ライフレビュー川崎久地グランヒル【異端な北向きなりの眺望とプランニング】4階72㎡4,677万円(坪単価213万円)
ライフレビュー川崎久地グランヒル。
所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾6-479-1(地番)
交通:久地駅徒歩12分、宿河原駅徒歩14分
用途地域:第一種低層住居専用地域
階建・総戸数:地上3階地下1階建、108戸
最寄駅までは少々距離のあるポジションではあるものの、そもそも久地駅周りは分譲マンションの供給が少なく、当物件は駅から距離があるなりの落ち着きのある高台の第一種低層住居専用地域という特徴があります。
一低らしく近隣はほぼほぼ戸建なのですが、当物件の敷地は以前三菱ふそうの社宅(南側の向かいの敷地も同様)があったところで、こちらだけでも敷地面積8,400㎡超のスケールがありますね。
府中街道(敷地の北方向)からは少ししか内に入っておらず、こういった駅距離のあるエリアの物件ながら北向き住戸が結構あるのが気にはなるものの、デベロッパーとしては北傾斜の地ゆえの眺望も売りの1つと考えているようです。
そのように基本的に周囲は住宅街になるので買物関係もけして便利とは言えませんが、通学区の長尾小学校までは大通りを越えることのない徒歩5分という距離感ですし、ここいらへんで落ち着きのあるポジションのマンションをお探しの方には注目出来る物件になるでしょう。
なお、ホームページでもアピールされているようにそこまで近くはないものの向ヶ丘遊園跡地(徒歩14分)で温浴施設や商業施設などからなるスケール感のある再開発が2023年の完成を目指し進行中で、そういった楽しみもあるポジションですね。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、北西角住戸です。建築基準法上は3階になるお部屋で最上階住戸になります。上述の北傾斜を活かした北向きの棟のコーナー部分に位置したプランで、一低の低層物件ながら広域に渡る視界抜けが望める稀有なポジションになります。ファミリータイプながら日照がほとんど期待出来ないのはいかがなものかと思いますが、多摩川まで望めるという抜群の抜け感が得られるお部屋になります。
間取りとしては、角住戸としてはやや小ぶりではあるもののしっかりと70㎡超を確保したものです。
最大のポイントはコーナーサッシで当プランのポジションを活かしているという意味では評価出来る点になるでしょう(北西頂点部から柱をオフセットしてまでコーナーサッシを実現している)。
都心部の眺望に重きを置いたタワマンなどであればさておいて、こういった郊外寄りのポジションで日照を犠牲にしてまで眺望を重視したプランニングというのは少々疑問ではあるものの、その眺望を活かした設計をしっかりと採用してきているという意味では悪くありません。
リビングライフのライフレビューシリーズは桜並木沿いのライフレビュー相模原でやはりコーナーサッシを採用していましたし、その地の特色を活かした造りを心掛けている印象がありますね。
居室配置のベースは田の字ですが、奥行(玄関からバルコニーまでの距離)の浅い形状なので効率性も上々ですし、ウォールドアが採用されたことで柔軟性の高い使い勝手が可能な洋室3も良いでしょう。
坪単価は213万円。このプランは駅からのアプローチを考えた場合にも目立つポジションに位置した当物件のちょっとした顔とも言える存在なので、場合によっては物件内で上限に近い単価水準になっていてもおかしくないのですが、やはりこのような南向きが強いエリアの北向き住戸ということがしっかりと考慮され南向き住戸に比べ弱めの水準になっています。
ただ、近年の久地駅界隈では2018年に駅徒歩3分のバースシティ久地S-Courtが平均坪単価約210万円という水準で供給されており駅距離を考えるとかなり強めの水準ということは否めないでしょう。
上述の向ヶ丘遊園跡地の再開発が多少なりとも折り込まれるのは致し方ないにしろ、総戸数100戸超を捌かねばならないことを考えるともう少し目に優しい水準が相応だった印象ではありますね。
所在地:神奈川県川崎市多摩区長尾6-479-1(地番)
交通:久地駅徒歩12分、宿河原駅徒歩14分
用途地域:第一種低層住居専用地域
階建・総戸数:地上3階地下1階建、108戸
最寄駅までは少々距離のあるポジションではあるものの、そもそも久地駅周りは分譲マンションの供給が少なく、当物件は駅から距離があるなりの落ち着きのある高台の第一種低層住居専用地域という特徴があります。
一低らしく近隣はほぼほぼ戸建なのですが、当物件の敷地は以前三菱ふそうの社宅(南側の向かいの敷地も同様)があったところで、こちらだけでも敷地面積8,400㎡超のスケールがありますね。
府中街道(敷地の北方向)からは少ししか内に入っておらず、こういった駅距離のあるエリアの物件ながら北向き住戸が結構あるのが気にはなるものの、デベロッパーとしては北傾斜の地ゆえの眺望も売りの1つと考えているようです。
そのように基本的に周囲は住宅街になるので買物関係もけして便利とは言えませんが、通学区の長尾小学校までは大通りを越えることのない徒歩5分という距離感ですし、ここいらへんで落ち着きのあるポジションのマンションをお探しの方には注目出来る物件になるでしょう。
なお、ホームページでもアピールされているようにそこまで近くはないものの向ヶ丘遊園跡地(徒歩14分)で温浴施設や商業施設などからなるスケール感のある再開発が2023年の完成を目指し進行中で、そういった楽しみもあるポジションですね。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、北西角住戸です。建築基準法上は3階になるお部屋で最上階住戸になります。上述の北傾斜を活かした北向きの棟のコーナー部分に位置したプランで、一低の低層物件ながら広域に渡る視界抜けが望める稀有なポジションになります。ファミリータイプながら日照がほとんど期待出来ないのはいかがなものかと思いますが、多摩川まで望めるという抜群の抜け感が得られるお部屋になります。
間取りとしては、角住戸としてはやや小ぶりではあるもののしっかりと70㎡超を確保したものです。
最大のポイントはコーナーサッシで当プランのポジションを活かしているという意味では評価出来る点になるでしょう(北西頂点部から柱をオフセットしてまでコーナーサッシを実現している)。
都心部の眺望に重きを置いたタワマンなどであればさておいて、こういった郊外寄りのポジションで日照を犠牲にしてまで眺望を重視したプランニングというのは少々疑問ではあるものの、その眺望を活かした設計をしっかりと採用してきているという意味では悪くありません。
リビングライフのライフレビューシリーズは桜並木沿いのライフレビュー相模原でやはりコーナーサッシを採用していましたし、その地の特色を活かした造りを心掛けている印象がありますね。
居室配置のベースは田の字ですが、奥行(玄関からバルコニーまでの距離)の浅い形状なので効率性も上々ですし、ウォールドアが採用されたことで柔軟性の高い使い勝手が可能な洋室3も良いでしょう。
坪単価は213万円。このプランは駅からのアプローチを考えた場合にも目立つポジションに位置した当物件のちょっとした顔とも言える存在なので、場合によっては物件内で上限に近い単価水準になっていてもおかしくないのですが、やはりこのような南向きが強いエリアの北向き住戸ということがしっかりと考慮され南向き住戸に比べ弱めの水準になっています。
ただ、近年の久地駅界隈では2018年に駅徒歩3分のバースシティ久地S-Courtが平均坪単価約210万円という水準で供給されており駅距離を考えるとかなり強めの水準ということは否めないでしょう。
上述の向ヶ丘遊園跡地の再開発が多少なりとも折り込まれるのは致し方ないにしろ、総戸数100戸超を捌かねばならないことを考えるともう少し目に優しい水準が相応だった印象ではありますね。
関連記事
- ソルティア新川崎【鹿島田駅徒歩5分×新川崎駅へは半分以上がデッキ経由】53㎡4,990万円(坪単価309万円)
- ライフレビュー川崎久地グランヒル【1低の総戸数108戸というスケール】4階71㎡4,971万円(坪単価230万円)
- ライフレビュー川崎久地グランヒル【異端な北向きなりの眺望とプランニング】4階72㎡4,677万円(坪単価213万円)
- クリオラベルヴィ関内【販売タイミング早過ぎない?】2階32㎡3,898万円(坪単価397万円)
- クリオラベルヴィ関内【イセザキモール至近の徒歩3分】7階46㎡5,297万円(坪単価384万円)