パレステージ六町Ⅳ【区画整理事業の中心付近の駅徒歩2分】55㎡3,980万円(坪単価239万円)
パレステージ六町Ⅳ。
所在地:東京都足立区六町1-13-16
交通:六町駅徒歩2分
用途地域:第一種住居地域、近隣商業地域
階建・総戸数:地上5階建、54戸
その名の通り六町では4物件目になるパレステージです。
2013年のパレステージ六町以降、2014年にパレステージ六町シャインコート(Ⅱ)、2017年にパレステージ六町Ⅲとハイペースで分譲が行われており、直近10年間の六町駅界隈の分譲マンションは8物件でしたので、この物件を含めた半分がこの「パレステージ」になるということですね。
4物件のポジションはバラバラ(隣接地の2物件とかではない)なのですが、当物件はこれまでで最も駅に近い徒歩2分、かつ、広大な区画整理事業の中心付近に誕生するというなかなかに特徴的なものとなります。
このエリアの区画整理事業は約69haにも及ぶ大きなものなのでご存知の方も多いかもしれませんが、区画整理により住宅系ゾーンと工業系ゾーンの分離を図り、なおかつ、駅前を中心とした商業・業務ゾーン、そして綾瀬川沿いの7,000㎡超の大きな公園を筆頭に公園・緑地も充実させる方針になっているので、この物件のポジションはかなり「スペシャル」なものと言えます。
この物件の敷地も含む駅南東部のつい最近まで更地が多かったエリアにはここ半年ほどで次々と建物(主に住宅)が出来てきており、やっぱり区画整理された新しい街並みならではの心地よさがありますね。
なお、現状でもライフまで徒歩4分と買物利便性は申し分ないですし、通学区の加平小学校も徒歩7分とまずまずの距離感になります。
設計はノアプランニング、施工は丸運建設です。
シャインコート(Ⅱ)以外は全て丸運建設の施工で、他のパレステージ同様に外観的にとりわけ目立つデザインが採用されているわけではありません。
ただ、敷地北側のエントランスアプローチは意外なほど奥行のあるものになっており、土地区画整理事業地内らしいゆとりも感じることも出来ます。
空地率の約44%は5階建にしては高め、敷地面積は1,000㎡と総戸数33戸のわりには大きいですね。
公式ホームページ

お部屋は55㎡の2LDK、南東角住戸です。周囲ももちろん区画整理事業地内なのですが、南方向はほぼ2~3階建の戸建エリア(現状はまだ更地のところもありますが、いくつか戸建が出来てきています)になっており、当上層階住戸からは日照だけでなく視界抜けも出てくる魅力的なポジションになります。
間取りとしては、平均的な面積の2LDKにしてはLD周りがこじんまりとしたタイプですね。
このぐらいの面積の2LDKならばLDのみで10畳程度確保出来ていてもおかしくないのですが、8.7畳しかなく明らかに小さいです。
ただ、原因は無駄が多いとかではなく洋室2室が大きめであることによるものでしょう。
柱の食い込みが目立ちはするものの、玄関のクランクイン設計は悪くないですし、ベッドルームを重視したい方にとっては適したプランでしょうね。
洋室1の引き戸はもっと大きく開け放てるタイプになっていると良かったとは思ってしまいますが…。
なお、洋室2がLD側からも入れる設計になっているのは東側隣地(建物)との距離が短いことが影響し、洋室2単体では建築基準法上の居室要件(採光要件)を満たすことが出来ずLDと一体で基準を満たすようにしているからでしょう(満たせないとサービスルームになる)。
坪単価は239万円。1,2の頃はマンションが安い時期でしたので平均坪単価180万、200万という水準でしたが、2017年の駅徒歩5分の3では235万円まで上昇、そしてここはついに270万円ほどにまでなるようですね(20~30㎡台の面積の小さいプランの単価が坪単価300万円前後のため)。
上昇がやや大きい印象もありますが、ここは駅徒歩2分、かつ、区画整理事業の中心付近であり、これまでのパレステージどころか六町エリアの中で優れたポジションであることを考えると、特にこういった50㎡台はこのご時世なりに悪くない水準と言えそうです。
設備仕様面は、小スケールのためディスポーザーはありませんが、食洗機は付いており、キッチン天板もフィオレストーンとなっています(いずれも50㎡台)。トイレ手洗いカウンターがないのはちょっと残念ですが単価的に違和感はないでしょう。
管理費は223円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、20~30㎡台も少なくない総戸数54戸という小ぶりなスケールを考えれば仕方ないところでしょう。
駐車場は身障者用を含む全3台で平置になります。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:東京都足立区六町1-13-16
交通:六町駅徒歩2分
用途地域:第一種住居地域、近隣商業地域
階建・総戸数:地上5階建、54戸
その名の通り六町では4物件目になるパレステージです。
2013年のパレステージ六町以降、2014年にパレステージ六町シャインコート(Ⅱ)、2017年にパレステージ六町Ⅲとハイペースで分譲が行われており、直近10年間の六町駅界隈の分譲マンションは8物件でしたので、この物件を含めた半分がこの「パレステージ」になるということですね。
4物件のポジションはバラバラ(隣接地の2物件とかではない)なのですが、当物件はこれまでで最も駅に近い徒歩2分、かつ、広大な区画整理事業の中心付近に誕生するというなかなかに特徴的なものとなります。
このエリアの区画整理事業は約69haにも及ぶ大きなものなのでご存知の方も多いかもしれませんが、区画整理により住宅系ゾーンと工業系ゾーンの分離を図り、なおかつ、駅前を中心とした商業・業務ゾーン、そして綾瀬川沿いの7,000㎡超の大きな公園を筆頭に公園・緑地も充実させる方針になっているので、この物件のポジションはかなり「スペシャル」なものと言えます。
この物件の敷地も含む駅南東部のつい最近まで更地が多かったエリアにはここ半年ほどで次々と建物(主に住宅)が出来てきており、やっぱり区画整理された新しい街並みならではの心地よさがありますね。
なお、現状でもライフまで徒歩4分と買物利便性は申し分ないですし、通学区の加平小学校も徒歩7分とまずまずの距離感になります。
設計はノアプランニング、施工は丸運建設です。
シャインコート(Ⅱ)以外は全て丸運建設の施工で、他のパレステージ同様に外観的にとりわけ目立つデザインが採用されているわけではありません。
ただ、敷地北側のエントランスアプローチは意外なほど奥行のあるものになっており、土地区画整理事業地内らしいゆとりも感じることも出来ます。
空地率の約44%は5階建にしては高め、敷地面積は1,000㎡と総戸数33戸のわりには大きいですね。
公式ホームページ

お部屋は55㎡の2LDK、南東角住戸です。周囲ももちろん区画整理事業地内なのですが、南方向はほぼ2~3階建の戸建エリア(現状はまだ更地のところもありますが、いくつか戸建が出来てきています)になっており、当上層階住戸からは日照だけでなく視界抜けも出てくる魅力的なポジションになります。
間取りとしては、平均的な面積の2LDKにしてはLD周りがこじんまりとしたタイプですね。
このぐらいの面積の2LDKならばLDのみで10畳程度確保出来ていてもおかしくないのですが、8.7畳しかなく明らかに小さいです。
ただ、原因は無駄が多いとかではなく洋室2室が大きめであることによるものでしょう。
柱の食い込みが目立ちはするものの、玄関のクランクイン設計は悪くないですし、ベッドルームを重視したい方にとっては適したプランでしょうね。
洋室1の引き戸はもっと大きく開け放てるタイプになっていると良かったとは思ってしまいますが…。
なお、洋室2がLD側からも入れる設計になっているのは東側隣地(建物)との距離が短いことが影響し、洋室2単体では建築基準法上の居室要件(採光要件)を満たすことが出来ずLDと一体で基準を満たすようにしているからでしょう(満たせないとサービスルームになる)。
坪単価は239万円。1,2の頃はマンションが安い時期でしたので平均坪単価180万、200万という水準でしたが、2017年の駅徒歩5分の3では235万円まで上昇、そしてここはついに270万円ほどにまでなるようですね(20~30㎡台の面積の小さいプランの単価が坪単価300万円前後のため)。
上昇がやや大きい印象もありますが、ここは駅徒歩2分、かつ、区画整理事業の中心付近であり、これまでのパレステージどころか六町エリアの中で優れたポジションであることを考えると、特にこういった50㎡台はこのご時世なりに悪くない水準と言えそうです。
設備仕様面は、小スケールのためディスポーザーはありませんが、食洗機は付いており、キッチン天板もフィオレストーンとなっています(いずれも50㎡台)。トイレ手洗いカウンターがないのはちょっと残念ですが単価的に違和感はないでしょう。
管理費は223円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしですが、20~30㎡台も少なくない総戸数54戸という小ぶりなスケールを考えれば仕方ないところでしょう。
駐車場は身障者用を含む全3台で平置になります。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。