中目黒クロスオーバー【専有部も共用部も突き抜けた物件】4階42㎡233,000円(坪賃料18,317円)

中目黒クロスオーバー。【賃貸版】です。

所在地:東京都目黒区上目黒2-9-17
交通:中目黒駅徒歩4分、代官山駅徒歩12分、恵比寿駅徒歩17分(東京メトロ。JR線は徒歩18分)
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:6階建、35戸
築年:2019年

中目黒立体交差が至近の駒沢通りに面したマンションで、その名称同様外観的にもかなり目立った物件になります。
その名称からは想像しにくいかもしれませんが、東京電力パワーグリッドによる賃貸マンション(2階部分はマンスリーマンション)第一弾という背景もあってかかなり特色のある物件なのです。

東京電力グループは、マンスリーマンション運営実績の豊富なレジデンストーキョーに出資を行っており、土地の有効活用の一環として当物件が誕生したというありがちな流れではあります。

なお、当物件の最大のポイントは、外国人入居者の多いマンスリーマンション実績の豊富なそのレジデンストーキョーがプロデュースしているという点で、そのサービス・デザイン・プランに至るまでの全てが非常に個性的、かつ、高いレベルにあるという点になります。

駒沢通り沿いなので静かな環境ではないものの、駒沢通りは南東なので南方向の前建までの距離は十分に確保出来ていますし、南西方向がけこぼ坂街かど公園という点も良い材料でしょう。

設計は東京電力パワーグリッド&東電設計、施工はフジタ、そしてデザイン監修はSUPPOSE DESIGN OFFICEです。

デザイン面では昨今のトレンドでもある木目調パターン、杉板型枠の打放しを共用部に大々的に取り入れたことでインパクトがあり、専有部に関しても一般的な仕上げ(個性あるものにしたければオプション対応)となりがちな分譲マンションとは異なるデザイン性の高い設えになっています。共用部から専有部に至るまで一連の垢抜けたデザインが実現しているというのが当物件の個性であり強みになるのは間違いないでしょう。

共用部は、ウッドデッキ敷の屋上テラスに加え、中央部に吹抜(ライトコート)を設けた共用廊下(外廊下)がかなり開放的で特色のあるもの(廊下幅にもかなりゆとりがありちょっとした広場空間的な造りになっている)、一方、専有部に関しては廊下壁などの大々的な木目調パネル仕上げ、窓際上部の間接照明、土間的な空間設計、無垢材フローリング、そして自動水やり機能付の備え付けのバルコニープランターなど、これでもかというぐらい随所に特色が設けられています。

参照ページ(モダンスタンダード)
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お部屋は42㎡の1K、南角住戸です。南東が駒沢通り、南西がけこぼ坂街かど公園になるポジションです。公園は小さいのでパークフロント感はないものの日照良好な好条件のお部屋になります。

間取りは40㎡超ありながらも1Kであり、居室は1つなのですが、中間部の線のところに段差があり、そこよりも玄関側が土間的な空間(フローリングやタイルではなくコンクリートむき出しな感じ)、窓側の残り半分が無垢材のフローリング空間になります。中間部の段差が生じる下部に間接照明が施されているところもめちゃくちゃお洒落ですね。

お洒落過ぎるがゆえに住む方を選ぶのは間違いありませんが、ここまで突き抜けたプランはそうそうお目にかかれませんし、中目黒駅徒歩4分というこの立地に最高似合うコンセプトではないでしょうか。

坪賃料は18,317円。居室が1つの1Kですので2人住まい(家賃折半)は難しそうですが、この立地・パフォーマンスでこの賃料単価はリーズナブルな印象ですね。中目黒駅徒歩4分ですんで。

設備仕様面は、むろんディスポーザーや水回りの天然石天板仕様などの分譲マンションでみられるようなものはありません。ただ、間接照明、無垢材フローリング、自動水やり機能付のバルコニープランターなどはやはり魅力です。また、バイリンガル対応のバーチャルコンシェルジュサービスが付いた立地なりの外国人ライクな物件になります。

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