ルピアグランデ柏【駅距離はあるが高買物利便性】12階87㎡4,598万円(坪単価175万円)
ルピアグランデ柏。
所在地:千葉県柏市富里3-806-8の一部(地番)
交通:柏駅徒歩15分
用途地域:準工業地気、第一種住居地域
階建・総戸数:13階建、196戸
中央住宅の「ルピアグランデ」はルピアグランデ浦和美園に次いで2物件目になるでしょうか。通常は「ルピアコート」ですが、スケールのある物件で使われるブランドになります。
当物件は、総戸数340戸だったルピアグランデ浦和美園ほどのスケールはないものの、敷地面積8,000㎡超(※)あり、柏界隈ではタワマンを除いた板状系の中層分譲マンションの中ではかなり大きな方になりますね(総戸数345戸のプラウドシティ柏が頭1つ抜けた存在です)。
※東側に同時に開発される戸建街区を含めると10,000㎡超
駅がせめてもう2~3分近かったら…という思いはどうしても生じはしますが、イオンモールとメガドン・キホーテが至近のポジションで、駅距離のわりに買物利便性が高いのが当物件の大きな魅力になっているのは間違いないでしょう。
南西側隣接地が生コン工場なのはやはり気になるところですが、南方向には畑が広がったエリアで駅距離があるなりの長閑さも感じることの出来るエリアになります。
なお、通学区は近所の旭東小学校ではなく少々距離のある柏第三小学校になりますね。
公式ホームページ

お部屋はエアリーコートの87㎡の4LDK、南西角住戸です。当物件の敷地西面は水戸街道には部分的にしか接しておらず、建物が立つ部分は水戸街道からしっかりと内に入ったポジションになります。
上層階住戸で抜けがある分、水戸街道の影響はけして小さくはありませんが、南側の生コン工場の建物の影響もない遮るもののない眺望上の魅力が高いポジションですね。
間取りは上層階角住戸らしいルーバル付のものになります。中央住宅の物件ですので、面積帯の大きなプランの多くは「ピアキッチン」が採用されているのですが、最近ピアキッチンによくお目にかかっている気がしますし、あえてノンピアキッチンプランを取り上げてみました。
一般的な田の字3LDKの西側に洋室1とルーバルをプラスした感じの間取りで、専有部自体はそれほど特色のあるものではありません。ただ、キッチンからルーバルに出ることの出来る動線が確保されているのはやっぱり魅力でしょうね。
ルーバルはしっかりとした広さがあり、日照も抜群ですので洗濯物を干すだけでなく様々な用途に使えそうです。
いわゆるピアキッチンタイプのプランは洗面所が2WAYになっているのが普通で、洗面所はキッチン側からも廊下側からも入れる造りになっているものなので、キッチン側から入れないリビングインのこの洗面所はやや残念ではあります。
物件内で最も面積の大きな4LDKプランということである程度の人数のご家族を想定したプランという意味でも洗面所がリビングインのみというのは気になりますね。
一方、洋室4の引き戸は大きく開け放つことが出来るようになっており、LDKと合わせて十分な大きさのある空間が実現出来るのは良い点なのですが、LDのルーバル側に面した開口部幅はもっと確保してくれていても良かった印象ではありますかね。
勿体ない…。
坪単価は175万円。突出した水準ではないものの、物件内ではほぼ上限となる水準です。生コンの建物が近いとは言え南向き低層階住戸には坪単価120万円未満のお部屋もあり、この単価帯の物件にしては単価差が大きな印象を受ける物件ではありますね。
物件平均は150万円ほどになるはずで、近年駅距離のあるポジションで分譲されたデュオヒルズ柏(駅徒歩13分・平均坪単価約170万円)、ヴェレーナ柏(駅徒歩12分・平均坪単価約195万円)に比べ現実的な単価に抑えてきている印象があります。
上述のようにこの2~3分の差は数字以上の意味があるはずで、難しいところではあるのですが…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:千葉県柏市富里3-806-8の一部(地番)
交通:柏駅徒歩15分
用途地域:準工業地気、第一種住居地域
階建・総戸数:13階建、196戸
中央住宅の「ルピアグランデ」はルピアグランデ浦和美園に次いで2物件目になるでしょうか。通常は「ルピアコート」ですが、スケールのある物件で使われるブランドになります。
当物件は、総戸数340戸だったルピアグランデ浦和美園ほどのスケールはないものの、敷地面積8,000㎡超(※)あり、柏界隈ではタワマンを除いた板状系の中層分譲マンションの中ではかなり大きな方になりますね(総戸数345戸のプラウドシティ柏が頭1つ抜けた存在です)。
※東側に同時に開発される戸建街区を含めると10,000㎡超
駅がせめてもう2~3分近かったら…という思いはどうしても生じはしますが、イオンモールとメガドン・キホーテが至近のポジションで、駅距離のわりに買物利便性が高いのが当物件の大きな魅力になっているのは間違いないでしょう。
南西側隣接地が生コン工場なのはやはり気になるところですが、南方向には畑が広がったエリアで駅距離があるなりの長閑さも感じることの出来るエリアになります。
なお、通学区は近所の旭東小学校ではなく少々距離のある柏第三小学校になりますね。
公式ホームページ

お部屋はエアリーコートの87㎡の4LDK、南西角住戸です。当物件の敷地西面は水戸街道には部分的にしか接しておらず、建物が立つ部分は水戸街道からしっかりと内に入ったポジションになります。
上層階住戸で抜けがある分、水戸街道の影響はけして小さくはありませんが、南側の生コン工場の建物の影響もない遮るもののない眺望上の魅力が高いポジションですね。
間取りは上層階角住戸らしいルーバル付のものになります。中央住宅の物件ですので、面積帯の大きなプランの多くは「ピアキッチン」が採用されているのですが、最近ピアキッチンによくお目にかかっている気がしますし、あえてノンピアキッチンプランを取り上げてみました。
一般的な田の字3LDKの西側に洋室1とルーバルをプラスした感じの間取りで、専有部自体はそれほど特色のあるものではありません。ただ、キッチンからルーバルに出ることの出来る動線が確保されているのはやっぱり魅力でしょうね。
ルーバルはしっかりとした広さがあり、日照も抜群ですので洗濯物を干すだけでなく様々な用途に使えそうです。
いわゆるピアキッチンタイプのプランは洗面所が2WAYになっているのが普通で、洗面所はキッチン側からも廊下側からも入れる造りになっているものなので、キッチン側から入れないリビングインのこの洗面所はやや残念ではあります。
物件内で最も面積の大きな4LDKプランということである程度の人数のご家族を想定したプランという意味でも洗面所がリビングインのみというのは気になりますね。
一方、洋室4の引き戸は大きく開け放つことが出来るようになっており、LDKと合わせて十分な大きさのある空間が実現出来るのは良い点なのですが、LDのルーバル側に面した開口部幅はもっと確保してくれていても良かった印象ではありますかね。
勿体ない…。
坪単価は175万円。突出した水準ではないものの、物件内ではほぼ上限となる水準です。生コンの建物が近いとは言え南向き低層階住戸には坪単価120万円未満のお部屋もあり、この単価帯の物件にしては単価差が大きな印象を受ける物件ではありますね。
物件平均は150万円ほどになるはずで、近年駅距離のあるポジションで分譲されたデュオヒルズ柏(駅徒歩13分・平均坪単価約170万円)、ヴェレーナ柏(駅徒歩12分・平均坪単価約195万円)に比べ現実的な単価に抑えてきている印象があります。
上述のようにこの2~3分の差は数字以上の意味があるはずで、難しいところではあるのですが…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。