2020年5月の首都圏マンション発売戸数

不動産経済研究所の発表によると5月の首都圏のマンション販売は、
発売戸数393戸(前年同月比82.2%減)
1戸あたり価格6,485万円(前年同月比6.4%増)
契約率72.3%(前年同月比12.3ポイントアップ)
とのことです。

前月の記事で危惧したようにやはり4月(686戸)よりもさらに減ってしまいました。393戸は昭和48年の調査開始以来最も少ない数字とのことです。

結局、大手デベロッパーは5月末もしくは6月頭から営業を開始した感じなので、流石に5月にすぐに販売というのは難しかったですね。
6月に入り先週・先々週あたりからはブリリアタワー有明ミッドクロスパークホームズ柏タワーレジデンスパークシティ柏の葉キャンパスサウスマークタワーなど大型物件の第一期が満を持して開始されており、6月末にかけて”ここ2~3か月の反動”が表れてくるとは思うのですが、大型物件の第1期(それら3物件の第1期は順に57戸・80戸・80戸)もやはり”本調子”とは言い難い数字で、まだまだ予断を許さない状況でしょうね。

なお、今月(5月)の数字に関してはそのように非常に少ない戸数になっており、この数字を基にコメント出来ることは多くありません。

1つ言うならば、恒例の億ション比率は約11.2%と非常に高かったというぐらいで、億ション買う人も色々ではありますがやはりお金に余裕のある方(不安のない方)でないと決断するのに勇気が必要な時勢であるのは間違いないでしょうね。

また、億ション比率が高めだったことで平均価格は少し高め、また、基本的に(このタイミングでも欲しいと言う)お客さんがいる分だけ絞って供給というスタンスをとっている物件がほとんどなので前月同様に契約率が高めに出ているというのもコロナ禍の特徴の1つにはなるでしょうか。

さて、今後ですが、6月~8月のお盆前にかけての数字は今後の市況を占う意味で非常に注目すべきものになるでしょう。
6月の発売戸数は1,000戸ほどが見込まれているのですが、その通りだったとしても例年の6月(2,000戸台)には遠く及びません。普通に考えればここ2~3か月停滞した分の反動がドッと現れてきておかしくないはずで、仮にそれが8月までに現れてこないようであれば市況はかなり深刻と言えるのではないかと思っています。

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