リーフィアレジデンス上原【14の吹抜】2階72㎡12,990万円(坪単価596万円)
続けて、リーフィアレジデンス上原。
設計・施工は第一建設工業、デザイン監修は西山建築デザイン事務所です。
西山広朗氏はプラウドでの実績が多く高額レジデンスでの実績は十分です。ただそのような中でもこちらは”筆頭格”となる価格帯とスケール感を有した物件で、竹中工務店設計・施工(むろんデザインも)で度肝を抜くデザインだったザ・リーフィアレジデンス成城に近いグレード感すら持っていると感じますね。
成城の共用廊下周り(内廊下及び内階段)のデザインは竹中でないとお目にかかれないであろう独特なものであり、そこまでの突出したサプライズ的なものこそないものの、敷地面積4,000㎡弱、延床面積8,400㎡弱が生み出すスケールは成城にはないもので、上原の一低エリアでは数少ない貴重なスケール感を活かした重厚感豊かな仕上がりです。
逆梁工法に加え、バルコニー天井部を木目調に、また、マリオンや質感豊かなタイルなどで繊細な凹凸を施したバルコニー周りも秀逸に感じる物件で、派手さはそこまでではないけれども全体的に非常に高いレベルで纏まった物件という印象です。
エントランスラウンジの大きな窓の先にはラウンジコートという緑があしらわれた坪庭的な吹抜空間が広がりますし、外部から閉ざしたプライバシーに優れた設計ながら吹抜を多く設けたことで採光面に最大限配慮した設計は素晴らしいものがあります。
斜め壁が印象的なエレベーターホール、ゆったりと転回出来る丸形の車寄せなども素敵に感じる物件です。
前回のリーフィアレジデンス上原。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、西向き中住戸です。西側は接道しておらずおよそ当物件の3階相当の変電所ですので、当住戸は視界を遮られます。
間取りとしては先ほどのお部屋とは打って変わって一般的な大きさの3LDKなのですが、特徴は少なくありません。
当物件の最大の特徴といっても過言ではないのが、その吹抜で、内廊下物件ゆえに開口部を捻出しづらい中、吹抜により採光通風を確保した形になります。
前回の記事で書いたように駅近立地なりに50〜60㎡台を多くしていたならば中住戸はベッドルーム1室をリビングインの行灯部屋にするだけでオーソドックスな2LDKプランが難なく実現出来ていたところなのですが、当物件は多くのプランを70㎡超、かつ、3LDKとすることを心掛けたがゆえに"吹抜がマスト"になっています。
フロア内には実に14もの吹抜が設けられており、上述のように内廊下自体も所々吹抜に面した採光豊かな空間設計になっているのも良い点ですね。
このエリアではグランドメゾン上原コートが小規模ながら1フロア3つもの吹抜を設けていたのが素晴らしかったのですが、当物件はスケールそのままに吹抜の数が非常に多くなっているのでどちらも負けず劣らず魅力的なものだと思います。
また、玄関前のアルコーブ部分から廊下、そしてトイレ・洗面床までが高級感のある600角の大判タイル貼となっておりそういった点でも高い評価の出来る物件になります。
当プランの吹抜に面した洋室2室は採光的に魅力的とは言えませんが、吹抜があることでトイレと廊下にも窓を設けることが出来たなかなか個性的なプランですね。
坪単価は596万円。南向き以外の低層階は大半が坪単価500万円台中盤から600万円といった設定になっています。
前回の記事で述べたようにやはり当物件は「4階がスペシャル」に感じますし、視界や借景面でも「南向き」が頭1つ以上抜けているので、こういった物件内で並となるお部屋はもう一声欲しかった印象にはなります。
物件自体のグレード感によるところもあるのでしょうが、リーフィアレジデンス自体のブランド力はけして高いものとは言えないですしね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様はもちろんのこと、LDビルトインエアコン、天然石カウンターなどを用いた高級感のある浴室、LDビルトインエアコンなどが備わっています。
LDに加え主寝室ぐらいまではビルトインが付いていて欲しかった印象もあるものの、寝室はバリエーション豊富で機能面が充実したものが多い壁掛けを自身で選びたい方も少なくないと思うのでこれはこれでアリだと思います。
管理費は398円/㎡。スケールのわりには安くない印象もありますが、内廊下、かつ、ディスポーザー付、さらにコンシェルジュサービスもついての水準ですので納得でしょう。
駐車場は全26台で身障者用の平置1台を除いた25台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計・施工は第一建設工業、デザイン監修は西山建築デザイン事務所です。
西山広朗氏はプラウドでの実績が多く高額レジデンスでの実績は十分です。ただそのような中でもこちらは”筆頭格”となる価格帯とスケール感を有した物件で、竹中工務店設計・施工(むろんデザインも)で度肝を抜くデザインだったザ・リーフィアレジデンス成城に近いグレード感すら持っていると感じますね。
成城の共用廊下周り(内廊下及び内階段)のデザインは竹中でないとお目にかかれないであろう独特なものであり、そこまでの突出したサプライズ的なものこそないものの、敷地面積4,000㎡弱、延床面積8,400㎡弱が生み出すスケールは成城にはないもので、上原の一低エリアでは数少ない貴重なスケール感を活かした重厚感豊かな仕上がりです。
逆梁工法に加え、バルコニー天井部を木目調に、また、マリオンや質感豊かなタイルなどで繊細な凹凸を施したバルコニー周りも秀逸に感じる物件で、派手さはそこまでではないけれども全体的に非常に高いレベルで纏まった物件という印象です。
エントランスラウンジの大きな窓の先にはラウンジコートという緑があしらわれた坪庭的な吹抜空間が広がりますし、外部から閉ざしたプライバシーに優れた設計ながら吹抜を多く設けたことで採光面に最大限配慮した設計は素晴らしいものがあります。
斜め壁が印象的なエレベーターホール、ゆったりと転回出来る丸形の車寄せなども素敵に感じる物件です。
前回のリーフィアレジデンス上原。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、西向き中住戸です。西側は接道しておらずおよそ当物件の3階相当の変電所ですので、当住戸は視界を遮られます。
間取りとしては先ほどのお部屋とは打って変わって一般的な大きさの3LDKなのですが、特徴は少なくありません。
当物件の最大の特徴といっても過言ではないのが、その吹抜で、内廊下物件ゆえに開口部を捻出しづらい中、吹抜により採光通風を確保した形になります。
前回の記事で書いたように駅近立地なりに50〜60㎡台を多くしていたならば中住戸はベッドルーム1室をリビングインの行灯部屋にするだけでオーソドックスな2LDKプランが難なく実現出来ていたところなのですが、当物件は多くのプランを70㎡超、かつ、3LDKとすることを心掛けたがゆえに"吹抜がマスト"になっています。
フロア内には実に14もの吹抜が設けられており、上述のように内廊下自体も所々吹抜に面した採光豊かな空間設計になっているのも良い点ですね。
このエリアではグランドメゾン上原コートが小規模ながら1フロア3つもの吹抜を設けていたのが素晴らしかったのですが、当物件はスケールそのままに吹抜の数が非常に多くなっているのでどちらも負けず劣らず魅力的なものだと思います。
また、玄関前のアルコーブ部分から廊下、そしてトイレ・洗面床までが高級感のある600角の大判タイル貼となっておりそういった点でも高い評価の出来る物件になります。
当プランの吹抜に面した洋室2室は採光的に魅力的とは言えませんが、吹抜があることでトイレと廊下にも窓を設けることが出来たなかなか個性的なプランですね。
坪単価は596万円。南向き以外の低層階は大半が坪単価500万円台中盤から600万円といった設定になっています。
前回の記事で述べたようにやはり当物件は「4階がスペシャル」に感じますし、視界や借景面でも「南向き」が頭1つ以上抜けているので、こういった物件内で並となるお部屋はもう一声欲しかった印象にはなります。
物件自体のグレード感によるところもあるのでしょうが、リーフィアレジデンス自体のブランド力はけして高いものとは言えないですしね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様はもちろんのこと、LDビルトインエアコン、天然石カウンターなどを用いた高級感のある浴室、LDビルトインエアコンなどが備わっています。
LDに加え主寝室ぐらいまではビルトインが付いていて欲しかった印象もあるものの、寝室はバリエーション豊富で機能面が充実したものが多い壁掛けを自身で選びたい方も少なくないと思うのでこれはこれでアリだと思います。
管理費は398円/㎡。スケールのわりには安くない印象もありますが、内廊下、かつ、ディスポーザー付、さらにコンシェルジュサービスもついての水準ですので納得でしょう。
駐車場は全26台で身障者用の平置1台を除いた25台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。