プラウドフラット木場Ⅱ【駅前×136戸】9階34㎡171,000円(坪賃料16,481円)

プラウドフラット木場Ⅱ。

所在地:東京都江東区木場5-4-1
交通:木場駅徒歩2分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:15階建、136戸
築年:2020年

駅出口との関係で駅徒歩2分にはなってしまうものの、永代通り沿いのまさに駅前なポジションに出来たばかりの物件になります。

20㎡台中心・最大でも30㎡台というプランニングなので総戸数から受ける印象ほどのスケールはないものの、なかなかに特徴ある立地ですね。

木場駅前で現在分譲中のルジェンテ木場は全戸20㎡台と「ルジェンテ」シリーズの中でも珍しいほどコンパクトな設計ですし、まして当物件は永代通りに面したポジションですので、賃貸、かつ、ワンルーム中心となることに違和感はないものの、何気に木場駅徒歩10分圏内においては2015年のプラウドタワー木場公園以来ファミリータイプの分譲マンションが誕生していないので、そろそろそういった物件が出てきてもいいのかなという思いはありますね…。

設計・施工は野村建設工業になります。

永代通り沿いということで1階南側には店舗が入ることも影響し、レジデンスのエントランスアプローチは敷地西側になります。

1階部分は多くが店舗になることとの兼ね合いもありエントランス周りに総戸数136戸ほどのスケールを感じることはありませんが、ワンルーム中心の物件ですので違和感はないでしょう。曲線も用いたシックなデザインのエントランスホールはそれなりに高級感のある設えです。

また、外観デザインは縦格子手摺とガラス手摺を併用した表情のあるものになっているのも悪くありません。プラウドフラット錦糸町Ⅱなどと比べるとやや地味な印象で、永代通り沿いの目立つポジションに誕生するそれなりのスケールを有した物件ならば「プラウドフラットのブランド力を高める一貫として」もっとインパクトのあるものにするのも1つの手だったように思ったりもしますが…。

公式ホームページ
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お部屋は34㎡の1LDK、北西角住戸です。周辺は永代通りの内側にも当物件と同じような高さの建物があり、広域での視界抜けは得られません。ただ、いずれの方角も前建は低層になっており、この階からの視界は駅前物件として悪いものではないでしょう。

間取りはこれでも物件内で最も大きなものになります。ルジェンテ木場の記事でも書きましたが23区の中で江東区は”コンパクト歓迎”な政策に傾倒した貴重な区ですので、こういった物件が生まれやすくなっているというわけです。

そんな35㎡に満たない1LDKとしては小ぶりな部類のプランになるのですが、廊下上にキッチンにはめ込んだことで純粋な廊下がほぼ存在しておらず有効面積は大きいですね。

LDにキッチンをプラスすると10畳はあるはずで、「LDKで10畳」という観点からは40㎡程度の1LDKに匹敵するものと言えます。

一方で、ベッドルームに収納がなく、廊下にクローゼットを持ってきているあたりには少々の難しさを感じてしまうプランではありますね。

坪賃料は16,481円。同階の20㎡台のワンルームだと17,000円台になっており、物件内では面積が大き目なりに多少はこなれた設定にはなっています。
ただ、駅前立地ということが影響し16,000円を超えており、このご時世らしい立派な水準ではありますね。

設備仕様面は、昨今の他のプラウドフラット同様に床暖房やトイレ手洗いカウンターなどのないいわゆる賃貸仕様です。特徴らしい特徴は室内干しで重宝するランドリーハンガーが天井に備わっている点でしょう。

駐車場は全12台でほぼ機械式になります。

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