センチュリー武蔵境ソルミタージュ【南面良好な三鷹市の駅徒歩12分】5階72㎡6,980万円(坪単価323万円)

センチュリー武蔵境ソルミタージュ。

所在地:東京都三鷹市井口3-179-13(地番)
交通:武蔵境駅徒歩12分
用途地域:第一種低層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域
階建・総戸数:5階建、27戸

武蔵境駅からは真南方向、連雀通り沿いに誕生する物件になります。
駅距離は少々あり、富士見通りを越えた先になるので武蔵野市ではなく三鷹市アドレスの物件になるという点も武蔵境駅を最寄りとする物件の中ではわりと珍しいところになるでしょう。

なお、建物が立つのは連雀通り沿いの第二種中高層住居専用地域ですが、敷地の途中から第一種低層住居専用地域(最高限度10m)になっており、南側は広大な一低エリアが広がるという気持ちの良いポジションです。

武蔵野市側も含めこの界隈は一低がかなり多くなっており、畑なども多いかなり長閑なエリアになりますね。
長閑な一低エリアであるがゆえに買物利便は高いとは言えず、もう2~3分駅に近かったら…という思いは生じはするものの、通学区の井口小学校は大通りを越える必要のないほど近いポジションですし、環境面を重視したい方にとっては特に魅力を感じるポジションだと思います。

公式ホームページ
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お部屋は72㎡の3LDK、南東角住戸です。上述のように南方向には広域に渡り最高限度10m(マンションで言うと3階建相当)の一低エリアが広がっているので、この最上階住戸からの眺めは非常に魅力的なものになります。東側も4階建の武蔵野ハイムなので最上階ならば影響はないですし、ルーバルやポーチ部分も含め360度の抜けが楽しめるポジションですね。

間取りは、物件内で最も大きなルーバル付の特殊プランになります。
最上階南東角の特殊プランであっても70㎡ちょっとですんでこのご時世なりセンチュリーなりの印象ではあるものの、ルーバルやポーチ部分を活用することで専有面積以上の使い勝手があるのは間違いないでしょう。

少々歪な形状にはなるものの、洋室3の引き戸を開け放つことで20畳を優に超える空間が生まれますし、70㎡ちょっとにしては空間的な広がりが得やすい設計になっているのも悪くありません。

一方で残念に思うのはLDがルーバルに面していない点でしょうね。洗面所や浴室がルーバルに面しており窓を施すことが出来ているのは少なからず魅力ではあるものの、やはりルーバルはLDに面していて欲しい…。

坪単価は323万円。物件自体の平均は300万円ほどのはずで、やはり物件内で随一のプラン・ポジションだけあってそれなりの単価帯にはなりますね。

近年の南口はプラウド武蔵境テラスアールブラン武蔵境というわりと注目を集めた存在感のある2物件が供給されており、駅徒歩6~7分(むろん武蔵野市アドレス)で平均坪単価345~350万円といったところでしたので、駅距離はあっても南面的な魅力の高いポジションであることを考えれば違和感のある水準ではないでしょう。

なお、三鷹市井口側だと駅徒歩11分の地にプラウド武蔵境(平均坪単価約260万円)があるのですが、2006年と約14年も前の分譲になるのであまり参考にはならないですね。

プラウドやアールブランはいずれもデザイン性にかなり優れているのでどうしてもそういった面で見劣りすることころはありますが…。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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