2019年11月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると11月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数3,293戸(前年同月比4.9%減)
1戸あたり価格5,469万円(前年同月比9.1%減)
契約率55.2%(前年同月比1.3ポイントアップ)
とのことです。

戸数はこの11月としては物足りないもの、価格も低調、そして契約率もひどすぎた前年に比べて上がってはいますがそれでも55%と目も当てられない数字が並びました。

でも、ちょっと待って下さい。
11月は前月の記事で申し上げたブランズタワー豊洲の第1期1次450戸、白金ザ・スカイの第1期300戸が予定通り行われているので本来ならばそれらの結果が反映されるはずなのですが、反映されている感が全くないのです…。

11月の超高層物件(20階以上)の発売は「17物件637戸」にとどまっており、それらの契約率が「25.3%」となっていることからもそれらはこの数字の中に含まれていないです。

ブランズタワー豊洲は少なくとも450戸中300戸超の登録が入っていたはずなのでこの契約率はありえませんし(そもそもブランズタワー豊洲の450戸が入っての11月計637戸自体がありえない)、その低過ぎる契約率に加え全体の平均価格からしてもどう考えても白金ザ・スカイもカウントされていないのです。

ブランズタワー豊洲の第1期は10月末から登録開始で11月頭に抽選が行われているというスケジュールだったのですが、もちろん10月の数字(超高層物件は445戸、契約率25.4%)にも含まれておらず、なぜにカウントされていないのか分からんですね。

以前、2016年内から分譲開始されていたはずのパークコート青山ザ・タワーが2016年分ではなく2017年に入ってからまとめて反映されていたということがあったのでこれらも12月以降に遅れてカウントされてくるのかもしれませんが、これらがないことで11月はかなり悲惨な数字になってしまっており、結果これらの数字が市場(市況)に与える(与えてしまう)影響が若干心配になるレベルですね。
平均価格は今年最も低い水準で、2018年9月以来のものになります。

それらが反映されていれば戸数は前年同月比で大幅に増えたはずですし、平均価格も契約率も全く異なる数字になっていたことでしょう。

ちなみに毎月恒例の億ション比率は、約4.3%と近年の平均的な水準と思われる5%を下回っており、そういったあたりが平均価格を押し下げた大きな原因であるのは間違いないでしょうね。

さて、来月12月ですが、ハルミフラッグの第1期2次340戸が既に行われていますので、平均単価はともかくとして平均価格に関しては高い数字になるはずです(きちんとカウントされればね。汗)。

ブランズタワー豊洲や白金ザ・スカイも加わればもちろん数字は大きく伸びますし、12月らしくそれ以外にも第1期を開始する物件が目白押しといった状況(要望書を集めるのに苦労している物件も多いのですが、要望の入っている住戸に関しては来年まで延期するのも得策ではありませんので、発売戸数を減らしてでも年内にとりあえず第1期をやっておこうという物件が多くみられます)ですので、最近ではまずまずの数字になると見ています。

ブランズタワー豊洲や白金ザ・スカイが入ってくるか否かで数字は大きく変わりますのでなんとも言い難いところではあるのですが、特に契約率に注目したいですね。

なお、今月11月は長いこと好調に推移していた近畿圏の契約率が60%ほどと大きく低下しており、近畿圏がこの水準になるのは実に2015年12月以来約4年ぶりのことにもなりますので、来月はそちらも合わせて注目したいと思っています。

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