2020年4月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると4月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数686戸(前年同月比51.7%減)
1戸あたり価格6,216万円(前年同月比5.4%増)
契約率78.9%(前年同月比14.6ポイントアップ)
とのことです。

4月7日の緊急事態宣言の発令以降、大手デベロッパーはモデルルームの営業を停止しており、前月の記事で書いたように営業している一部の中小デベロッパーの物件がボチボチ供給される程度で500戸程度を予想したのですが、686戸と思っていたよりも多かったです。

ただ、確証まではないものの、超高層物件(20階以上)は2物件のみながら156戸と多く、その契約率が93.6%ということからしてもプラウドタワー亀戸クロスの第1期150戸(3月に行われたはずだが3月の集計にはカウントされていなかった)が4月に流れてカウントされている気がします。

価格帯別の発売戸数を見ても3億以上のところにお部屋がありますし(亀戸クロスには1戸だけ突出して高い3億のお部屋があった)、7,000~8,000万円台(主に中住戸)、また、10,000万円台(角住戸と最上階プレミアム住戸)の多さを見ても亀戸の150戸があっての686戸なんだろうな、と感じるのです。

プラウドタワー亀戸クロスはホームページ上でその150戸の即日完売が謳われているにもかかわらず、この今月の不動産経済研究所の「即日完売物件」の欄には亀戸クロスの名がないのが不思議ではあるものの、このご時世に9割以上の契約率を達成するタワマンは他にはないのではないかと…。

ちなみに、全体の契約率は78.9%と2015年11月以来の高水準になっており、コロナ禍においておよそ4年半ぶりの水準になるというのは皮肉なものだと感じるのですが、この突出した超高層物件(20階以上)の高い契約率が大きく寄与した結果なのは言うまでもないでしょう。

ちなみに、超高層物件2物件156戸の93.6%を除いた数字を計算してみると契約率はおよそ74.6%になります。随分下がりはしましたが、それでもここ最近の数字ではかなりいい方ですし、こういった状況下でもどうしても今すぐに欲しい方向けに販売した結果(※)なのかもしれませんね。
※コロナ禍でモデルルームを営業し批判を受けているケースもあるかと思いますが、マスクはもちろんのこときちんと消毒や換気対策をとり、なおかつ密を避けるべく来場者数に制限を設ければ問題になるようなレベルの業態・業種ではないはずで(コロナ以前から予約した上での来訪が基本で、運営側が制御できない状況で次々と人が入ってくるようなことはない)、このような状況下でもマンションを買いたい方がいる限りは販売した方が良いと思っています。

続けて、恒例の億ション比率も一応計算しておきます。
4月は約6.6%と少し高めでした。上述のように亀戸クロスの影響が強く出ている可能性が高いのですが…。

なお、5月に関しては、首都圏でもコロナ感染者が目に見えて減ってきており、緊急事態宣言の解除が視野に入っている状況なので、5月末までに解除はされずとも残り1週ほど(現在は5/22)で供給を行う物件が出てくる可能性もあるでしょう(少なからず需要は溜まっている状況にありますし、この先の経済の不透明感を考えればデベロッパーにも多少の焦りはあるはずです)。

ただ、5月は少なくとも現時点において4月以上に供給物件が出てきていない印象で、4月よりも減るような気がしています。

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