クリオ横濱元町通り【元町通り沿い初のファミリープラン】8階110㎡17,982万円(坪単価539万円)

クリオ横濱元町通り。

所在地:神奈川県横浜市中区元町4-172他(地番)
交通:元町・中華街駅徒歩6分、石川町駅徒歩6分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:地上8階地下1階建、40戸(他事業協力者店舗1戸)

コンパクトマンションを除けばデータのある1995年以降初の元町通り沿いの分譲マンションになります。
2016年にはリシャール横濱元町が分譲されているのですが、20~40㎡台のコンパクトな総戸数23戸という小規模物件でしたので、50㎡台どころか70~110㎡台まである当物件は元町通り初のファミリータイプ分譲マンションになるというわけです。
※事業協力者店舗は従前この地にあったOHARA(現在はここから元町通りを西側に向かった仮店舗で営業中)で、当マンション完成後は1階に入居することとなっています。

とりわけ駅に近いわけではないですし、商店街(元町ショッピングストリート)沿いの落ち着きがあるとは言えないポジションですので別にマンションにしなくてもいいんじゃない?という意見も一理あるでしょう。

ただ、その元町ショッピングストリートだけでなく中華街、山下公園、港の見える丘公園、元町公園など、駅界隈から山手エリアの丘上エリアまでもが日常となるポジションで”古き良き横浜”を愛する方にとってはたまらないポジションになるのではないでしょうか。

公式ホームページ
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お部屋は110㎡の3LDK、南東角住戸です。南が元町通り(元町ショッピングストリート)となるポジションで、通り沿いには建物が並んでいますが、このレベルの高さの建物は少なくこの最上階住戸からは南方向に山手方向が望めます。
山手はむろん丘上ですのでこちらからは広域での視界は閉ざされてはしまいますが、日照に関しては何ら申し分のない物件内で魅力の高いポジションになります。

間取りは、そのような最上階南東角ということで物件内で最も大きな面積が確保されています。
上層2フロアがほとんど100㎡超だったクリオレジダンス横濱ザ・マークスの100㎡超プランを彷彿させるもので、やはり随所にゆとりを感じることが出来ます。

110㎡という大きさゆえに柱間隔の関係上、柱が専有部内に存在してはいますが、この面積帯であれば気になるレベルではないですし、洗面所の2WAY設計やウォークスルークローゼットなどの動線部にもクリオシリーズらしさを感じることが出来ますね。

LDの南側開口部は魅力的なものですし、玄関ドアから正面方向になる廊下のコーナー部分にカウンターが設けられているのも好感の持てる点です。

一方で、100㎡超のラグジュアリープラン、かつ、価格帯も超高額であることを考えるとベッドルーム3室中2室がリビングインである点(1室はウォークスルークローゼット経由も可能ですが、リビングに面してしまっている)は疑問ですし、浴室も1620ではなく1822だったらさらに良かったとは思いますね。

坪単価は539万円。このような稀有なポジションにこのご時世分譲されるのですから覚悟はしていましたが、とってもいいお値段ですね…。

むろんザ・タワー横浜北仲パークコート山下公園の高層階プレミアム住戸には及びませんが、横浜エリアではそれらに次ぐぐらいの高額な水準になります。

戸数は多くないですし、今後元町通り沿いにこういった面積帯のプランのある分譲マンションが誕生することはそうそうないとは思うのでこの価格でもピンと来る方はいらっしゃる気はしますが…。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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