デュオヴェール浅草【ほぼアーケード経由の徒歩5分】5階42㎡4,398万円(坪単価349万円)
デュオヴェール浅草。
所在地:東京都台東区浅草3-161-1(地番)
交通:浅草駅徒歩5分(つくばエクスプレス。他は徒歩12~15分)、田原町駅徒歩13分、入谷駅徒歩14分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、31戸(非分譲住戸1戸含む。他事務所・店舗1戸)
先日取り上げた賃貸マンションプライマル浅草言問通(言問通りと千束通りの交差点の北西角地)のところから千束通りを少しだけ北上したポジションになります。つくばエクスプレス浅草駅からの道程の大半はアーケードなので雨の日も快適で、単なる徒歩5分以上の魅力がありますね。
ただ、プライマルも元はサンケイビルが分譲予定だった物件ですし、この物件の1本隣ではリビオレゾン浅草もまもなく分譲開始予定であるなどなんというか”2020”らしい状況なのかなと。
コロナがなければ今頃は東京五輪で外国人観光客が押し寄せ、このあたりは盛りに盛り上がっていたことでしょう。
むろん五輪自体は一時的な効果でしかないのですが、インバウンドにより長期的にもこの界隈は鉄板的な様相があったのも事実で、こういったエリアはそういった影響が強かった分、今回のコロナの一件が今後どのような影響を及ぼすのかはちょっと気になるところです。世界的に海外渡航の指向・トレンドに変化が生じるようだと心配ですね。座席間隔を空けるとなるとチケットも高くなりそうですし…。
さて、立地に関して付け加えると駅徒歩5分はもちろんのこと、プライマルの記事でも書いたように”浅草の中心”にほど近いポジションなのでかなり便利なところです。
小規模な物件ですし、全戸30~40㎡台のプラン構成もフィットしていると思いますね。
設計・施工は合田工務店です。
田原町駅が最寄だったデュオヴェール浅草ウエストもかなりデザインパフォーマンスが良好な物件でしたが、こちらも今どきの垢抜けた設えです。
小規模物件ですのでエントランス周りのゆとりを感じることはないものの、木目調の庇裏及び袖壁がいい雰囲気ですし、格子の門構えやエントランスホール内の左官仕上げなどなどいずれもセンスの良さを感じるものです。
また、内廊下のデザインがありきたりなものではなくデザイン性の高いものになっている点も評価出来る点でしょう。
公式ホームページ

お部屋は42㎡の2LDK、北東角住戸です。東~北東にかけて11階建のサンクタス浅草レジデンスのあるポジションですが、南東方向の視界は中層階以上で抜けてきます。
間取りは40㎡ちょっとの2LDKという狭小感の強いものになります。
読者の方ならばご存知のように、近年は40㎡そこそこの2LDKにお目にかかることは大分増えてきているので驚きはしないものの、やっぱり小さい印象ではありますよね。
3.2畳のベッドルーム2は形がいいですし、入口や収納には引き戸が採用されているのでベッドなどのそれなりの大きさの家具も置けるとは思います。ただ、どちらかと言うとベッドルーム2よりもLDと一体利用しやすいベッドルーム1の方を小さくした方がバランスが良かった気はしますよね。
なお、こういった部屋数重視のプランだと浴室をもっと小さくしたり(1216)、収納を最低限にしたりということも往々にしてあるわけですが、当プランはどちらもしっかりとしておりそういった点は評価出来るでしょう。
洗面所はちと狭いですけど…。
坪単価は349万円。千束通りをもう少し北上した駅徒歩7分のプレサンスジェネ浅草イースト・ウエストの平均坪単価が約340万円といったところで、相場並ではあるでしょう。
ただ、駅徒歩4分のレーベン浅草アヤギヌの2017年頃だと平均坪単価約325万円という水準でしたので、コロナによる不確実性を考えるともう少し目に優しい水準であって欲しかったとは思います。
そもそもこの大きさの2LDKになっている時点で単価は期待しづらいところではありますが…。
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんし、コンパクト中心のため食洗機も付いていません。
ミストサウナとトイレ手洗い器は付いていますが、トイレ自体はタンク付のもので、手洗い器を付けるのであればタンクレス(もしくはロータンク。最近は断水時(非常時)に配慮しロータンクが人気だったりします)にして欲しかったですね。
管理費は445円/㎡。ディスポーザーはないものの、内廊下の小規模物件ということを考えれば違和感のある水準ではありません。このスケールの内廊下でも400円ぐらいに出来ているといいのですが、中には500円レベルになってしまう物件もありますしね…。
駐車場は1台のみで平置になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:東京都台東区浅草3-161-1(地番)
交通:浅草駅徒歩5分(つくばエクスプレス。他は徒歩12~15分)、田原町駅徒歩13分、入谷駅徒歩14分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、31戸(非分譲住戸1戸含む。他事務所・店舗1戸)
先日取り上げた賃貸マンションプライマル浅草言問通(言問通りと千束通りの交差点の北西角地)のところから千束通りを少しだけ北上したポジションになります。つくばエクスプレス浅草駅からの道程の大半はアーケードなので雨の日も快適で、単なる徒歩5分以上の魅力がありますね。
ただ、プライマルも元はサンケイビルが分譲予定だった物件ですし、この物件の1本隣ではリビオレゾン浅草もまもなく分譲開始予定であるなどなんというか”2020”らしい状況なのかなと。
コロナがなければ今頃は東京五輪で外国人観光客が押し寄せ、このあたりは盛りに盛り上がっていたことでしょう。
むろん五輪自体は一時的な効果でしかないのですが、インバウンドにより長期的にもこの界隈は鉄板的な様相があったのも事実で、こういったエリアはそういった影響が強かった分、今回のコロナの一件が今後どのような影響を及ぼすのかはちょっと気になるところです。世界的に海外渡航の指向・トレンドに変化が生じるようだと心配ですね。座席間隔を空けるとなるとチケットも高くなりそうですし…。
さて、立地に関して付け加えると駅徒歩5分はもちろんのこと、プライマルの記事でも書いたように”浅草の中心”にほど近いポジションなのでかなり便利なところです。
小規模な物件ですし、全戸30~40㎡台のプラン構成もフィットしていると思いますね。
設計・施工は合田工務店です。
田原町駅が最寄だったデュオヴェール浅草ウエストもかなりデザインパフォーマンスが良好な物件でしたが、こちらも今どきの垢抜けた設えです。
小規模物件ですのでエントランス周りのゆとりを感じることはないものの、木目調の庇裏及び袖壁がいい雰囲気ですし、格子の門構えやエントランスホール内の左官仕上げなどなどいずれもセンスの良さを感じるものです。
また、内廊下のデザインがありきたりなものではなくデザイン性の高いものになっている点も評価出来る点でしょう。
公式ホームページ

お部屋は42㎡の2LDK、北東角住戸です。東~北東にかけて11階建のサンクタス浅草レジデンスのあるポジションですが、南東方向の視界は中層階以上で抜けてきます。
間取りは40㎡ちょっとの2LDKという狭小感の強いものになります。
読者の方ならばご存知のように、近年は40㎡そこそこの2LDKにお目にかかることは大分増えてきているので驚きはしないものの、やっぱり小さい印象ではありますよね。
3.2畳のベッドルーム2は形がいいですし、入口や収納には引き戸が採用されているのでベッドなどのそれなりの大きさの家具も置けるとは思います。ただ、どちらかと言うとベッドルーム2よりもLDと一体利用しやすいベッドルーム1の方を小さくした方がバランスが良かった気はしますよね。
なお、こういった部屋数重視のプランだと浴室をもっと小さくしたり(1216)、収納を最低限にしたりということも往々にしてあるわけですが、当プランはどちらもしっかりとしておりそういった点は評価出来るでしょう。
洗面所はちと狭いですけど…。
坪単価は349万円。千束通りをもう少し北上した駅徒歩7分のプレサンスジェネ浅草イースト・ウエストの平均坪単価が約340万円といったところで、相場並ではあるでしょう。
ただ、駅徒歩4分のレーベン浅草アヤギヌの2017年頃だと平均坪単価約325万円という水準でしたので、コロナによる不確実性を考えるともう少し目に優しい水準であって欲しかったとは思います。
そもそもこの大きさの2LDKになっている時点で単価は期待しづらいところではありますが…。
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんし、コンパクト中心のため食洗機も付いていません。
ミストサウナとトイレ手洗い器は付いていますが、トイレ自体はタンク付のもので、手洗い器を付けるのであればタンクレス(もしくはロータンク。最近は断水時(非常時)に配慮しロータンクが人気だったりします)にして欲しかったですね。
管理費は445円/㎡。ディスポーザーはないものの、内廊下の小規模物件ということを考えれば違和感のある水準ではありません。このスケールの内廊下でも400円ぐらいに出来ているといいのですが、中には500円レベルになってしまう物件もありますしね…。
駐車場は1台のみで平置になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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