ルジェンテ新中野ステーションワン【地歴を考慮した繊細なデザイン】56㎡6,990万円(坪単価415万円)

続けて、ルジェンテ新中野ステーションワン。

設計はデザインネットワークス、施工は増岡組、そしてデザイン監修はウイ・アンド・エフヴィジョンです。

小規模ながらダブルエントランス設計が採用されたルジェンテ武蔵野同様のウイ・アンド・エフヴィジョンの起用で、実績豊富なデザイナーであるのはもちろんのこと前回の記事で書いたようにルジェンテ史上最も高グロス帯の多いプランニングであることも影響してかかなり見映えのするデザインになっていると思います。

外観はランダムにストライプを描くルーバー手摺が印象的なデザインで、これは従前この地にあった老舗呉服店(※)の「光沢のある繊維感」をモチーフとしているようです。
※事業協力者でもある。先日のパークホームズ国分寺も事業協力者の存在がデザイン面でいい方向に出ていると感じましたが、ここも同様の印象です。

また、外観以上にインパクトがあるのがエントランス周りで、青みがかったグレーの天然石やノミ切りによる凹凸ある表面が印象的なエントランスファサード、さらに2層吹抜でスチール製の壁面も非常に印象的な重厚感のあるエントランスホールはこれまでのルジェンテシリーズの中で最もインパクトのあるものになるのではないでしょうか。

前回のルジェンテ新中野ステーションワン

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2020-3-20_18-46-14_No-00.png
お部屋は56㎡の1LDK+S、南角住戸です。南東~南にかけてはそのコンフォリア新中野があるので視界を塞がれますが、上層階なので日照に関しては問題ありません。南西側は8階建のマンションで当住戸はそれをギリギリ越える高さにあるので視界面もまずまずです。

間取りは、実質的には2LDKなのですが表記上は「1LDK+S」になっています。
上述のように南西方向は採光上問題ないポジションなのですが、建築基準法上の採光要件の計算上「隣地境界との距離」や「当物件の最高高さ部分と当住戸の開口部高さの差」などが影響した結果サービスルームが存在したプランになります。
ただ、実質2LDKとしては定番的な面積ですし、普通に2LDK的に使えるプランになっていると思いますね。

気になるのはやはり収納の少なさですね。LDKは13.3畳とこの面積の2LDKにしては大きな方ではあるものの、少々バランスが悪い印象ではありますね。昨今は宅配型のトランクルームサービスなど収納面でのサービスが広く普及していますのでひと昔前に比べればこういったプランニングはありだと思いますが、もう少し収納があっても良かったのかなと。

玄関横に開口部があるのは良い点なのですが、角住戸ながら南西面の開口部が限定的でウォールドアを開いても二面採光の空間にならない設計は残念です。

坪単価は415万円。前回の記事でも述べた通り70㎡に比べると単価高の傾向にあります。ただ、当然ながらさらにコンパクトな20~30㎡台は低層階でも優に400万円を超える設定になっており、全体として大きな違和感のない単価設定にはなっているように思います。

ちなみに、ブランド感の差はありはするものの、南阿佐ヶ谷駅徒歩1分で昨年分譲されたプラウド南阿佐ヶ谷は平均坪単価約445万円という水準でしたので同じ丸の内線の駅徒歩1分と考えると大分控えめです。

設備仕様面は、ディスポーザーはありませんが(70㎡超の高額ファミリータイプにとっては残念)、このスケールでは致し方ないというか当然のことでしょう。
食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板とそれ以外は充実しています。

管理費は249円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模ながら内廊下を採用した物件なのでかなりリーズナブルな水準と言えるでしょう。この水準に出来ているということは内廊下に冷暖房機能はないのだと思いますが…(換気機能のみ)。

駐車場は全5台で身障者用の1台のみが平置、残りの4台が機械式になります。

※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment