レーベン川口グランアート【総戸数41戸とは思えない素晴らしいエントランス】57㎡5,078万円(坪単価294万円)
続けて、レーベン川口グランアート。
設計はアーバンライフ建築事務所、施工はりんかい日産建設です。
総戸数41戸というスケールですのでとりわけ大きなものとは言えないのですが、隣接再開発街区の大規模タワマンを意識したと思われる2層吹抜のエントランスは素晴らしいものがありますね。
二次元的にも三次元的にも広がりのある空間ですし、その上品なデザインは高級感という意味でも申し分ありません。
また、再開発街区側の東西貫通通路に面した当物件の南側1~2階部分には店舗等が予定されており、その基壇部のガラス面豊かな設計と住戸部分の南面ワイドサッシが相まり透明感の高い洗練のデザインが実現している点も見逃せません。
タカラレーベンはここ数年特にデザインに力を入れているデベロッパーですので私も含めそういった背景を分かっている方にとっては驚きはしないのかもしれませんが、この総戸数41戸に過ぎないスケールでのこのエントランスは通常ありえないレベルのものです。近年だとアトラス中野南台に次ぐレベルで物件スケール以上のエントランスを実現したものと言えるのではないでしょうか。
再開発街区隣接であることが少なからず影響を与えたことでこのようなものが生まれているのは間違いないでしょう。
この物件を初めて見た時はどちらかと言うとこちらも含め再開発した方が…という思いが強かったのですが、こういったしっかりと考え抜かれた物件ならばアリだと思うようになりました。
ちなみに、エントランスのロートアルミは鋳物の街であることを意識してのものになるようです。
前回のレーベン川口グランアート。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、南向き中住戸です。南側は前回の記事でも書いたように、再開発街区内の商業部分(低層)ですし、その手前には貫通通路に面した当物件の広場的な空間が出来ますので、低層階でも良好なポジションです。
間取りとしては、50㎡台中盤の一般的な大きさの2LDKになります。
ポイントはやはり南面のワイドサッシでしょうね。
全戸南向きの板状設計のマンションで、3LDK(70㎡前後)中心の中に2LDK(50㎡台)が設けられるのはよくあることなのですが、その多くのケースで50㎡台の共用廊下側の片側にエレベーターが食い込んでいるのが一般的です。
なぜなら「板状」のフロア形状である以上、基本的に奥行(玄関からバルコニーまでの距離)は一定(50㎡台でも70㎡とほぼ同じ奥行とする必要がある)であり、長方形の専有部形状を前提にすると50㎡台ではスパンを短くせざるを得ないからです。
ご参照)エレベーターが食い込んだ間取り
ただ、当物件は前回の記事で書いたようにそもそもの奥行が短めなフロア形状に出来ているので、50㎡台でもしっかりとしたスパンが確保出来ていますし、エレベーターによる凹みがないことで洋室2室両方を共用廊下側に配置出来たことでLDの南側にワイドサッシを実現出来ているという何気に珍しいケースなります。
LDよりも洋室を重視したい方には向かない間取りですが、このぐらいの面積帯の2LDKでLDを重視したい方にとっては実はかなり貴重なものになりますね。
先ほどのプラン同様に収納の少なさは半端ないですが…。
坪単価は294万円。低層階でも南面条件に魅力のあるポジションであることが反映された水準です。
上述のようにタワマン顔負けのエントランスが実現した物件ですし、無茶な値付けとまでは思いませんが、コロナショックのこのタイミングだと余計にタワマンを待ちたい方(様子見をしたい方)も多そうであることを考えるとこういった低層階はもう少し頑張って欲しかったという思いはありますね。
設備仕様面は、ディスポーザーはスケール的に仕方ないにしろトイレ手洗いカウンターがないのは残念です。
ただ、食洗機はついていますし、たからの水はもちろんのこと、マイクロバブルトルネード浴槽や浴室テレビなど浴槽周りに力を入れており近年のタカラレーベン物件ならではの水回りの癒しに力を入れたものになります。
管理費は212円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしではありますが、総戸数41戸という小ぶりなスケールからすれば妥当な範疇でしょう。
駐車場は全11台で身障者用を含む2台が平置、残りの9台が機械式になります(地権者用含む)。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計はアーバンライフ建築事務所、施工はりんかい日産建設です。
総戸数41戸というスケールですのでとりわけ大きなものとは言えないのですが、隣接再開発街区の大規模タワマンを意識したと思われる2層吹抜のエントランスは素晴らしいものがありますね。
二次元的にも三次元的にも広がりのある空間ですし、その上品なデザインは高級感という意味でも申し分ありません。
また、再開発街区側の東西貫通通路に面した当物件の南側1~2階部分には店舗等が予定されており、その基壇部のガラス面豊かな設計と住戸部分の南面ワイドサッシが相まり透明感の高い洗練のデザインが実現している点も見逃せません。
タカラレーベンはここ数年特にデザインに力を入れているデベロッパーですので私も含めそういった背景を分かっている方にとっては驚きはしないのかもしれませんが、この総戸数41戸に過ぎないスケールでのこのエントランスは通常ありえないレベルのものです。近年だとアトラス中野南台に次ぐレベルで物件スケール以上のエントランスを実現したものと言えるのではないでしょうか。
再開発街区隣接であることが少なからず影響を与えたことでこのようなものが生まれているのは間違いないでしょう。
この物件を初めて見た時はどちらかと言うとこちらも含め再開発した方が…という思いが強かったのですが、こういったしっかりと考え抜かれた物件ならばアリだと思うようになりました。
ちなみに、エントランスのロートアルミは鋳物の街であることを意識してのものになるようです。
前回のレーベン川口グランアート。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、南向き中住戸です。南側は前回の記事でも書いたように、再開発街区内の商業部分(低層)ですし、その手前には貫通通路に面した当物件の広場的な空間が出来ますので、低層階でも良好なポジションです。
間取りとしては、50㎡台中盤の一般的な大きさの2LDKになります。
ポイントはやはり南面のワイドサッシでしょうね。
全戸南向きの板状設計のマンションで、3LDK(70㎡前後)中心の中に2LDK(50㎡台)が設けられるのはよくあることなのですが、その多くのケースで50㎡台の共用廊下側の片側にエレベーターが食い込んでいるのが一般的です。
なぜなら「板状」のフロア形状である以上、基本的に奥行(玄関からバルコニーまでの距離)は一定(50㎡台でも70㎡とほぼ同じ奥行とする必要がある)であり、長方形の専有部形状を前提にすると50㎡台ではスパンを短くせざるを得ないからです。
ご参照)エレベーターが食い込んだ間取り
ただ、当物件は前回の記事で書いたようにそもそもの奥行が短めなフロア形状に出来ているので、50㎡台でもしっかりとしたスパンが確保出来ていますし、エレベーターによる凹みがないことで洋室2室両方を共用廊下側に配置出来たことでLDの南側にワイドサッシを実現出来ているという何気に珍しいケースなります。
LDよりも洋室を重視したい方には向かない間取りですが、このぐらいの面積帯の2LDKでLDを重視したい方にとっては実はかなり貴重なものになりますね。
先ほどのプラン同様に収納の少なさは半端ないですが…。
坪単価は294万円。低層階でも南面条件に魅力のあるポジションであることが反映された水準です。
上述のようにタワマン顔負けのエントランスが実現した物件ですし、無茶な値付けとまでは思いませんが、コロナショックのこのタイミングだと余計にタワマンを待ちたい方(様子見をしたい方)も多そうであることを考えるとこういった低層階はもう少し頑張って欲しかったという思いはありますね。
設備仕様面は、ディスポーザーはスケール的に仕方ないにしろトイレ手洗いカウンターがないのは残念です。
ただ、食洗機はついていますし、たからの水はもちろんのこと、マイクロバブルトルネード浴槽や浴室テレビなど浴槽周りに力を入れており近年のタカラレーベン物件ならではの水回りの癒しに力を入れたものになります。
管理費は212円/㎡。外廊下、かつ、ディスポーザーなしではありますが、総戸数41戸という小ぶりなスケールからすれば妥当な範疇でしょう。
駐車場は全11台で身障者用を含む2台が平置、残りの9台が機械式になります(地権者用含む)。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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