ハルミフラッグ【タワー棟を除くと最もコンパクトな61㎡】2階61㎡4,990万円(坪単価270万円)

先ほどの記事に続きハルミフラッグのサンビレッジを取り上げていきます。

設計は三菱地所設計×前田建設工業、施工は前田建設工業です。
以前の記事で書いたように、パークは三井色、シーは野村色、そしてこちらサンは「三菱色」ということになりますね。

前回の記事でも書いたようにサンとパークは対称性の高いランドプランで階建(及び階高)やプランでの共通点も多いのでイレギュラーな位置取りのシーほどは個性が際立ってはいません。ただ、街区のデザインテーマは「島風」で、特にその街区の中心となるミナモガーデンの水物(滝)及び周囲の植栽計画は和の趣の強いもので、正統派、かつ、堅実なデザインを採用することの多い三菱地所らしさ(「三菱地所設計」らしさでもある)を感じるものです。

なお、先ほどのプランで取り上げたようにプランによっては順梁と逆梁のような違いはあれど、最大天井高などはパークと同じであり、プランニングにそこまでの差はありません(そもそもどちらもプライバリエーションが豊富)。

ただ、個人的にサンビレッジで注目している点が2点あって、うち1点目は、以前の記事でもちらっと述べたと思いますが、こちらサンビレッジのD棟はシーのB・C棟と共にハルミフラッグ(五輪終了後に建設されるタワー棟除く)の中でも数少ない内廊下設計が採用されているという点になります。

D棟についてはまた別の機会に取り上げようと思っているので詳細は割愛しますが、デザインに関しても他のサンビレッジの棟とは一味違う個性の際立つ棟になっていますね。

そして、もう1点なのですが、それはこのサンビレッジがハルミフラッグ(五輪終了後に建設されるタワー棟除く)の中では最もコンパクトなプランがあるということです。

こちらもパーク・シーの販売開始当初からの個人的な焦点の1つだったのですが、パークの最低66㎡~、シーの最低85㎡~に対し、サンは最低61㎡~になっており、私のような投資目線の強い検討者などを中心に期待が大きかったところになります。

パーク・シーの売れ行きが思っていた以上に絶好調な感じだったので、サンのお値段設定は「単価的」には目立つものにはなっていないものの、パーク・シーにはなかった「グロスで5,000万円を切るお部屋」も存在しており、そのあたりのお部屋の動きはハルミフラッグを語る上で注目すべき点の1つになるでしょうね。

これまではパークの5,400万円が下限だったはずでこのレベルの話題性のある物件で下限が「400万円」も異なると潜在的な検討者数にかなり差が出てくるのは間違いないのです。

前回までのハルミフラッグ

公式ホームページ
202004011829114c2.jpeg
お部屋はサンビレッジB棟の61㎡の2LDK、北西向き中住戸です。B~D棟の3棟は北西の運河沿いに並んでいるのですが、このB棟は最もA棟に近いポジションということで3棟の中では北西方向運河の対岸になる豊海町の建物の影響が最も小さいポジションと言えるでしょう。

低層階なので東京タワーは望めなそうですが、西方向は港区の湾岸エリアまで視界抜けが得られるなかなかに開放感の高いポジションになりますね。

間取りはそのハルミフラッグ(タワー棟除く)の中では下限の面積帯になるお部屋です。
小数点以下の差でD棟のお部屋が最小になるのですが、D棟は内廊下設計が採用された個性ある棟ということもあり単価がこちらよりも全体的に高めになることから、このお部屋が「ハルミフラッグにおいてこれまで価格が発表されているお部屋の中で最もグロスの安いもの」になります。
※単価で言うとこのサンやパークの3LDKには坪単価240万円台のものがあったので面積が小さいなりに「やや高め」にはなります。

そのように61㎡はハルミフラッグの中では小さなものになるのですが、一般的に言うと2LDKでの61㎡はむしろ大きな方であり、見ての通り柱は完全アウトフレーム、さらに玄関廊下も効率的な設計なので各居室の畳数などからはゆとりを感じることが出来ますね。

収納は案外少ない印象にはなるものの、玄関をしっかりと窪ませたことで大きなアルコーブがあるのが良いですし、デザイン性に富んだ玄関周りの造りも魅力的な点の1つになるでしょう(モデルルームで確認出来ます)。

一方、残念なのは開口部の幅でしょうか。
このプランはエネファームがバルコニーにあることも影響し、スパンのわりに開口部幅が貧弱なものになってしまっています。

坪単価は270万円。上述のように同じ運河向きの中住戸でも70~80㎡台でグロス価格が嵩んでくるお部屋よりも単価が高めの設定です。ただ、やはり五輪レガシーのハルミフラッグを5,000万円ほどで手に入れたい方は少なからずいるのは間違いないはずですので、この単価ならばこのご時世こなれている方と言ってよいように思います。

※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment