東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー【オフィスは鹿島×久米、レジデンスは長谷工の設計】9階51㎡269,000円(坪賃料17,301円)
続けて、東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー。
プランバリエーションも豊富なスケール感のある再開発プロジェクトということでもう1記事書いていきます。
前回の記事で書いたように18階建のレジデンス棟のスケールだけではけして大きなものではありませんが、オフィス棟の方にはポートホール(イベントホール)に加え飲食を中心とした商業ゾーン、また、こちらレジデンス棟の低層部にも保育所や店舗などの施設が入るということでレジデンス入居者にとっての利便性はかなり高いものになるでしょう。
設計は長谷工、施工は長谷工・鹿島共同企業体になります。
別に長谷工が悪いというつもりはないのですが、超高層のオフィス棟の設計は鹿島建設と久米設計の共同企業体、施工は鹿島建設ですので、なんというかイメージからくる落差が凄いですね…。
せめて設計は鹿島単体か長谷工・鹿島の共同企業体であって欲しかった…。
むろん企業間で様々な調整は行っているのだとは思いますが、オフィス棟(A街区)とレジデンス棟(B街区)で設計者が違うってどうなの???
デザイン監修には著名なホシノアーキテクツが起用されており、帆船をモチーフにしたというレジデンスタワーの外観はやはり星野氏がデザインしたパークリュクス虎ノ門などを彷彿させる特長豊かなものではあるのですが、専有部の柱の食い込みや住戸割・部屋割に疑問を感じる部分が多いのも確かですね。
長谷工はローレルタワールネ浜松町やブランズタワー芝浦など近年この界隈で高額タワマンの実績がありますし、もっと魅力的なプランに出来たように思うのですが、やはり建築コスト(デベロッパー側の都合)との兼ね合いなのかね???
なお、共用施設は2~4階にあり、ライブラリーラウンジ、和(WA)ラウンジ、ワークラウンジ、DIYラウンジなどの多様なラウンジ、さらにフィットネスまで備わっています。また、コンシェルジュサービスもありますね。
前回の東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー。
公式ホームページ

お部屋は51㎡の1LDK、南東向き中住戸です。南東方向は前回の記事でも書いたようにニューピア竹芝サウスタワーがあるので、視界は妨げられます。ただ、その手前には竹芝駅がありそれなりに離隔があり、南方向からは日照も得られると思います。
間取りとしては、50㎡超の1LDKということで昨今のトレンド(分譲・賃貸共に)からするとやや珍しいタイプのものになります。
このぐらいの大きさだと2LDKとなることが少なくない中、ワンランク上のゆとりを実現した1LDKで、引き戸を開くことでベッドルームとLDの一体感も高められるという空間の広がりをとりわけ重視した設計になります。
一方で当然居室独立性は薄れますし、専有面積からすると収納がかなり少ない点、また、浴室が1418でなく1317である点などもネックにはなるでしょうね。
坪賃料は17,301円。一般賃貸部分で最も面積の小さな35㎡ほどのタイプに比べるとグロス賃料が嵩む分やや単価が抑えられており、駅直結再開発レジデンスであることを考えるとリーズナブルな水準と言えると思います。
前回の最上階住戸との単価差はかなり小さいのでそういう意味では高く感じるかもしれませんが、このケースは高層階の「プレミアム」が小さく、高層階のお値段設定が控えめなだけに過ぎません。
設備仕様面は、フロア(プラン)によっても異なるので割愛させていただきますが、大きな違和感はありません。図面上は床暖房表示がありませんが、付いています。
なお、面白いのは顔認証システムでしょうか。オートロックとポスト一体型宅配ボックスに顔認証技術を組み合わせた日本初のセキュリティサービスF-ace(フェイス)が導入された最先端の物件でもあります。
プランバリエーションも豊富なスケール感のある再開発プロジェクトということでもう1記事書いていきます。
前回の記事で書いたように18階建のレジデンス棟のスケールだけではけして大きなものではありませんが、オフィス棟の方にはポートホール(イベントホール)に加え飲食を中心とした商業ゾーン、また、こちらレジデンス棟の低層部にも保育所や店舗などの施設が入るということでレジデンス入居者にとっての利便性はかなり高いものになるでしょう。
設計は長谷工、施工は長谷工・鹿島共同企業体になります。
別に長谷工が悪いというつもりはないのですが、超高層のオフィス棟の設計は鹿島建設と久米設計の共同企業体、施工は鹿島建設ですので、なんというかイメージからくる落差が凄いですね…。
せめて設計は鹿島単体か長谷工・鹿島の共同企業体であって欲しかった…。
むろん企業間で様々な調整は行っているのだとは思いますが、オフィス棟(A街区)とレジデンス棟(B街区)で設計者が違うってどうなの???
デザイン監修には著名なホシノアーキテクツが起用されており、帆船をモチーフにしたというレジデンスタワーの外観はやはり星野氏がデザインしたパークリュクス虎ノ門などを彷彿させる特長豊かなものではあるのですが、専有部の柱の食い込みや住戸割・部屋割に疑問を感じる部分が多いのも確かですね。
長谷工はローレルタワールネ浜松町やブランズタワー芝浦など近年この界隈で高額タワマンの実績がありますし、もっと魅力的なプランに出来たように思うのですが、やはり建築コスト(デベロッパー側の都合)との兼ね合いなのかね???
なお、共用施設は2~4階にあり、ライブラリーラウンジ、和(WA)ラウンジ、ワークラウンジ、DIYラウンジなどの多様なラウンジ、さらにフィットネスまで備わっています。また、コンシェルジュサービスもありますね。
前回の東京ポートシティ竹芝レジデンスタワー。
公式ホームページ

お部屋は51㎡の1LDK、南東向き中住戸です。南東方向は前回の記事でも書いたようにニューピア竹芝サウスタワーがあるので、視界は妨げられます。ただ、その手前には竹芝駅がありそれなりに離隔があり、南方向からは日照も得られると思います。
間取りとしては、50㎡超の1LDKということで昨今のトレンド(分譲・賃貸共に)からするとやや珍しいタイプのものになります。
このぐらいの大きさだと2LDKとなることが少なくない中、ワンランク上のゆとりを実現した1LDKで、引き戸を開くことでベッドルームとLDの一体感も高められるという空間の広がりをとりわけ重視した設計になります。
一方で当然居室独立性は薄れますし、専有面積からすると収納がかなり少ない点、また、浴室が1418でなく1317である点などもネックにはなるでしょうね。
坪賃料は17,301円。一般賃貸部分で最も面積の小さな35㎡ほどのタイプに比べるとグロス賃料が嵩む分やや単価が抑えられており、駅直結再開発レジデンスであることを考えるとリーズナブルな水準と言えると思います。
前回の最上階住戸との単価差はかなり小さいのでそういう意味では高く感じるかもしれませんが、このケースは高層階の「プレミアム」が小さく、高層階のお値段設定が控えめなだけに過ぎません。
設備仕様面は、フロア(プラン)によっても異なるので割愛させていただきますが、大きな違和感はありません。図面上は床暖房表示がありませんが、付いています。
なお、面白いのは顔認証システムでしょうか。オートロックとポスト一体型宅配ボックスに顔認証技術を組み合わせた日本初のセキュリティサービスF-ace(フェイス)が導入された最先端の物件でもあります。
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