは悪いものではありません。
間取りとしては、物件内では小さめではあるものの、狭小プランのオンパレードとなることも少なくないこのご時世においては十分過ぎるほどの大きさのあるファミリープランになります。
ファミリープランであることを考えると日照がほぼ期待出来ないという点が気にはなるのですが、やや南北に長めの敷地形状的にこういった向きのお部屋が生じるのは仕方のないことですし、安易に50~60㎡台などをプランニングしていないあたりは流石と言えるでしょう。代沢二丁目の邸宅街にフィットした好感の持てるプランニングです。
総戸数13戸の小規模物件なので住民の方同士はほぼほぼ顔なじみになるはずですし、やはり面積差が大きいのは色んな意味で良いものとは言えません。
なお、先ほどのプラン同様にバルコニー側の柱ですら食い込んでおり、面積が小さくなった88㎡では余計に気になる点ではあるものの、低層建なので柱は細め、また、下り天井(梁)もそれほど目立たないものです。
また、この面積でもダブルボウル(※)を採用しているあたりは非常に魅力的ですし、プライバシー面では難がありつつもこの面積帯で玄関廊下を限界までコンパクトにしているあたりはむしろ評価出来る点になると思います。
※当物件は驚きの全戸ダブルボウル設計
仮にこの88㎡が物件内で最も大きなプランだった場合においては、このような玄関周りのプライバシー面に難のある設計はどうかと思うのですが、物件内で小さめのプランがこれなのであればアリだと思いますね。
効率性を重視したことでそのダブルボウルの洗面所の他、1620の浴室、広めのLDK及び主寝室、そして収納面での充実を図ることが出来ており、一般的な90㎡以上のお部屋に匹敵する使い勝手があると思います。
この面積帯だと全てに魅力あるプランを実現するのはなかなか難しいところで、物件内では小さめのお部屋なりに特色を出しているという点は評価出来ますよね。
坪単価は537万円。建築基準法上の地下住戸には坪単価400万円台中盤のものもありますが、地上階だと北向き(主開口部)でもこの水準になります。
視界条件は悪くないと言えども少々強めの印象ではありますね。
直近のオープンレジデンシア代沢二丁目が平均坪単価約420万円、2013年のディアナコート代沢翠景が平均坪単価約375万円という水準であり、物件内で条件の良いお部屋でもなく100㎡超プレミアムもないお部屋の単価がこの水準というのはこのご時世とは言えども強気な印象を受けます。
設備仕様面は、少戸数でも当然のごとくディスポーザー付、そして、食洗機、ミストサウナ、水回りの天然石天板仕様、天然石カウンターの浴室、LDビルトインエアコンなど価格帯なりの充実したものです。
また、掃き出し窓にはフラットサッシが採用されているのでバルコニーにウッドデッキ(オプション)を敷くと一切段差のない心地良い空間が実現します。
なお、エネファームも搭載された物件になりますね。
管理費は460円/㎡。かなりの小規模ながらディスポーザー付、かつ、内廊下としていますので違和感はないでしょう。
駐車場は全8台で機械式になります。
設計は宮川憲司建築事務所、施工は日本建設です。
宮川憲司建築事務所はグランドメゾン西原三丁目の記事で言及しているように、グランドメゾンの高額ラインでは非常にお馴染みの設計会社で、先日取り上げたばかりのグランドメゾン目白レジデンスもしかりですね。
当物件はグランドメゾン目白レジデンスよりも総戸数は少ないのですが、目白の最大85㎡に対し、「最低でも83㎡×半数以上を100㎡超」というかなりゆったりとしたプランニングを採用しており、それに伴いさらなるスケール感・高級感を彷彿させる仕上がりになっていると思います。
エントランスラウンジは総戸数なりの小ぶりなものではあるものの、エントランスホールは2層吹抜、しかも地下1階と地上1階の2層とかではなく、地上1~2階の2層吹抜であるあたりも非常に贅沢に感じます。
接道が敷地北側だからこそ実現したものとは言え、1低の地上3階建でこういった1~2階にかけての2層吹抜を採用することによる住戸プラン(住戸配置)への影響は小さくなく、その空間から受ける印象以上に価値のあるものだと思います。
エントランスホールに加え外観にもライムストーンを多用しており、アーキサイトメビウス風(主にモリモトのディアナコート)のデザインも評価出来る点です。高額物件ではわりとよく見かける感じで面白味に欠けるというのはありますが…。
エントランス脇にはもちろん積水ハウスの十八番である石積みも施されますし、グランドメゾン成城レジデンスのような驚きこそないものの高いレベルで纏まった物件という印象です。
前回のグランドメゾン代沢三丁目。
公式ホームページ

お部屋は88㎡の3LDK、北西角住戸です。建築基準法上の2階住戸であり、西側は同3階建のグランドヒルズ代沢がありますので視界的な影響があります。
ただ、北側道路の向かいは豊かな木々が茂る庭を有した邸宅で、この2階住戸からの眺めは悪いものではありません。
間取りとしては、物件内では小さめではあるものの、狭小プランのオンパレードとなることも少なくないこのご時世においては十分過ぎるほどの大きさのあるファミリープランになります。
ファミリープランであることを考えると日照がほぼ期待出来ないという点が気にはなるのですが、やや南北に長めの敷地形状的にこういった向きのお部屋が生じるのは仕方のないことですし、安易に50~60㎡台などをプランニングしていないあたりは流石と言えるでしょう。代沢二丁目の邸宅街にフィットした好感の持てるプランニングです。
総戸数13戸の小規模物件なので住民の方同士はほぼほぼ顔なじみになるはずですし、やはり面積差が大きいのは色んな意味で良いものとは言えません。
なお、先ほどのプラン同様にバルコニー側の柱ですら食い込んでおり、面積が小さくなった88㎡では余計に気になる点ではあるものの、低層建なので柱は細め、また、下り天井(梁)もそれほど目立たないものです。
また、この面積でもダブルボウル(※)を採用しているあたりは非常に魅力的ですし、プライバシー面では難がありつつもこの面積帯で玄関廊下を限界までコンパクトにしているあたりはむしろ評価出来る点になると思います。
※当物件は驚きの全戸ダブルボウル設計
仮にこの88㎡が物件内で最も大きなプランだった場合においては、このような玄関周りのプライバシー面に難のある設計はどうかと思うのですが、物件内で小さめのプランがこれなのであればアリだと思いますね。
効率性を重視したことでそのダブルボウルの洗面所の他、1620の浴室、広めのLDK及び主寝室、そして収納面での充実を図ることが出来ており、一般的な90㎡以上のお部屋に匹敵する使い勝手があると思います。
この面積帯だと全てに魅力あるプランを実現するのはなかなか難しいところで、物件内では小さめのお部屋なりに特色を出しているという点は評価出来ますよね。
坪単価は537万円。建築基準法上の地下住戸には坪単価400万円台中盤のものもありますが、地上階だと北向き(主開口部)でもこの水準になります。
視界条件は悪くないと言えども少々強めの印象ではありますね。
直近のオープンレジデンシア代沢二丁目が平均坪単価約420万円、2013年のディアナコート代沢翠景が平均坪単価約375万円という水準であり、物件内で条件の良いお部屋でもなく100㎡超プレミアムもないお部屋の単価がこの水準というのはこのご時世とは言えども強気な印象を受けます。
設備仕様面は、少戸数でも当然のごとくディスポーザー付、そして、食洗機、ミストサウナ、水回りの天然石天板仕様、天然石カウンターの浴室、LDビルトインエアコンなど価格帯なりの充実したものです。
また、掃き出し窓にはフラットサッシが採用されているのでバルコニーにウッドデッキ(オプション)を敷くと一切段差のない心地良い空間が実現します。
なお、エネファームも搭載された物件になりますね。
管理費は460円/㎡。かなりの小規模ながらディスポーザー付、かつ、内廊下としていますので違和感はないでしょう。
駐車場は全8台で機械式になります。
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