パークホームズ国分寺【価格帯・スケール以上の素敵なエントランス】4階70㎡6,399万円(坪単価302万円)

続けて、パークホームズ国分寺。

設計はArch5、施工は村本建設です。

12階建で30戸ということからもお分かりのように敷地面積は700㎡ちょっとしかない物件なのですが、建築面積は半分以下であり、エントランス周りのゆとりを感じる設計及びデザインに魅力を感じることが出来ますね。

約4.5mの高さを確保したエントランスは天然石や石調タイルをふんだんに用いたことで重厚感がありますし、中でも従前この地の庭にあった滝を再現したというスワロフスキーのクリスタルアートで彩られたエントランスホールはかなりの高級感とセンスの良さを感じる素敵な空間で、そのコンセプトからしても「事業協力者への配慮」がいい方向に出ている印象ではあるでしょうか(全戸分譲だったらここまで高級感のある演出にはならなかったかもしれません)。

また、エントランスサイドは植栽も充実しており、パークホームズ品川大井パークホームズ川越ザ・レジデンスなどの三井の物件で特に実績が豊富なグランスケープが監修しているだけのことはあると感じます。

前回のパークホームズ国分寺

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、南向き中住戸です。4階ぐらいだと将来的にも安泰とまでは言えませんが、現状の南側は2階建ばかりなのでこの階でも日照に加え視界抜けも申し分ありません。

間取りとしては、オーソドックスな田の字ベースの横長リビングプランで、ギリギリでも70㎡に乗せているのは良い点でしょうね。

69㎡と70㎡とではやっぱり印象が違いますし、共用廊下側の柱の食い込みもそれほどなく、玄関も共用廊下から少し凹んだ位置にあるので効率性もまずまずですかね。

横長リビングプランは縦長リビングプランに比べると廊下(LD入口付近の実質的な廊下部分を含む)が長くなる傾向があり(LDが横長でバルコニー側にあるため玄関からLDの距離が遠くなる)、当プランもその傾向そのままという感じではあるものの、逆に言うと大きな違和感のないものになります。

坪単価は302万円。低層階ではありますが、将来的に日照が妨げられる可能性は低いはずで、駅距離に加え南面条件的な魅力を加味するとこのご時世としてまずまずの水準と言えるでしょうか(※)。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗器、天然石のキッチン天板など単価帯なりのものになっています。

管理費は326円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですので小規模ゆえか非常に高いですね…。

駐車場は全6台でいずれも平置になります。

※コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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