プレシス市川行徳ブライトテラス【敷地形状を活かした豊かなアプローチ】1階63㎡3,980万円(坪単価209万円)

続けて、プレシス市川行徳ブライトテラス。

設計はフィールド・デザイン・アーキテクツ、施工は新日本建設です。
販売時期が被るエクセレントシティ行徳駅前の新日本建設をゼネコンに起用しているのが興味深い点の1つです。

一建設(売主)×新日本建設(施工)はあまり覚えがなく、新日本建設のホームとも言える当エリアだからこその起用かとも思ったのですが、現在分譲中のプレシス朝霞も同様ですし、今後はこの組み合わせが増えていくのかもしれませんね。

プレシスはどちらかと言うとあまり名の通っていないゼネコンを使うことが多いので、新日本建設の起用が多くなると結構イメージが変わってきます。

建物デザインに関してはとりわけ強調出来る感じではありませんが、バルコニー手摺に複数パターン設けたことで動きがありますし、ランドプランにおいては敷地形状を活かした奥行あるエントランスアプローチはやはり魅力の1つでしょう。

南北の両面接道なので無理なく歩車分離が実現出来ていますし、並木が施され歩行者専用となった南側のエントランスアプローチはなかなかに心地よいものになりそうです。

敷地に比較的ゆとりを感じることの出来る物件ながら駐輪場が62台(ファミリータイプ中心の物件では戸あたり2台分あるのが一般的)しかないのはかなり疑問ではありますが…。

前回のプレシス市川行徳ブライトテラス

公式ホームページ
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お部屋は63㎡の3LDK、西向き中住戸です。南西向きと迷ったぐらい(ホームページには南西向きと書かれています)の角度で、前建はやはり戸建になるので1階住戸でも日照時間はわりと長いでしょう。

間取りは50㎡台半ばの3LDKになることもあるプレシスシリーズでは”それなり”な大きさです。
LD単体でも10畳確保出来ていると思いますし、奥行あるテラス+専用庭に面しているので専有面積以上の空間的な広がりと使い勝手も期待出来るでしょう。

収納も違和感のないレベルですし、63㎡なりに上手く纏まっている印象になります。

坪単価は209万円。南西向きと言ってもおかしくない角度ですし、先ほどのプランとは異なり違和感のない水準でしょう。

けして安くはありませんが、ギリギリでも3LDKで3,000万円台というのは意味のあることと思いますし、狭小3LDKを十八番とするプレシスならではのバランスを感じることができます。

設備仕様面においては、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様はなくて当然の価格帯・スケールです。
ただ、食洗機とトイレ手洗いカウンターが付いており、浴室照明もLEDダウンライトなので価格帯からすれば上々と言えるでしょう。

管理費は176円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケールからすればリーズナブルな方でしょうか。

駐車場は全18台で内訳は平置が5台、機械式が13台になります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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