ディアナコート三軒茶屋【蛇崩川緑道沿いの徒歩6分】81㎡11,990万円(坪単価491万円)

ディアナコート三軒茶屋。

所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-251-2(地番)
交通:三軒茶屋駅徒歩6分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:地上7階地下1階建、40戸

2019年頭のディアナコート御苑内藤町以来のディアナコートで、最近はピアースがオンパレードな感じだったのでちょっと嬉しい気持ちになりますね。

2013年のピアース三軒茶屋レジデンスは平均専有面積70㎡台というピアースシリーズでは珍しいほどのゆったりとした面積が確保されていた物件で、デザイン監修がアーキサイトメビウスだったことも相まって「ディアナコート」にならないのが不思議なぐらいの印象だったのですが、満を持して(?)こちらはディアナコートになりました。

駅からの道程に起伏ある徒歩10分だったピアース三軒茶屋レジデンスとは異なり起伏の少ないアプローチでの徒歩6分、かつ、南に蛇崩川緑道(と少しだけ丸山公園)を望むポジションということで利便性と環境を高いレベルで両立させた物件になります。

蛇崩川緑道はいわゆる暗渠ですので水害リスクは高いのは確かですが、昨年の台風19号でも大きな被害はなかったみたいですし、三軒茶屋駅徒歩6分という距離感で246及び首都高、さらに、世田谷通りにも面していないそこそこに落ち着きあるポジションという点も魅力になるでしょうか(弦巻通りには面しているので凄く静かな感じではありません)。

246と世田谷通りの間となるいわゆる三角地帯では再開発が控えていますし(かなり以前から話題にはなっているものの、なかなか話がまとまっていかないみたいですけど…)、そういった意味での期待も持てるエリアになります。

公式ホームページ
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お部屋は80㎡超の3LDK、南東角住戸です。南側は緑道の先がギリギリ丸山公園となるポジションで、さらに東側・南西側も低層建物になるのでこの上層階住戸は日照だけでなく視界的にもかなり魅力的なものになりますね。

間取りとしては、物件内で最も大きなものでこそないものの、複数戸ある主力のプランの中では最も大きく、物件内で最も優れた南東角だけのことはあると感じるものです。

角住戸なりに廊下はやや長めですが、80㎡超の角住戸プランであれば至って一般的な範疇で、北側にも開口部を設けることが出来ているので通風面も抜群でしょう。

気になるのはやはり柱の食い込みでしょうね。
各戸のバルコニーを独立させた設計としたことも影響してはいるのでしょうが、主開口部のある南側ですら柱がアウトフレーム化されていない上、三方角住戸ゆえに北側も柱がガッツリ食い込んでおり、柱による面積消費が大きくなっています。

それでも居室形状に与える影響は少なく、居室畳数的にも特段の違和感を覚えることはないものの、そういった面が影響し収納は若干少なめな印象ではありますかね。

坪単価は491万円。曲がりなりにもパークサイドとなる物件内で魅力の高いポジションになる上層階角住戸ですので500万円未満ならばこのご時世「御の字」と言ったところでしょうか。

水回り床及びLDにかけてのタイル貼はディアナコート御苑内藤町やピアース赤坂などでも採用されていた600角の大判タイルではなく400角のワンランク落ちるタイプになるのはちょっと残念ではあるものの、こういった面積の大きな高グロス住戸は廊下どころかLDまでタイル貼になっているのもやはり魅力の1つになります。

小ぶりな物件ということもあり共用部にスケール感がなく"ディアナコート感"が満載とまでは言えないので(詳細は次記事)、こういった高額住戸の単価が伸びにくいという事情はあるかもしれませんね。

なお、緊急事態宣言下ではモデルルームを閉鎖していた大手デベロッパーの多くはようやく先週末から営業を再開しており、再開後の各社の動きは要チェックですね。
モリモトは緊急事態宣言下でもコロナ対策をしつつ営業を行っていたのでこのタイミングで第1期が出来るわけですが、他社の"販売再開(営業再開ではない)"に時間がかかるようだと検討者のメンタルはかなり低下している可能性が高いです。
販売が滞っていた分、一時的には需要が溜まっているのは確かなことなので、そこいらへんのせめぎ合いがどのような結果として表れてくるか注目しています。

※コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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