ヴェレーナ赤羽志茂レジデンス【単価以上のデザインと設備仕様】2階67㎡4,270万円(坪単価212万円)

続けて、ヴェレーナ赤羽志茂レジデンス。

設計はエフティー建築設計事務所、施工は風越建設です。

道路を挟んだ別物件ではあるものの「ツインプロジェクト」を謳っているだけあって、設計・施工に同じ会社を起用し、なおかつ、前回取り上げたプランのように道路沿いのプランにL字サッシを導入したことで1つ1つはけして大きくない物件ながらも2物件トータルで見るとなかなかインパクトのある佇まいが実現しています。

デザイン監修はむろんインターデザインの小寺氏であり、近年導入された「ヴェレーナグラン」ブランドではありませんので従前通りのユーロ色の強いものになります。

そのため、好みの分かれるデザインにはなりますが、当物件は前回の記事で書いたような厳しい市場環境なども加味されたためかかなり力の入ったデザインになっている印象で、スケールで劣るこちらレジデンスのデザインもなかなかのものですね。

プレミアテラスはエントランスが独立した棟になっており、その2階部分にパーティールームなどとしても使えるコミュニティラウンジを施すなどかなり特色があるので、名前で差をつけているだけのことはあるなぁ…という感じなのですが、デザインが生み出す高級感に関してはこちらも全く負けておらず、特に立派なゲートに導かれるクランク動線のエントランス周りの造りは素敵に感じます。

前回のヴェレーナ赤羽志茂レジデンス

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2019-12-13_18-20-42_No-00.png
お部屋は67㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側隣接地は3階建の戸建となる予定で、この低層階は視界が塞がれてしまいます。ただ、日照に関しては問題ないでしょう。

間取りとしては、オーソドックスな田の字ベースのプランにはなるものの、やはりオープンエアスペースを備えた奥行2mのバルコニー×幅広の連窓サッシは魅力的ですね。

67㎡の3LDKなのでけしてゆとりのあるものではなく、共用廊下側の柱の食い込みがもう少し抑えられていると良かった印象ではあるのですが、洋室全室及び洗面所の入口を引き戸としていることで有効面積を大きく出来ていると言えます。

坪単価は212万円。前建の影響が考慮された物件内で下限の水準になります。
ザ・パークハウスオイコス赤羽志茂の下限とほぼ同じでありお値段を合わせてきた感じなのでしょうね。

ただ、こちらの方が若干駅距離がありますし、スケール感(ランドマーク性)やブランド力でも劣ることを考えるとやはりもう少し頑張って欲しかったとは感じますね。

2物件合わせると84戸というそれなりの数を捌く必要がありますし、最悪な市況、かつ、オイコスが長期に渡り需要を奪った後の分譲ともなると、この価格水準ではかなり苦しいのは間違いないところです。

設備仕様面は、1つ1つの物件は小ぶりなものになりますのでディスポーザーがないのは致し方ないでしょうね。
それ以外は食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様、アグアグリーン(活水器)など、この単価帯の物件としては珍しいほど充実しており、ヴェレーナならではといった感じですね。

オイコスがもっと早くに完売していればもう少し上のお値段で売ることを考えていたがゆえなのかもしれませんが、昨今は坪単価200万円台前半でこのレベルの設備仕様が採用される物件は非常に少ないです。

管理費は198円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、レジデンスは総戸数30戸というスケールでしかありませんので悪い水準ではないでしょう。ちなみにプレミアテラスは192円/㎡になります。

駐車場は身障者用を含む全10台でいずれも平置になります。プレミアテラスはほぼ機械式になりますので、プレミアテラスにはない魅力の1つにはなってくるでしょう。

0 Comments



Post a comment