プラウドタワー金町【免震×内廊下は葛飾区初】5階71㎡5,918万円(坪単価277万円)
続けて、プラウドタワー金町。
設計は佐藤総合計画、施工は戸田建設です。
設計の佐藤総合計画はヴィナシスの再開発の他、曳舟のマークフロントタワーやアトラスタワー曳舟、さらにプラウドではプラウドタワー武蔵小金井クロスにも携わっておりこれ以上ないぐらい適任な起用と感じますね。
タワマンとしても再開発としても小ぶりな方にはなりますので、もの凄く特徴的な部分は見当たらないというのが正直なところなのですが、4階にコミュニティーラウンジ、ワークラウンジ、スタディルームなどの共用施設、さらに、内廊下設計も採用するなど、それ相応のスケールとエリア内では高額な物件なりの取り組みもなされた物件になります。
管理費は373円/㎡とディスポーザー付、かつ、内廊下設計であることを加味しても高めの水準で、プラウドタワー亀戸クロス同様にやはり24時間有人管理の影響が大きそうですね。
ヴァナシスや後発の東金町一丁目西地区と比較すると明らかにスケール的に見劣りしてしまう物件ではあるものの、ヴァナシスは耐震でしたので免震の採用は明確な利点になりますし、ヴァナシスは2009年築で築年差がかなりあるのでリセール市場でがっぷり四つに競合することはないという点も良い材料になると思っています。
前回のプラウドタワー金町。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、北向き中住戸です。低層階ですが、眼下には南口ロータリー、その先には駅というポジションで、比較的低層の建物が多い北口方面までかなりの視界抜けが得られるポジションです。
駅向きということで線路などの喧騒は避けられませんが、東西に長い板状タワマンらしいワイドスパン設計も魅力的なお部屋で、そもそも賑やかで当然な駅前タワマンにおいてはけして悪いポジションではないでしょう。
北東角や北西角などではなく北向き中住戸は日照がほぼ期待出来ないという意味では3LDKファミリータイプのプランニングはやや微妙な印象ではあるものの、そのあたりがしっかりとお値段に反映されているという点も評価出来る点だと思いますね。
間取りに関してはやはりバルコニー側の柱の食い込みは文句を言うべきところでしょう(笑)。
ただ、洋室3室全てをリビングインとしたことで効率性を高めていますし、中住戸ながらLDの開口部がサッシ4枚分確保されている点も非常に魅力的ですね。
内廊下物件のため洋室3がその犠牲になっており、引き戸を開いたとしても採光が十分でないのは気にはなるものの、中住戸ながらこういったLDが実現しているケースは非常に限られておりLDを重視したい方にとってはかなり魅力的なプランと言ってよいように思います。
また、キッチンが2WAYになっており動線が良好な点も魅力だと思いますね。
坪単価は277万円。グロス価格がそれなりの水準になる3LDKですし投資賃貸などを考えた場合にも魅力的とまでは言えませんが、実需としてはなかなかに目に優しい水準と言えるのではないでしょうか。
「駅前なんで賑やかで当たり前」「間取りはLDが最も大切」「日照はいらない」、これらの点に当てはまるご家族には最高のプランかと。
というか、デベロッパーの立場から言うならば、そもそも北向き中住戸は50㎡台の2LDKのみとした方が単価が伸ばせて良かったのではないでしょうか。実際60㎡の北向き中住戸は同階で坪単価303万円ですので50㎡台中盤ならばさらに伸びたことは明らかです。。。
そういった点からも北向きに抵抗のないファミリーには非常に魅力的なお値段でしょうね。
ちなみに、当物件の第1期は60㎡〜になっており、2期以降は50㎡台などのコンパクト目のお部屋や低層階が中心になるのですが、今後価格を強めに調整することも想定しているようです。
まぁ、コロナショックの影響でそう簡単には行かなそうですが、プラウドタワー亀戸クロスもそうだったように(面積が小さめのものは第1期では売らない)、すきあらば高値で売ろうとしているようです。
亀戸(第1期150戸即日完売)は超大規模ですので、完売まではまだまだ余談を許さない状況なのですが、こちらはタワーとしてはかなり小ぶりで既に完売が見えてますからね…。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板など違和感のないものがそろっています。
管理費は373円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付、さらに各階ゴミ置場と24時間有人管理での水準ですので悪くないですね。
コンシェルジュサービスはないものの総戸数190戸ならば御の字でしょう。
駐車場は全56台でタワーパーキングになります。よくあるタワー内部(一般的には住戸を設けにくい北側など)なのかと思いきや敷地南東部にあり、マンションから少し離れた青空アクセスなのは残念です。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計は佐藤総合計画、施工は戸田建設です。
設計の佐藤総合計画はヴィナシスの再開発の他、曳舟のマークフロントタワーやアトラスタワー曳舟、さらにプラウドではプラウドタワー武蔵小金井クロスにも携わっておりこれ以上ないぐらい適任な起用と感じますね。
タワマンとしても再開発としても小ぶりな方にはなりますので、もの凄く特徴的な部分は見当たらないというのが正直なところなのですが、4階にコミュニティーラウンジ、ワークラウンジ、スタディルームなどの共用施設、さらに、内廊下設計も採用するなど、それ相応のスケールとエリア内では高額な物件なりの取り組みもなされた物件になります。
管理費は373円/㎡とディスポーザー付、かつ、内廊下設計であることを加味しても高めの水準で、プラウドタワー亀戸クロス同様にやはり24時間有人管理の影響が大きそうですね。
ヴァナシスや後発の東金町一丁目西地区と比較すると明らかにスケール的に見劣りしてしまう物件ではあるものの、ヴァナシスは耐震でしたので免震の採用は明確な利点になりますし、ヴァナシスは2009年築で築年差がかなりあるのでリセール市場でがっぷり四つに競合することはないという点も良い材料になると思っています。
前回のプラウドタワー金町。
公式ホームページ

お部屋は70㎡超の3LDK、北向き中住戸です。低層階ですが、眼下には南口ロータリー、その先には駅というポジションで、比較的低層の建物が多い北口方面までかなりの視界抜けが得られるポジションです。
駅向きということで線路などの喧騒は避けられませんが、東西に長い板状タワマンらしいワイドスパン設計も魅力的なお部屋で、そもそも賑やかで当然な駅前タワマンにおいてはけして悪いポジションではないでしょう。
北東角や北西角などではなく北向き中住戸は日照がほぼ期待出来ないという意味では3LDKファミリータイプのプランニングはやや微妙な印象ではあるものの、そのあたりがしっかりとお値段に反映されているという点も評価出来る点だと思いますね。
間取りに関してはやはりバルコニー側の柱の食い込みは文句を言うべきところでしょう(笑)。
ただ、洋室3室全てをリビングインとしたことで効率性を高めていますし、中住戸ながらLDの開口部がサッシ4枚分確保されている点も非常に魅力的ですね。
内廊下物件のため洋室3がその犠牲になっており、引き戸を開いたとしても採光が十分でないのは気にはなるものの、中住戸ながらこういったLDが実現しているケースは非常に限られておりLDを重視したい方にとってはかなり魅力的なプランと言ってよいように思います。
また、キッチンが2WAYになっており動線が良好な点も魅力だと思いますね。
坪単価は277万円。グロス価格がそれなりの水準になる3LDKですし投資賃貸などを考えた場合にも魅力的とまでは言えませんが、実需としてはなかなかに目に優しい水準と言えるのではないでしょうか。
「駅前なんで賑やかで当たり前」「間取りはLDが最も大切」「日照はいらない」、これらの点に当てはまるご家族には最高のプランかと。
というか、デベロッパーの立場から言うならば、そもそも北向き中住戸は50㎡台の2LDKのみとした方が単価が伸ばせて良かったのではないでしょうか。実際60㎡の北向き中住戸は同階で坪単価303万円ですので50㎡台中盤ならばさらに伸びたことは明らかです。。。
そういった点からも北向きに抵抗のないファミリーには非常に魅力的なお値段でしょうね。
ちなみに、当物件の第1期は60㎡〜になっており、2期以降は50㎡台などのコンパクト目のお部屋や低層階が中心になるのですが、今後価格を強めに調整することも想定しているようです。
まぁ、コロナショックの影響でそう簡単には行かなそうですが、プラウドタワー亀戸クロスもそうだったように(面積が小さめのものは第1期では売らない)、すきあらば高値で売ろうとしているようです。
亀戸(第1期150戸即日完売)は超大規模ですので、完売まではまだまだ余談を許さない状況なのですが、こちらはタワーとしてはかなり小ぶりで既に完売が見えてますからね…。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板など違和感のないものがそろっています。
管理費は373円/㎡。内廊下、かつ、ディスポーザー付、さらに各階ゴミ置場と24時間有人管理での水準ですので悪くないですね。
コンシェルジュサービスはないものの総戸数190戸ならば御の字でしょう。
駐車場は全56台でタワーパーキングになります。よくあるタワー内部(一般的には住戸を設けにくい北側など)なのかと思いきや敷地南東部にあり、マンションから少し離れた青空アクセスなのは残念です。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。