リビオレゾン上野入谷ザ・テラス【ヒュッゲ×住箱】32㎡3,500万円台(予定)(坪単価約361万円)
続けて、リビオレゾン上野入谷ザ・テラス。
設計は設計工房デザインシステム、施工はライト工業、そしてデザイン監修は南條設計室です。
近年のリビオレゾンシリーズは南條設計室を起用することが増えており、初の「リビオレゾン×南條設計室」でかなり華のあるデザインが採用されていたリビオレゾン上野同様に見映えするデザインを纏った物件になります。
外観上の最大のポイントはやはり先ほど取り上げた角住戸のワイドなダイレクトサッシなのですが、それ以外にもバルコニー手摺などに格子を多用した外観、西側道路からしっかりとセットバックされた位置にあり奥行あるアプローチとなったエントランス周りも南條設計室らしさを感じる素敵なデザインですね。
また、とりわけスケールのある物件ではないものの(半分強が20~30㎡台になっているので総戸数98戸と言えどもそんなに大きくはない)、共用面にも大きな特長を持った物件になります。
1階にはノルウェーのヒュッゲ思想(プレミスト有明ガーデンズ参照)を取り入れたカフェラウンジを設け、フグレンコーヒーとコラボした本格的なコーヒーも飲めるセカンドリビング設計に加え、そのラウンジの横に「住箱」というトレーラーハウスが備わっているという超個性的な設えです。
「住箱」は今や知らない人はいないぐらい著名な隈研吾氏がデザインしたスノーピーク社製の商品で、この物件オリジナルのものでこそないのですが、この場所にこれがあるというのはなかなかのサプライズです。1時間100円(土日祝は200円)で気軽に利用できるのでサードプレイスとしての魅力は十分でしょう。
エアコンはもちろんのこと、WiFiやプロジェクターなども完備しており、ホームシアター、読書、ワークスペース、キッズスペースなどとしての利用が想定されているようです。
なお、共用廊下は内廊下設計が採用された物件になります。
前回のリビオレゾン上野入谷ザ・テラス。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1LDK、東向き中住戸です。東側は唯一接道していない方角ですし、低層階ということで前建の影響が不可避なポジションになります。
間取りはそのようなポジションということもあってか30㎡ちょっとのかなり小さな1LDKになります。
当物件にはさらに小さな25㎡の1Rすらあり、そのように20~30㎡台が半分強を占めるという点は70㎡前後のファミリータイプにとってはネックの1つにはなるでしょうね。
40㎡台ならまだしも20㎡台の1Rとなると賃料的にも大きさ的にも若い世代の方が住む可能性が高くなりますし、ファミリー世帯とは生活時間帯に差が出てきやすくなります。
当物件は上から下まで同じフロアプランが採用されており、どの階にも20~70㎡台までの幅のある住戸が存在しているので余計でしょう。
どちらかと言うと上下で面積帯を変える方が良かったとは思いますね。同じプランで単価差を設けにくくなるので売る側からするとあまり良いことではないわけですが…。
なお、こちらのプランは専有部の居室配置自体は非常にオーソドックスなものではあるのですが、窓周りに結構特徴がありますね。
洋室にウォールドアが採用されているのはもちろん良い点ではあるのですが、柱が食い込んでいるがゆえに梁も窓際天井部にガッツリ存在しており、ウォールドアの方立てがあまりに大きい…。
スパン目一杯に開口部を確保しつつも隣戸側に凸としてまでバルコニーをしっかりと設けている点は評価出来ますが、洋室は3.5畳という大きさな上に形もイマイチですし、少々無理している印象を受けるプランです。
グロス価格を抑えるためとは言え、1LDKにするのであれば35㎡ぐらいはあって欲しかったです。
坪単価は予定価格で約361万円。接道しておらず前建の影響の強い低層階ポジションであることやそのような間取り面の苦しさを考えるともう少しパンチが欲しかった印象ではありますね。
上述のように共用面での魅力のある物件なので単純な比較は出来ないものの、現在分譲中のブリリア上野プレイスの低層階住戸(坪単価330万円程度)ぐらいのパンダ感があると良かったんだろうなと。
設備仕様面は、2LDK以上には食洗機、フィオレストーンのキッチン天板が付いており大きな違和感はありません(トイレ手洗いカウンターがないのは残念)。
ただ、1LDK以下に関してはそれらだけだなく床暖房すらない淡白な仕様なのでそういう意味でももう少し価格で頑張って欲しかったですね。
駐車場は全13台で、機械式7台・平置6台という構成になります。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計は設計工房デザインシステム、施工はライト工業、そしてデザイン監修は南條設計室です。
近年のリビオレゾンシリーズは南條設計室を起用することが増えており、初の「リビオレゾン×南條設計室」でかなり華のあるデザインが採用されていたリビオレゾン上野同様に見映えするデザインを纏った物件になります。
外観上の最大のポイントはやはり先ほど取り上げた角住戸のワイドなダイレクトサッシなのですが、それ以外にもバルコニー手摺などに格子を多用した外観、西側道路からしっかりとセットバックされた位置にあり奥行あるアプローチとなったエントランス周りも南條設計室らしさを感じる素敵なデザインですね。
また、とりわけスケールのある物件ではないものの(半分強が20~30㎡台になっているので総戸数98戸と言えどもそんなに大きくはない)、共用面にも大きな特長を持った物件になります。
1階にはノルウェーのヒュッゲ思想(プレミスト有明ガーデンズ参照)を取り入れたカフェラウンジを設け、フグレンコーヒーとコラボした本格的なコーヒーも飲めるセカンドリビング設計に加え、そのラウンジの横に「住箱」というトレーラーハウスが備わっているという超個性的な設えです。
「住箱」は今や知らない人はいないぐらい著名な隈研吾氏がデザインしたスノーピーク社製の商品で、この物件オリジナルのものでこそないのですが、この場所にこれがあるというのはなかなかのサプライズです。1時間100円(土日祝は200円)で気軽に利用できるのでサードプレイスとしての魅力は十分でしょう。
エアコンはもちろんのこと、WiFiやプロジェクターなども完備しており、ホームシアター、読書、ワークスペース、キッズスペースなどとしての利用が想定されているようです。
なお、共用廊下は内廊下設計が採用された物件になります。
前回のリビオレゾン上野入谷ザ・テラス。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1LDK、東向き中住戸です。東側は唯一接道していない方角ですし、低層階ということで前建の影響が不可避なポジションになります。
間取りはそのようなポジションということもあってか30㎡ちょっとのかなり小さな1LDKになります。
当物件にはさらに小さな25㎡の1Rすらあり、そのように20~30㎡台が半分強を占めるという点は70㎡前後のファミリータイプにとってはネックの1つにはなるでしょうね。
40㎡台ならまだしも20㎡台の1Rとなると賃料的にも大きさ的にも若い世代の方が住む可能性が高くなりますし、ファミリー世帯とは生活時間帯に差が出てきやすくなります。
当物件は上から下まで同じフロアプランが採用されており、どの階にも20~70㎡台までの幅のある住戸が存在しているので余計でしょう。
どちらかと言うと上下で面積帯を変える方が良かったとは思いますね。同じプランで単価差を設けにくくなるので売る側からするとあまり良いことではないわけですが…。
なお、こちらのプランは専有部の居室配置自体は非常にオーソドックスなものではあるのですが、窓周りに結構特徴がありますね。
洋室にウォールドアが採用されているのはもちろん良い点ではあるのですが、柱が食い込んでいるがゆえに梁も窓際天井部にガッツリ存在しており、ウォールドアの方立てがあまりに大きい…。
スパン目一杯に開口部を確保しつつも隣戸側に凸としてまでバルコニーをしっかりと設けている点は評価出来ますが、洋室は3.5畳という大きさな上に形もイマイチですし、少々無理している印象を受けるプランです。
グロス価格を抑えるためとは言え、1LDKにするのであれば35㎡ぐらいはあって欲しかったです。
坪単価は予定価格で約361万円。接道しておらず前建の影響の強い低層階ポジションであることやそのような間取り面の苦しさを考えるともう少しパンチが欲しかった印象ではありますね。
上述のように共用面での魅力のある物件なので単純な比較は出来ないものの、現在分譲中のブリリア上野プレイスの低層階住戸(坪単価330万円程度)ぐらいのパンダ感があると良かったんだろうなと。
設備仕様面は、2LDK以上には食洗機、フィオレストーンのキッチン天板が付いており大きな違和感はありません(トイレ手洗いカウンターがないのは残念)。
ただ、1LDK以下に関してはそれらだけだなく床暖房すらない淡白な仕様なのでそういう意味でももう少し価格で頑張って欲しかったですね。
駐車場は全13台で、機械式7台・平置6台という構成になります。
※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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