リビオレゾンサーズデイ調布【毎日が木曜日】5階45㎡4,698万円(坪単価345万円)

リビオレゾンサーズデイ調布。

所在地:東京都調布市調布ヶ丘1-35-1(地番)
交通:調布駅徒歩6分
用途地域:第一種中高層住居専用地域、近隣商業地域
階建・総戸数:7階建、50戸

窓の外に広がるケヤキ並木。
~エントランスで迎えるたくさんの植物たち。
~1人でいても、温もりを感じる。
~月曜日も、火曜日も、水曜日も、金曜日も、土曜日も、日曜日も、毎日が、木々と暮らすTHURSDAYになる。
(※ホームページより一部省略し抜粋)

「THURSDAY=木々と暮らす」ってことみたいでなんとなくお洒落なんだけど、なんとなく薄っぺらい気もしなくもない、モヤモヤする物件です(笑)。木々と暮らすのはいいけど毎日が木曜日だったらやっぱり嫌ですね。
あ、でも憂鬱なことの多い月曜日が木曜日だったら嬉しいですし、何事も考え方次第ではありますよねぇ…。

立地は調布駅からは甲州街道を越えた上での甲州街道沿いになります。
年初から分譲中のブランズシティ調布の手前という感じですね。

駅徒歩7分のブランズシティ調布は甲州街道から奥に入った落ち着きのあるポジションということもありほぼファミリータイプの構成でしたが、こちらは30㎡台中心、角住戸や上層階に40~60㎡台という感じできれいに棲み分けを図った形になりますね。
南向き住戸は甲州街道向きになりますし、駅徒歩6分ということを考えても無難なところではあるのでしょう。
ちなみに、最大69㎡まではありますが、メゾネットな2LDKですのでいわゆる子育て世代向けのファミリープランという感じではありません。

公式ホームページ
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お部屋は45㎡の2LDK、南西角住戸です。南に雄大な甲州街道沿いのケヤキ並木を望むポジションで、緑の深い夏場は視界的に甲州街道をシャットアウトしてくれるほどの立派な木々なので毎日が木曜日気分でいられることでしょう。

お部屋は40㎡台中盤の2LDKということで都心ならまだしも調布エリアではかなり珍しい狭小2LDKになります。

玄関廊下は限界までコンパクトとし、効率性を追求しているとは言えLDKで10.3畳しかないですし、少々やり過ぎな印象ではあるでしょうか。

洋室の引き戸を開くことで広々1LDKとして使えるような扉及び位置関係でもないですし、売りやすくすることを心掛けるあまり少々コンパクトにし過ぎた印象ではありますね。

まぁ、48~52㎡ぐらいの水準はもう少しで住宅ローン控除の適用(登記面積で50㎡以上なので壁芯面積だとおおよそ53㎡ぐらい必要)を受けられるという中途半端な面積帯とも言えるわけでどうせならば思い切ってもっと小さくしちゃおう!ってことなのだと思いますが、このエリアにこのプランはどうでしょうか。

収納も少なめ、また、共用廊下幅が狭く、かつ、玄関前にアルコーブがないため玄関を出るとモロに共用廊下のド真ん中というあたりも気になります…。

坪単価は345万円。30㎡台の同階南向き1LDKに比べると幾らか単価が抑えられてはいるものの、こちらも2LDKとしては十分過ぎるほど面積を絞っているためか立派な単価帯です。

ただ、上述のようにブランズシティとは面積帯がほぼ被らず、ブランズシティはほぼファミリータイプゆえの平均坪単価約305万円なので大きな違和感はないでしょう。
その後コロナ禍になりさらに市況は悪化しましたし、甲州街道沿いとは言えどもやはりこのエリアのメインがファミリータイプであることを考えると、イレギュラー的な存在なりにもう少し目に優しい水準が望ましい気はしますけども…。

ちなみに、土地柄当物件と似たような属性の物件は近隣には見当たらず、比較対象としてお誂え向きな物件はありません(いわゆるワンルームマンションはボチボチありますが、20㎡台とはまた単価帯が異なるものです)。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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