グローベル南千住駅前【設計・デザイン共に繊細】4階32㎡2,890万円(坪単価299万円)

続けて、グローベル南千住駅前。

設計は共同エンジニアリング、施工は大末建設です。

30~50㎡台の総戸数39戸という小ぶりな物件ですのでスケール的に強調出来る点はありません。

ただ、全戸南向きとなったその外観デザインは想像していた以上のインパクトのあるものです。南面バルコニーラインにあえて微妙に凹凸を設けた点がいい味を出していると思いますし、それに加え偶数階と奇数階とで角住戸周りのバルコニー床及びバルコニー軒裏(要するにスラブ部分)のカラーを変えているのがなかなかにお洒落ですね。

前回取り上げたプラン及び今回取り上げるプランをご覧いただくとお分かりのように小規模コンパクトながら柱のアウトフレームに力を入れているというあたりも非常に好感の持てる物件になります。

前回のグローベル南千住駅前

公式ホームページ
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お部屋は32㎡の1LDK、南向き中住戸です。この住戸の南側は4階建になるので視界面での影響はわりとありますね。ただ、日照は問題ないでしょう。

間取りは、1LDKとしてはかなり小ぶりなタイプになるのですが、上述のように柱のアウトフレームはしっかりとしているので専有面積以上の使い勝手が期待出来ます。

また、洋室は3畳でしかないものの、引き戸をきれいに開け放つことが出来るようになっているので違和感少なくLDと一体利用が可能ですし、バルコニーが広々としているのも良い点でしょうね。

なお、柱位置の関係上、開口部が貧弱なのが悲しく感じてはしまうのですが、一方で、全戸南向きで敷地形状も特段歪ではないにもかかわらず見ての通り柱位置が不規則な感じで配置されているのが興味深く感じる物件です。

柱と柱を結ぶラインは東西・南北共に平行になっておらず、こういった設計が採用されるのは非常に珍しいことなのです。
例えば、当プランの洋室の南側にある柱の西側は隣戸の"専有部(室内)"になっており、そちら側に柱が食い込むことに配慮し、柱位置をズラしているというわけです。

坪単価は299万円。先ほどのプランとは同じフロアですが前建の影響が考慮されたためか単価は抑えめです。
面積がかなり異なりグロス価格が全然違うことを考えればもっと高くともおかしくなかった印象ですし、純粋に30㎡そこそこの面積、かつ、駅徒歩3分という立地条件からするとこのご時世としてはリーズナブルな設定と言えるでしょうね。

25~26㎡のワンルームで2,980万円とかになるのは何ら珍しいことではないご時世ですからね…。

設備仕様面は、小規模ですのでむろんディスポーザーはありませんし、この単価帯ならば水回りの天然石天板仕様がないことにもとりわけ違和感はないでしょう。
ただ、浴室照明のダウンライトは良い一方で、トイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。食洗機は30㎡台を除けば付いています。

管理費は351円/㎡。ディスポーザーなし、かつ、外廊下での水準ですのでスケールメリットの得られない小規模なりに高めです。
それでも当物件は30~50㎡台の総戸数39戸というかなり小さな物件になるのでこの水準はまだマシな方と言えるかもしれません。

駐車場は身障者用を含む全2台で平置になります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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