サンクレイドル立川幸町【やっぱり「立飛」次第なのでしょう】6階70㎡4,598万円(坪単価217万円)

サンクレイドル立川幸町。

所在地:東京都立川市幸町1-31-23(地番)
交通:泉体育館駅徒歩5分、立飛駅徒歩12分
用途地域:第一種住居地域
階建・総戸数:6階建、35戸

立飛駅よりも砂川七番駅の方が近いにもかかわらずその表記がホームページ等の物件概要になされていないのですが、"そこに全てが表現されている"といっても過言ではないでしょう。

やっぱりららぽーと立川立飛が日常使い出来るのは嬉しいですし(向かいのタチヒビーチ("タヒチ"じゃないよ)は行ってみたいと思ってましたが、まだ行ったことないです…)、話題の立飛ホールディングスによるグリーンスプリングス(立飛駅からは結構距離があります)が昭和記念公園の東側に最近オープンしたことで”立飛”の知名度はさらに上がりましたよね。

昭和記念公園やグリーンスプリングスへは徒歩30分弱の距離感があるので自転車やモノレールを使うことになるかと思いますが、もともと非常に魅力的な公園であった昭和記念公園に隣接してグリーンスプリングスが出来たことでさらに魅力が高まり、このぐらいの距離感であってもプラスに感じる(付加価値を感じる)ことが出来るのではないでしょうか。

なお、通学区の第八小学校は徒歩7分、また、いなげやが徒歩3分ということで子育て世代にとっての日常的な利便性も高いレベルにあると思います。

設計は建正設計、施工は多田建設で、どちらもサンクレイドルシリーズでの実績があります。

デザインに関してはアーネストワン自体がそれほどデザインに力を入れるデベロッパーではないですし、価格帯・スケールからしても一般的なものという印象です。
ただ、植栽も施されたエントランスアプローチはゆとりを感じることが出来ますね。

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、北西角住戸です。日照は西日が中心ではあるものの、現状は北も西も畑となった長閑な感じで視界面は良好です。

間取りは南西角の76㎡の4LDKに次ぐ大きさのもので、物件内で最も大きな3LDKになります。

ファミリータイプ角住戸にしては小ぶりな方ではあるものの、玄関廊下を限界までコンパクトにしたことで居室畳数や収納面の豊かさを感じるタイプになっており、居室の独立性(ノンリビングインなど)よりも空間的な広がりを重視したい方にとっては悪くないものと言えるでしょう。

平均的なプランよりも主開口部のある西面がワイドスパンになっており、LDの開口部にサッシ4枚分確保できているのも1つのポイントになるでしょうね。

坪単価は217万円。先行するプレシス立川レジデンス(高松駅徒歩12分、立飛駅徒歩15分、立川駅徒歩17分)の平均坪単価約210万円に近似した水準で、ららぽーとや立川駅までの距離では負けるものの、最寄駅が徒歩5分となっているあたりを勘案すると違和感はないのかなと。

予定価格の段階ですが、低層階中住戸では坪単価180万円ほどからの設定になるようです。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーがないのは当然ですが、トイレ手洗いカウンターどころか床暖房もないのはちょっと残念です。

管理費は216円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、小ぶりなスケールを考えれば悪くない水準でしょう。

駐車場は全17台で身障者用を含む5台が平置、残りの12台が機械式になります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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