ガーラレジデンス府中宮西町【徒歩10分内で3駅3路線】5階61㎡4,900万円(坪単価266万円)

ガーラレジデンス府中宮西町。

所在地:東京都府中市宮西町5-10-1(地番)
交通:府中本町駅徒歩8分、分倍河原駅徒歩8分、府中駅徒歩9分
用途地域:商業地域、近隣商業地域
階建・総戸数:14階建、52戸

宮西町の中でも南西に位置したポジションで、旧甲州街道沿いではあるものの、南側すぐのところには第一種中高層住居専用地域が広がっており、駅からほどよく離れたなりの落ち着きが出てくるエリアになります。

そのような低層の住居系エリアであることや、近隣にはお寺がたくさんあることなども影響してかあまり分譲マンションが存在していないエリアでもありますね。

とりわけ近い駅はないものの、3駅3路線が徒歩10分圏内で使えるのはなかなか便利ですし、府中駅前を中心とした利便性と環境面とのバランスは上々と感じます。

なお、通学区の府中第三小学校は徒歩7分の距離感になりますね。

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2020-7-23_14-19-31_No-00.png
お部屋は61㎡の3LDK、北東角住戸です。北は片側一車線ながら旧甲州街道ですので、交通量はそれなりです。また、東側は隣の隣が9階建のマンションになるので、視界面・日照面もあまり芳しいものとは言えないですね。

間取りは、フロア内で唯一の南向きになる南東角住戸と全く同じ面積になっており、角住戸らしく一応物件内では最も大きなものになるのですが、それでも61㎡とはなかなかに小ぶりです。

このご時世ですので驚きこそないものの、エリア・駅距離的に言えばかなり消極的な印象になるでしょう。
敷地形状的に南向き住戸率が低く(全戸東向きの設計)、前建の影響もあり全体的に日照が芳しくない住戸が少なくないことが影響してのものでもあるのでしょうが…。

この面積の角住戸なりに廊下は直線上で無駄がないですし、LDKで13.7畳確保するなど3LDKとして大きな違和感はないものの、柱の食い込みが影響し居室形状はあまり良いものとは言えないのは気になる材料です。特に洋室2の居室形状もどうかと…。柱が食い込んでいるわけではないのに…。

坪単価は266万円。南東角の上層階(日照・視界共に良好)は坪単価約300万円という水準で、旧甲州街道沿いで日照も芳しくないポジションなりに物件内では単価が抑えられています。

物件全体で言うと、直近の府中駅徒歩6分のリビオ府中寿町(平均坪単価約300万円)に比べると駅距離・立地条件等で劣る分、やや控えめな水準になるようですね。

ただ、2016年に宮西町3丁目で分譲されたウィルローズ府中宮西町の平均坪単価約250万円に比べると1割以上は上昇した水準ですし、特にこういった日照・視界面で難のあるお部屋はもう少し価格で勝負して欲しかった印象ではあります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment