パークホームズ川越ザ・レジデンス【秀逸な外観とエントランスアプローチ】3階68㎡4,890万円(坪単価237万円)

続けて、パークホームズ川越ザ・レジデンス。

設計はアトリエシープ、施工は西武建設で直床になります。

総戸数71戸とけしてスケールのある物件ではないのですが、総合設計のアトリエシープに加え、デザイン監修にムービングアーキ、ランドスケープデザイン監修にグランスケープと著名な方々を複数起用し、外観を一目見ただけでそこいらへんの物件とは明らかに異なる佇まいを実現した物件になります。

「蔵づくりのまち」川越に馴染むことを意識し格式ある洋館をイメージしたというその外観は、マリオンとリブが印象的な現代建築の王道とも言えるクラシックモダンなデザインでありながら個性もしっかりと兼ね備えたものになっていると思います。

また、56%という高めの空地率が活きた豊かなエントランスアプローチ周りは秀逸で、結界となる門柱、サイドの厚みのある植栽、そして緩やかにカーブさせることでプライバシー面にも配慮した動線も◎ですね。

パークホームズ川越新富町アドーアが駅徒歩1分×イトーヨーカドー下駄履きというあまりに特長的な物件だったということもあるのでしょうが、川越界隈はもともとライオンズの供給が目立つエリアで、三井不動産のブランド力があまり浸透していないという点もこの物件への力の入れ方に影響を与えていると感じます。

むろんエリア最高水準のお値段ということもあるものの、このスケールでこのレベルのデザイン・ランドスケープを追求しているのは立派だと思いますね。

前回のパークホームズ川越ザ・レジデンス

公式ホームページ
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お部屋は68㎡の3LDK、北東角住戸です。低層階ではあるものの、いずれの方角も接道していますし、戸建や平地の駐車場など低層建物の多いエリアになっているので、悪いポジションではありません。
南東方向には15階建のクリオがあるので日照がほとんど期待出来ないのが残念ではあるものの、採光面は全く問題ないであろうポジションです。

間取りとしては、70㎡に満たない3LDKということでこのご時世らしくやや小ぶりなものになります。

ただ、先ほどのプラン以上に玄関廊下を短くしていますし、効率性を重視しつつも玄関下足スペースにしっかりとした大きさを確保しているあたりはやはり評価の出来る点になりますね。

一方、結構柱の間隔が短い設計で、東西の中ほどに食い込んだ両サイドの柱は気になります。
柱による面積消費もさることながら、洋室3はかなり歪な形状で大きさ的にも5畳しかないことを考えるともう少し使い勝手に配慮した設計であって欲しかったと思いますね。

坪単価は237万円。上層階でも250万円ほどの水準であり、ノン南向きゆえか想定していた以上に目に優しいお値段設定になっていると感じるプランです。
同階の東向き中住戸59㎡(2LDK)は坪単価250万円弱のお値段設定ですし、3LDKが南向き中心となる中でのノン南向きゆえにデベロッパーが価格で勝負をしたお部屋(要するにパンダ部屋)ということになるでしょう。

上述のように共用面(デザイン・ランドスケープ)に特色のある物件で、そういった付加価値を考えるとこの単価帯とのバランスは魅力があると思います。

川越駅界隈で言うと2016年のファインレジデンス川越の平均坪単価約215万円、2017年のライオンズ川越プレミアフォートの平均坪単価約240万円、そしてここの約260万円と相場はかなり上昇しており、お隣の2009年のライオンズ川越グランフォートの平均坪単価190万円の時代と比較すると随分高くはなりましたが…。

設備仕様面は、アドーアにはなかったディスポーザーが付いているのはサプライズですね。
ただ一方で、トイレ手洗いカウンターどころか食洗機も付いておらず坪単価300万円近い価格帯のお部屋にとっては特に悲しく感じます。
上述のように直床ですし、もうひと頑張り欲しかったところです。

管理費は259円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付ですのでこの水準は悪くないでしょう。

駐車場は全20台で5台が平置、残りの15台が機械式になります。

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