レーベン川口CielRiche【2駅が使える57~66㎡】66㎡5,270万円(坪単価263万円)
レーベン川口Ciel Riche。
所在地:埼玉県川口市本町2-25-1(地番)
交通:川口元郷駅徒歩6分、川口駅徒歩11分
用途地域:商業地域、準工業地域
階建・総戸数:地上14階地下1階建、39戸
駅前再開発エリア隣接地のレーベン川口グランアートに次いでこちらも分譲が開始されました。
岩槻街道と芝川の間で分譲中のブランズ川口本町よりも川口駅寄りに誕生する物件で、川口駅が徒歩11分というまずまずの距離感になると共に川口元郷駅が徒歩6分で使える柔軟性がポイントの1つになるであろうポジションです。
敷地南側が産業道路(本町大通り)に面しており、南面が比較的良好な南向き中心、また、通学区の本町小学校が目と鼻の先にあるなどファミリー向けの立地になるでしょうね。
面積帯は57~66㎡ということで思っていたよりも小ぶりな印象ではありますが、以下で言及するような設計面(敷地)との兼ね合いもあるように思います。
公式ホームページ

お部屋は66㎡の3LDK、南西角住戸です。南側が産業道路となるポジションで、産業道路の向かいは高い建物が少なくなっているので(産業道路沿いは将来的に高い建物が立つ可能性はあるでしょう)、特に南西方向の視界は良好ですね。
昨年60年ぶりに復活したという川口花火大会も望みやすいポジションになるでしょう。
間取りは物件内では最も大きなものではあるのですが、上述のように少々小ぶりな印象ではありますね。
先行する駅前物件レーベン川口グランアートとの価格差を設ける意図もある気がしますが、基本的には”1フロアの面積”が影響した形でしょう。
産業道路沿いの当商業地域は高さ45m制限が設けられており、マンションだと階高的に14階建になるのが一般的です。
つまり、14階建で容積を余すことなく使うことを念頭にすると1フロアの住戸面積はこの186㎡(=66+63+57)以外の選択肢はほぼありません。
186㎡での1フロア2戸は大き過ぎますし、このエリアの駅徒歩11分の地で40㎡台を設けるというのも何か違う気がしますので、50~60㎡台の3戸設計になるのは凄く分かる気がしますよね。
まぁ、「70+62+54㎡」ぐらいの組み合わせの方が良かったような印象もなくはないのですが…。
さて、こちらのプラン、残念に感じるのは小ぶりな面積よりもむしろ居室配置や開口部でしょうか。
上述のように南西方向の視界面に魅力のあるポジションであることを考えるとLDは角位置(二面採光)であって欲しかったですね。小ぶりな面積帯の3LDKゆえに効率性を重視するのはマストで、そのような点からすればLDを角位置にするのは難しいのは分かります。しかし、そうであるならばなおさらLDの南側開口部はしっかりとした幅のあるものとして欲しかったわけで、なぜにこんな貧弱な開口部になってしまったのか非常に疑問が残りますね。
リビングインの洋室2室はいずれも引き戸の開きが中途半端なのでLDと違和感なく一体利用出来る感じではないですし、角住戸ながら玄関前にアルコーブ的な凹みがないのも気になります。
坪単価は263万円。眺望も良好な上層階住戸とは言え結構しますね。川口駅へは徒歩3分の差があるとはいえブランズ川口本町は上層階でも220~230万円といったところですし、2018年に同じ駅徒歩11分のヴィルレ川口が平均坪単価約190万円で分譲されていたことを考えると強めに感じてしまいます。
ヴィルレ川口はこのご時世珍しいほど早期に完売した物件ですのでそこと比べるのは少々酷ではあるのですが、ブランズには90㎡超、ヴィルレには80㎡超のプランがあったわけで、当物件はそのように敷地の影響があるとはいえ面積を絞ったことで高めの単価を追求している側面は少なからずあるでしょうね。
80~90㎡台どころか70㎡台中盤でもこのような単価設定は難しいでしょう。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:埼玉県川口市本町2-25-1(地番)
交通:川口元郷駅徒歩6分、川口駅徒歩11分
用途地域:商業地域、準工業地域
階建・総戸数:地上14階地下1階建、39戸
駅前再開発エリア隣接地のレーベン川口グランアートに次いでこちらも分譲が開始されました。
岩槻街道と芝川の間で分譲中のブランズ川口本町よりも川口駅寄りに誕生する物件で、川口駅が徒歩11分というまずまずの距離感になると共に川口元郷駅が徒歩6分で使える柔軟性がポイントの1つになるであろうポジションです。
敷地南側が産業道路(本町大通り)に面しており、南面が比較的良好な南向き中心、また、通学区の本町小学校が目と鼻の先にあるなどファミリー向けの立地になるでしょうね。
面積帯は57~66㎡ということで思っていたよりも小ぶりな印象ではありますが、以下で言及するような設計面(敷地)との兼ね合いもあるように思います。
公式ホームページ

お部屋は66㎡の3LDK、南西角住戸です。南側が産業道路となるポジションで、産業道路の向かいは高い建物が少なくなっているので(産業道路沿いは将来的に高い建物が立つ可能性はあるでしょう)、特に南西方向の視界は良好ですね。
昨年60年ぶりに復活したという川口花火大会も望みやすいポジションになるでしょう。
間取りは物件内では最も大きなものではあるのですが、上述のように少々小ぶりな印象ではありますね。
先行する駅前物件レーベン川口グランアートとの価格差を設ける意図もある気がしますが、基本的には”1フロアの面積”が影響した形でしょう。
産業道路沿いの当商業地域は高さ45m制限が設けられており、マンションだと階高的に14階建になるのが一般的です。
つまり、14階建で容積を余すことなく使うことを念頭にすると1フロアの住戸面積はこの186㎡(=66+63+57)以外の選択肢はほぼありません。
186㎡での1フロア2戸は大き過ぎますし、このエリアの駅徒歩11分の地で40㎡台を設けるというのも何か違う気がしますので、50~60㎡台の3戸設計になるのは凄く分かる気がしますよね。
まぁ、「70+62+54㎡」ぐらいの組み合わせの方が良かったような印象もなくはないのですが…。
さて、こちらのプラン、残念に感じるのは小ぶりな面積よりもむしろ居室配置や開口部でしょうか。
上述のように南西方向の視界面に魅力のあるポジションであることを考えるとLDは角位置(二面採光)であって欲しかったですね。小ぶりな面積帯の3LDKゆえに効率性を重視するのはマストで、そのような点からすればLDを角位置にするのは難しいのは分かります。しかし、そうであるならばなおさらLDの南側開口部はしっかりとした幅のあるものとして欲しかったわけで、なぜにこんな貧弱な開口部になってしまったのか非常に疑問が残りますね。
リビングインの洋室2室はいずれも引き戸の開きが中途半端なのでLDと違和感なく一体利用出来る感じではないですし、角住戸ながら玄関前にアルコーブ的な凹みがないのも気になります。
坪単価は263万円。眺望も良好な上層階住戸とは言え結構しますね。川口駅へは徒歩3分の差があるとはいえブランズ川口本町は上層階でも220~230万円といったところですし、2018年に同じ駅徒歩11分のヴィルレ川口が平均坪単価約190万円で分譲されていたことを考えると強めに感じてしまいます。
ヴィルレ川口はこのご時世珍しいほど早期に完売した物件ですのでそこと比べるのは少々酷ではあるのですが、ブランズには90㎡超、ヴィルレには80㎡超のプランがあったわけで、当物件はそのように敷地の影響があるとはいえ面積を絞ったことで高めの単価を追求している側面は少なからずあるでしょうね。
80~90㎡台どころか70㎡台中盤でもこのような単価設定は難しいでしょう。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。