プレシス立川レジデンス【58㎡+34㎡】1階58㎡3,590万円(坪単価204万円)

続けて、プレシス立川レジデンス。

設計はオンズデコ、施工は守谷商会です。

総戸数39戸の小ぶりな物件ということもあり、デザイン面で特筆すべき部分は見当たりません。
ただ、外観・エントランス共に昨今のプレシスの例に漏れずシックなトーンでまとめており、坪単価200万円ほどの物件ということを考えれば悪くないでしょう。

一方、敷地面積は1,300㎡弱と結構大きく、空地率も52%ほどあるのでもう少し敷地にゆとりを感じることの出来るランドプランになっていてもおかしくなかったと思うのですが、空地の大半は19台の駐車場(身障者用を除き機械式)と79台分の駐輪場などで大半が消費されており、強調できる何かがあるわけではありません。

なお、設計面での最大の特長は前回の記事で述べた南東面の逆梁工法でしょうね。
当物件は南東向きに加え北西向きもあり、そちらは一般的な順梁なのでハイサッシが採用出来ていないのは残念ではあるものの、逆梁部分に関しては柱・梁を前方(空中)にアウトフレームした形で逆梁工法の中でもクオリティの高いものになります。

前回のプレシス立川レジデンス

公式ホームページ
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お部屋は58㎡の3LDK、南東向き中住戸です。南東は戸建なので1階でも日照を得ることが出来るポジションになります。

間取りとしては、先ほどのゆとりあるプランとは打って変わって非常にプレシスらしい狭小3LDKになります。

ららぽーとなどの特色ある立地とは言え、都下の駅距離のあるこの立地での58㎡の3LDKはなかなか…ですね。
プレシスシリーズは幾度となく50㎡台中盤の3LDKを供給しているので驚きこそないものの、この立地でのこのプランニングは結構チャレンジングよねぇ…。

共用廊下側の柱も食い込んでいるので効率的とは言えませんし、外廊下物件ながら洋室1室が行灯部屋になっているあたりからもかなり無理している印象を受けてしまうプランになります。

ただその一方で、1室1室を見る限りは案外しっかりとした畳数が確保されていると感じますし、収納も意外なほど充実しています。LD単体では流石に10畳確保するには至りませんが、奥行のあるテラス・専用庭がついていることで空間的な広がりを得ることが出来、テラスや専用庭を上手に使う余地のある方には魅力あるプランと言えるでしょうか。
テラス・専用庭で約34㎡あるので、そこを有効に利用するか否かで使い勝手は全然違うでしょうね。

ちなみに、近隣のパークホームズ立川は専用庭のある1階住戸が数多くプランニングされ、スノーピークとのコラボでその専用庭には「半ソト空間」として「シェード」+1(テーブルセット、テントセットなどから選べる)が付いてくるという面白い試みがなされていました。

坪単価は204万円。2階住戸とほぼ同じ水準で、大きな専用庭・テラスが付いていることを考えれば悪くないでしょう。

前回の記事で書いた通り今の最悪な市況からするともっとパンチのある価格帯を期待したかったところなのですが、50㎡台まで面積を絞ってグロス価格で勝負している以上、単価安は望みづらいところではありますよね。

設備仕様面は、このスケール・価格帯ですのでディスポーザーや水回りの天然石天板仕様はありません。
ただ、食洗機とトイレ手洗いカウンターはついてますし、浴室照明がダウンライトであるあたりも良い点ですね。
ちなみに、床暖房は電気式になります。

管理費は243円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、スケールメリットが得られない小規模物件であることが影響し、高めの水準になっています。

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