2019年間取り部門①【やっぱり敷地の大きな大規模物件は有利】

本日はいよいよ2019年間取り部門の発表です。
(※念のため毎年毎度言っておりますが、私モモレジの独断と偏見のみで受賞物件を決めております(笑)。対象となる物件は2019年において(おそらく)第1期を行っている物件で、モモレジが知っている物件になります。

ちなみに、間取り部門の選考基準(選考単位)は、基本的に「マンション単位」であり、マンション内の特定のプランだけが素晴らしいなどのケースは基本的に「対象外」としています(全てでなくとも中心となる多くのプランが素晴らしいのであればOK)。

そして、余談的なところで言えば「マンション全体として良い間取り」を実現するのはデベロッパーの意識(採算面も含む)や設計者の技量によるところももちろんありますが、それ以上に影響を及ぼすのが「敷地形状や周囲の建物(接道条件含む)との関係」だと思っています。

すなわち、敷地形状や周囲の建物との関係が芳しくないといくらデベロッパーや設計者が頑張ったところで「全体的」に魅力あるプランを実現するのは難しく(そりゃあ採算を「完全に度外視」すればある程度やりようがありますが、それを言うのはナンセンスでしょう…)、余計なお世話かもしれませんが間取りに魅力がある物件というのは様々な要素が上手いこと(運良く)組み合わさったがゆえの産物であることを意識していただくとマンションを吟味する際の視野が広がるのではないかとも思っております。

【金賞】(順不同)
千住ザ・タワー
プラウドタワー武蔵小金井クロス
(プラウドシティ日吉レジデンスⅡ)

【銀賞】(順不同)
シエリア所沢
シエリア宮崎台
ルネ横浜戸塚
ソルフィエスタ堀切菖蒲園
ソルフィエスタ青砥

【銅賞】(順不同)
アデニウムたまプラーザ
クリオレジダンス横濱ベイサイド
プラウド武蔵新城スクエア
プラウド世田谷砧
パークホームズ日本橋人形町二丁目
アトラス日暮里グレイスコート

【金賞】は、千住ザ・タワープラウドタワー武蔵小金井クロスのタワマン2物件とプラウドシティ日吉レジデンスⅡの予定でした…。

現状はまだ「マンション番付完全版」を公開してはいないので、詳細までは述べませんが、プラウドシティ日吉のようなレジデンスⅠ(2018年)~レジデンスⅡ(2019年)のようなケースは各街区の分譲開始年においてそれぞれ「選考対象に含めていた」と自分の中で勘違いしておりました。そのため、この間取り部門もプラウドシティ日吉レジデンスⅡありきで記事を書いてしまっておりました。

記事内から削除してしまうことも考えたのですが、やはりこのような優れたパフォーマンスを有する物件は一人でも多くの方の目に留まって欲しいという思いもありつつ、とりあえず残しておくという結論に至りました(修正するのが面倒だからじゃないよ…汗)。

やっぱり「Sulatto3(詳細はルフォン板橋区役所前タワーレジデンスの記事をどうぞ)」による「豊かな三次元空間(室内から梁を極力減らすことでサッシ高2.4mを実現)」は今年の物件の中でも類を見ないパフォーマンスで、ミライフルによる充実したセレクトプランも素晴らしいものがありました…。

同じく野村不動産によるプラウドタワー武蔵小金井クロスは、二次元的には賛否ある設計ではあるものの、三次元的には窓際から梁をほぼ排除した2.4~2.5mのフラットに近い天井を実現していたのが素晴らしかったですね。

詳細は個別記事をご覧いただきたいのですが、兎にも角にも眺望に焦点を当て、開口部的な魅力を高める(高さ制限が緩いエリアが多く階高が確保しやすいことも多分に影響している)湾岸エリアのタワマンにおいては近いパフォーマンスの物件が存在していますが、内陸部、まして、この価格帯の物件でのこのパフォーマンスは非常に価値のあるものだと感じましたね。

ラストは千住ザ・タワーです。
全方位に住戸を無理なく設けることが出来た板状型のフロアプランを実現した物件で、最大の特長は多くのプランで実現した美しいワイドスパンになります。

角住戸においては、玄関周りの広がりのある設計も目を引きましたし、梁・柱が食い込んでいることも少なくないダイレクトサッシのある窓際の造りも秀逸でしたね。
サッシ高こそ特筆すべき水準ではないものの、柱・梁をダイレクトサッシのさらに外側に排除した設計で、室内空間は非常にスッキリしたものに出来ていました。

こういったタワマンなどの大規模物件においては敷地の自由度が増しますし、敷地が大きい分、周囲の建物の影響も受けにくくなりますので、やはりプラン面に魅力があるものが生まれやすいという背景がありますね。

ちなみに、ハルミフラッグは選考対象から除いております。
ハルミフラッグはあまりに特殊な物件であり、マンションオブザイヤーに加え、中でも突出していたと感じる販売部門・デザイン部門で【金賞】としたこととの兼ね合いでこちらは選外としました。そうでもしないと毎日ハルミフラッグになってしまいますので…。
超大規模ゆえのプランバリエーション・セレクトプランの豊富さ、さらに、玄関周りのクランクイン設計やメーターモジュールなど幾多の特長を有する物件ではあるので、本来であれば金賞~銅賞までのどこかには入ってしかるべきだとは思いますが…。

【銀賞】【銅賞】の詳細は次の記事でどうぞ。

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